学生生活

僕にとって南アフリカが始めての海外である。こっちに来て3ヶ月ぐらい語学学校に通いその後、Collegeに2年通った。それぞれ、1年ずつのコースで、1年目がビジネスと簡単なコンピュータで2年目が少し進んで、ネットワークの構築など、エンジニア的コースを取った。語学学校にはカレッジに入ってからも4ヶ月ほど掛け持ちしていきました。僕の取ったコースはクラス20ぐらいで、人種、宗教とも様々だった。

授業料はその頃で10000ランドぐらいだった。コースは様々あり、1年のコースから3年のコース、ビジネス、グラフィック、プログラム、バンキングなどなどだ。

和気藹々と生徒と先生の関係もフレンドリーで、友達のように話せ、授業中の姿勢など気にする必要もなく、名前で呼び合いとても気楽だった。もちろん、あまり調子に乗ると怒られるが。日本では高校、大学と剣道をしており、先輩後輩、監督は厳しく、練習はもっと厳しかったが、それでも大切なことだと思ってやっていた。　が、今は時代遅れだなと感じる。もちろん、礼儀を重んじるのは大切だけど、必要以上に体育会系なのは、もうはやらない。決して、流行でやっていたわけではないが、今はそういった気持ちだ。でも、ためにはなったと感じることはある。

別に、ビジネス、コンピュータに興味があったわけではない。カレッジに行きたかったのと、学生であることが滞在を伸ばせる一番簡単な方法で、かつ、コンピュータを学んでためにならないはずないからだ。が、授業は何を言っているやらさっぱり分からず、授業を録音するなど気合だけは入っていたが、家で聞いたためしなし。コンピュータの科目は全てパスしたが、ビジネスは5つのうち2つしか受からず、1年目はディプロマが貰えていない。2年目に再履修を考えたが、その年のコースが忙しくあきらめた。とにかく、ビジネスの質問答えるにも書けないし、質問の意味が分かっていたかも疑問である。

まあ、楽しく過ごしたので、よしとする。UCT(University of Cape Town)があるが、眺めもよく、校舎はアメリカのIvyを彷彿させる。ああいったところだと勉強のしがいもあるだろうな。http://www.uct.ac.za/gallery/?id=3