kurasiの栞*

暮らしの中で、幸せ気分になるモノや感じたことを伝えたいと思います 

アシュリーへ

2009-05-05 02:34:14 | その他



4月21日、アシュリーちゃんが天国へ旅立ちました。

彼女を知ったのは、2003年第1回放送 サイエンスミステリーというテレビ番組でした。
そこで初めてプロジェリアという難病の存在を知り、
通常の10倍近いスピードで老化していくものだと知りました。
アシュリーの肉体年令は約100歳になっていました。

私は何もしてあげることが出来ませんでしたが、
数回に渡って放送された番組を通じてアシュリーをずっと応援していました。

自分の短い命と向かい合いながら、
毎日毎日を大切に、
小さな喜びを見つけ、
欲を持たず、
弱音を吐かず、
人を大切にし、
前向きに生きる姿。

『わたしがプロジェリアだということには、ちゃんとした理由があるの。
 神様が与えてくれたものだから、素敵なことなのよ。
 だからわたしは大丈夫。
 死ぬのは悲しいことだけれど、必ず訪れるものだと思うの』

アシュリーの言葉です。

彼女が発するメッセージ性の強い言葉に
子供と思えない程の力強さを感じていました。
大人の私よりもずっとずっと大人でしたね。



そして何よりも明るくてキュートな笑顔が大好きでした。

アシュリーの価値観を多くの人が共有できたなら
世の中はもっと平和になることでしょう。

お年頃になったアシュリーは
お洒落もしたし、
恋もして絆を深め、
アルバイトも頑張りましたね。


短い命と理解してはいたものの、アシュリーはきっと長生きすると思っていました。
亡くなってしまうと考えるのが恐かった。

でも、何事も始まりがあれば終わりがあるのですね、
心臓に限界がきていたアシュリーは18歳になる1ヶ月前に、
天国へ召されました。

高校の卒業式までもうすぐでした。

もう、、
空の青さも


花の美しさも、


家族の笑顔も見ることができないのですね。

この写真をアシュリーへ送ります。

訃報を聞いた時、本当にショックでした。

おととい緊急特番がありましたが、わたしは残念ながら不在で見る事ができませんでした。
もう一度アシュリーの姿を見たいです。

今日ネットで見ましたが、
卒業式に着る予定だったドレスを着て棺に納められたとのことです。
涙が止まりませんでした。。
皆と笑顔で卒業したかったよね。


親から受け取った命のバトンと愛情をしっかり受け止めて、
精一杯頑張りましたね、アシュリー。


アシュリーのバトンは、、
応援していた世界中の皆が受け止めています。


アシュリー、ありがとう。
安らかにお眠りください。




2004年3月 第2回放送
2004年12月 第3回放送
2006年2月 第4回放送
2007年2月 第5回放送
2008年2月 第6回放送





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうだね... (sakura)
2009-05-08 23:11:09
atsuちゃん。

アシュリーちゃんの訃報、わたしも朝会社に行く前にテレビで知り本当にショックでしばらく放心状態でした。

ここ最近、仕事上ブルーなことばかりで自暴自棄気味になっていたわたしは本当に情けない人間だと思い知らされました。
というか「もっと前向きにならなきゃ」ってアシュリーちゃんに肩を叩かれたのかも知れないね。



今日上司からの言葉で、孫達には「“カッコつけて生きる”のではなくて“カッコよく生きなさい”」と常日頃から教えているのだという話がありました。

今こうして振り返るとアシュリーちゃんは素晴らしくカッコよく生きていたよね!

この場を借りて、わたしからもありがとうを言わせてください。

そしてatsuちゃんにも、とっても良い記事をありがとう!

寂しいね... (sakuraさんへ)
2009-05-12 22:11:58
sakuraさん、コメントありがとう。

情けなくなんかないよ、
一生懸命取り組んでいるんだから。でもそういう時にアシュリーちゃんの前向きな姿を思い出せば
私も頑張ろう!って思うよね

アシュリーちゃんの生き方はカッコイイ。
限られた中で何が出来るかきちんと考えて
こんなに沢山の人々を勇気付けられるなんて。
自分が同じ難病だったらこんなことが言えるのかな。
言えないかも。。

アシュリーちゃんが見せる笑顔は、
すごくキラキラしていて、顔を見ていると
彼女の言いたいことがわかる位に物語っていたよ。
だから彼女の笑顔は忘れることができません。

私も何度もアシュリーちゃんにお礼を言いたいな。
ありがとう。本当に本当にありがとう。

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