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コミュニケーション学 -サウナ-

2009-10-02 18:26:22 | ケープタウン
ある空間を他の人とある時間シェアする環境では自然と会話が始まるのはよくあることだし、飛行機や長距離バスなどいい例である。それに、他人と話す場合は相手が自分のことを知らないし、期待、自分が思う相手の自分に対する思い、相手が自分をどう思うかなどの心配(この種の自意識は全く非生産的だが、それに関しては別の機会に)も少なく、もう会うこともないだろうという気持ちからか気軽に正直になりやすい。

ジムのサウナも例外ではない(まあ、ジムの輩はよくみる面子ではあるが)。あの狭い空間を数人が共有し、5分10分過ごすので会話が始まることはよくある。ただひとつだけ普段と違うのは皆素っ裸ということである。なにやら奇妙な気が最初はしたが慣れれば無駄口をたたくいい場所である。特に、これは僕の推理だが銭湯などがある日本は裸同士の付き合いに割となれているのではないだろうか。なるべく社交術も磨くべく会話に語るがラグビーなどの話になると全くついていけない。

たまに、誰かと2人きりになりどうも彼の性の領域が自分のと異なると感じるときは勘違いがないたうにすべきであるが、そんな些細なことで`引くのはゲイフレンドリーのケープタウン的ではないので、自分にはその意思は毛頭ないことを遠まわしに、しかしはっきりと示すながらもおしゃべりは継続する。

前にちょっと会話した後、名前を聞かれた。その次の日、フェイスブックで即効友達依頼がきたので、知らない友達は全く必要ないので僕はよく却下するのだが、ジムでまた会うだろうととりあえずOkした。すると、次から次へと質問が来て、結婚しているかなどと聞かれ、もう限界と無視。まあ、それから何もなしなので一件落着。

また、つい最近、サウナから出た後、呼び止められ、彼曰く

「君は締まったいい体をしているね。でも、ひとつだけ助言させてくれ。もっと、ヒップ・エクササイズをしなさい。お尻のはりがたりない。」

といいながら、どの機械を使ってすべきが教えてくれた。僕は、あんた俺のケツ見てたんかい、大きなお世話だろと頭突きしそうになったが、「サンキュー、そのトレーニング試してみるよ。」と何とか言ってのけた。人間としてちょっと成長した気がした。が、気のせいだろう。

いろんな輩、文化のケープタウンだからこそ僕も含めいろんな人が暮らせる場所であり、ケープタウンを魅力的にするのだろう。


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