政府、交通機関問題に取り組む

政府は週末、ワールドカップ成功の不安材料となっている交通機関問題に取り組むことを約束した。コンフィデレーションカップの試合後、スタジアムから帰るファンの交通手段が不足したことを取り上げ、FIFAは交通機関問題を最も懸念している。FIFAはさらに宿泊施設不足、治安問題も課題であると強調した。労働者階級の主要な足となっているミニバス運転手がワールドカップ用の新たなバスサービスに反対して道路を封鎖、炎をあげる、バスに投石、さらには銃で脅すなどした。

Sibusiso Ndebele交通大臣は国会で、衝突が差し迫っており、ミニバス業界へバス、鉄道サービスと協力するように呼びかえると述べた。

バスサービスとは別に南アフリカは向こう3年間で250億ランドを投資して鉄道サービスのアップグレードを計画している。また、ワールドカップに向け主要空港は200億ランドをかけてアップグレードしている。南アフリカ航空は年間320万人の乗客を扱っているが2010年には430万人に増加するとみられている。