Jacob Zuma

今日、裁判所の判決によってANC(アフリカ民族会議)代表のJacob Zumaへの起訴が却下された。理由として、告訴側が起訴前に同氏へと協議していないので法的効力がないと述べている。裁判官はこれが同氏の有罪か否かとは一切関係ないと強調している。

しかし、これによって同氏の次期大統領への道は補強された。

Jacob Zumaはアパルトヘイト廃止後、ドイツ、イタリア、スウェーデン、イギリス、南アフリカの会社と契約し300億ランドが投資された軍隊強化取引の中で、横領、着服、その他10数の罪の疑いで告訴されていた。

2005年、Jacob Zumaの会計相談役はこの取引による賄賂で有罪判決を受け、15年の懲役である。その後、現大統領のThabo Mbekiに副大統領の座を首にされている。が、数ヶ月前に行われたANC代表選挙でMbekiを破り代表となっている。

また同氏は、強姦の疑いで起訴されていたが2006年4月に無罪放免になっている。問題の女性はHIV感染者であったが、後に同氏は性行為の後にシャワーを浴びたから大丈夫と発言して大きな非難を浴び、あきれられている。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7612233.stm



ANC代表は時期大統領というのは絶対ゆるぎない。でも、同文化、部族間ではJacob Zumaの人気は圧倒的で、狂信的に支援している。僕の回りそうだが、あのシャワー発言だけでうんざりしており、しかも時期大統領かと諦めとともに嘆いている。