罰金

また、やられた。まったく覚えていない。場所と日付から見ると、スカイダイビングから戻ってきている時にちがいない。たまに、まったく通ったことのない道路を探検心で通る。おー、ここにでるのか！と発見するのは面白い。

60キロのところを74キロで200ランド(2千500円ほど)の罰金。これはどうしようもない。カメラがあることを知っていないと絶対やられる場所があるが、これもそのひとつだろう。

こういうものはとっとと清算したいので早速、警察署へ。前回、その場で慈悲を考慮してくれることを知ったので早速頼むことにした。僕の前に並んでいた女性が窓口で聞くと、3階へ行きなさいと。一緒に3階へ。彼女は免許書不携帯で500ランドの罰金。不携帯はそんなに高いのかと驚いた。


裁判所。判決を待つ。

3階には小さな裁判所があり、中には気難しそうなオヤジが座っている。彼のその日の気分次第で僕らの罰金は左右されるんだなと感じた。まず、彼女が先に入って、緊張した面持ちで男と話す。ほんの30秒ほどのやり取りで終わり、出てきた時はにんまり顔でガッツポーズ。何と罰金はキャンセルされゼロ。


200ランド

僕の番、ケープタウンに来てどれくらいなんだとかたあいもない会話をして、半額の100ランド。それ以上は期待していなかったし、十分である。前の彼女の場合は、不携帯で500ランドはちょっと高い気がするし、たしか違反ではあるが、運転が悪かったわけではないし、また男性も機嫌よかったのだろう。
がさつというべきか、柔軟性があるというべきか。何はともあれ節約できるのであればありがたい。


100ランド減！

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