デビルズピーク

マギー(Maggie)とデビルズピーク(Devil's Peak)へ。前の日にロングビーチで乗馬を3年ぶりにしたため全身筋肉痛といっていた。



僕はボランティアで体の不自由な子供のための乗馬学校でボランティアしていたので馬は引きまくったが乗ったことは一度もない。でも、乗馬が心身ともに健康にいいのはよくわかる。馬は優雅で美しく、触れ合うことで精神的つながりが感じられると同時に乗馬によって全身の筋肉、バランスが養われる。日替わりで子供たちは違ったが、週一回耳の不自由が子供の学校から団体が来ていた。手話を習い始めたのもそれが、彼らと少しでもコミュニケーションを図ろうとしたのが原因だ。

 マギーはなまった体を改善すべく定期的にハイキングすると気合がはいっている。デビルズピークは一度しか登ったことはないがすごく楽しい道で変化に富む。頂点と頂点へと渡る尾根はほとんど橋状態で、インディジョーンズ並みで、小道が崖のすぐ脇を通るところは足を踏み外せばまっさかさま。

人と話ながらの山のぼりはいい。テーブルを挟んでビールを飲みながら話すのも悪くはないが歩きながら脳が刺激されるためより建設的に話せるし、花はきれいだし、空はいつもより青く、緑はいつもより緑に色づき、鳥が空を飛び交うのみて、まるで初めて鳥を見たかのごとく飛べることに驚愕する。眼下に見える街から聞こえる街音は遠方に聞こえる。これらが自己と環境をコントラストすることを手伝い物事の優先順位が見えほっとする。


マギー今回はここまで


かよわきマギーは崖が急になったところで今回はここまでということになった。体力消耗ではなくちょっと崖が急すぎでもうちょっと練習が必要とのこと。不安なときは無理しないほうがいい。滑って膝強打となりかねない。途中、他の登山客ともすれ違い中にはガスでパスタを頂上で作ると鍋カタカタ言わせながら登っていた。



半分ほど来たところで引き返し水平に続く小道を発見したのでそれを選んだ。山の3分の1ほどにあり水平に続くその小道は花が咲きとてもきれいだった。ぐるっと山を回りテーブルマウンテンのケーブルカー駅まで続く。こういう風に小道がたくさんあるため新たな道を通るのはどこへその道のり景色、どこへ続くやらと思いとても楽しいものである。 デビルズピークはライオンズヘッドに比べるとずっとしんどいが、その価値あり。