ケープタウン!南アフリカ!青く透き通る空、きらめく緑の海!質問歓迎 koji_n_2003(at)yahoo.com

ライフ、旅、ランニング、語学 www.skyroadafrica.com, www.horizoncatcher.com

南アフリカ国境、コレラ警戒態勢

2008-12-11 19:43:09 | News
11日、北リンポポ(Northern Limpopo)州自治体の発表によると、Vhembe全地区がコレラ危険地帯と指定されるべきとしている。ジンバブエ国境の町Beitbiridgeはコレラに襲われており、Vhembe地区のMusinaと接している。

Vhembeは現在何とかコントロールされているが、完全に対策が行われるよう緊急事態宣言によって政府の支援が迅速に行われることを求めている。

Barbara Hogan厚生大臣は10日、視察のため現地を訪れている。

Musinaは、ジンバブエの人権迫害から逃れるため多くの人々が違法に南アフリカに入国する入り口と化している。現在までに16141人のコレラ感染、775人の死亡が報告されているが、実際の数はこれをはるかに上回ると見られている。

リンポポですでに8人がコレラに感染、死亡しており、そのうち2人は南アフリカ人で、664人が治療を受けている。

支援団体はジンバブエのコレラ危機が近隣諸国に広がることを警告しており、リンポポ川水源は陽性という結果を出している。


赤がコレラ感染地域。写真はBBCから。

独裁者Robert Mugabeと野党代表Morgan Tsvangiraiとの間での権力分担が3ヶ月前に調印されたが、Mugabeは全く、警察、武力の分担に全く聞く耳を持たず、さらにコレラ蔓延は明らかなのに、ジンバブエに何の危機も起きていないと述べていた。現在、Mugabeに辞任するよう国際的に圧力がかかっているが、同氏はコレラ危機を利用して、西側はジンバブエを征服しようとしているなどとほざいている。

アフリカ諸国リーダーらは今だ、権力分担を望んでいるようである。ケニアとボツワナはMugabeを名指しで辞任するよう求めている数少ないアフリカの国である。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿