キャスタ・ソメニア選手

キャスタ・ソメニアの性別検査結果がThe Sydney Daily Telegraphより流れ出た。同紙は情報源を明確にしていないが、記事によるとキャスタは両性で卵巣と子宮が不足し内部に男性睾丸を持つため、平均女性の3倍のテストステロンを生産している。これにより先日女子800メートルで獲得した金メダル剥奪の可能性も浮上し、さらに性別検査を行った団体は、両性であることが健康に危険を及ぼすかもしれないとソメニア選手に手術を提案する可能性もあるようである。

また、判断が難しい状況で、男性を相手に競技するにはあまりに女性的であり、女性を相手に競技するには力強すぎるかもしれなく、どちらにもいけない立場になりかねない。ブリティッシュコロンビア大学、人間運動学教授曰く、テストステロンのレベルは女性個人によって違うのでどこに線を引くが非常に難しい。

キャスタの母親は「話したくもないし、何も聞きたくない。一体どうしろというのか！娘は性転換しなくてはいけないのか！」
と怒りを隠せない。
また、父親は「連盟がどんな結果を出そうと関係ない。時間の無駄だ。娘が男になるわけではない。神によって授かった体だ。」

陸連からの正式発表はまだ出ていない。団体はソメニア選手と直接話すことを望んでいるようである。

同選手はまだかよわき18歳であり南アフリカは非常にセンシティブな問題で扱いのずさんさに怒り心頭！