この記事には後日談があります。2013年10月10日かりおかここに記すφ(._.)カキカキ
簡単なシュミットトリガ回路の実験 ←クリック
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以前、MP3プレーヤーを電源ONとともに自動再生させるため、リレーを3つ使ったスイッチング回路で実現しました。
しかし、リレーを3つも使うなんて、コストがかかり過ぎです。
しかも、スイッチとスイッチの間の時間を稼ぐためだけに1つのリレーを使っていましたからねぇ。 ┐(゜~゜)┌
「もっと良い方法があるハズだ。なんか、そんな気がする。」(-"_-)ゞ
というわけで、改めてスイッチ操作をする回路を考えてみることにしました。
使用したMP3プレーヤーは、スイッチを長押しすると電源が入り、次に同じスイッチを短押しすると再生されます。すなわち、
①長くON-OFF
②ちょっ間をあけた後、短くON-OFF
ということになります。
(1)長くON-OFFをさせる。
上記左の回路です。
電源を入れると同時にリレーがONとなり、一定時間後に自動的にOFFになります。
(2)ちょっと間をあけた後、短くON-OFFさせる。
上記右側の回路です。
電源を入れてもすぐにはリレーはONになりません。一定時間後にONとなり、その後一定時間で自動的にOFFになります。
2つを組み合わせて構成したのがこの回路です。
コンデンサには、放電用の抵抗も付けました。
基盤を製作し実験してみましたので、動きを見てやってください。リレーの動作がわかるように、LEDを光らせています(映像右下の方)。
</object>
YouTube: MP3プレーヤーのスイッチング実験
電源を入れると、リレーがMP3プレーヤーのスイッチ操作を行い、自動的に再生が開始されました。
今回の回路では、リレーが2つ減り、増えたのは抵抗5本だけです。なんてすばらしいんでしょうっ(←自分で言う)
しかしね~この回路、なかなか微妙な構成のようで、問題は上記(2)の回路です。
タイマー時間を決める抵抗とコンデンサの組み合わせを変えると、動かなかったり、リレーが2回以上ON-OFFしてしまったりしました。
ブレッドボードでは動くのに、基盤にしたらうまく動かずというやっかいなトラブルが発生し、原因の分析に随分苦労しましたぁ。。。
コンデンサをあまりゆっくりと充電させると、リレーを動作させることができず、早すぎると不安定な動きになるようです。
これを解決するため、シュミットトリガ使った回路構成を試したところ、それなりに安定した動きが得られました。
しかし、部品が増えて設計が面倒になっちゃうとなんだかねぇ(-。-;)
今回は、基盤ユニットを製作してからトラブルが発生したので、パーツを取り替えたり配置を変えてみたり、大変なことになりましたが、またいろいろと新たな知識とノウハウが得られました。一応、動作するものをブログに載せられたので、結果オーライとしておきたいと思います。
疲れたぁ~(*¨) ....ボー