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Mr. Barack Obama

2009-01-21 17:18:10 | News
労働後、今まさにアメリカ合衆国大統領バラックオバマの就任演説を生で聴きたくて早く帰った。ジムに行ってBBCで見ようかと思ったけど、ラジオのほうが想像力かきたてられるだろうし、ジムだと気が散ると家に戻った。

ラジオにあんなに耳を傾けたのは初めてだ。戦時中の戦況をラジオのチューナーをいじくりながら聞くかのごとく、アナログのラジオと格闘しながら真剣に聞いた。そのカリスマ性はジョン・F・ケネディと比較されている。南アフリカではネルソン・マンデラ氏と(年も何も随分違うけど)。

男女、人種、宗教平等でありながら白人支配社会であることを否定できないアメリカで黒人の大統領が輩出されたことに、アメリカのロックンロール魂を見ずにはいられない。アメリカがアメリカである由縁と感じる。多くの若い世代に支持され“Change”という言葉がしきりに使われているように、軸がシフトするかのようだ。

彼の政策を知ったかぶりすることすらできないけど、ラジオから聞こえてくるリンカーン広場に駆けつけた何万という人の歓声の中に夢と希望を感じた。涙を流している人の顔が見える気がした。前大統領があまりに冴えなかったために彼に対する期待は図り知れず、大きすぎるほどだ。(前大統領は数日前のさよなら演説で、彼の任期中落胆も多く、他に手があれば違う方法も取っていただろうが、彼のとった政策に何の後悔もないと言ってのけた。潔しというべきか。)

アメリカが世界をリードなどとは思わないけど、成熟した社会であることは疑う余地ないしアメリカの影響力はすべての面に及ぶ。大統領の就任演説、力強い声、歓声を聞いて小さなことが本当にどうでもよく思え、自分の信ずることをするべきだと感じた。


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