Catch of the day

food planner cacoの日々もぎたてスピリッツ・・・

タイムトラベル

2011-03-30 23:16:44 | 
とにかくその時代はとても人でいっぱい、満員御礼でした。


夕暮れになると

どこからかパープ~♪って・・・お豆腐屋さん。

大きな車輪が回ると錆びた音のする自転車、ベルの音♪

その後ろから誰か産気づいたのかお産婆さんが息をあげて走る。


なんか人の熱気で暑いよ。 


路地に入ると

台所であろう小さな窓には

ヒビ割れてしまったうすい曇り硝子の補修に不透明のテープが黄色く変色し

風が吹くとかすかにビビビってしっくりしない音が振動する。


その窓の向こうでぼんやりと鈍い灯りが。

ご飯の時間だ。

どんな食卓なのかな。


すごく知りたくなって、

しばらくの間、

タイムマシンで昭和の頃の日本へ行っていました。

私のじっちゃまもばあちゃまもとても元気でした。

なんちゃって。


母は私にいつも戦争や終戦後の日本の話をよく聞かせてくれました。

母が一番辛かったのは

学校へ持っていくお弁当。

開けるのが悲しくなってしまうお弁当だったそうです。

私はいつもその話を聞くたびに胸がキュウンとしたものです。


貧しい場所やモノには色を感じません。

昔の良さを生活に取り入れるのはとてもいいことだと思います。

でもそれは色で溢れる現代の上に成り立つ

最高に贅沢な新しいスタイルの生活なわけです。


日本の歴史を「知る」ということ。

再度学びなおそうと思っています。

「知る」ということが「真の感謝」を理解するのかもしれません。

人は何故学ばなければならないのか。

恥ずかしながら今頃になって理解できた気がしました。


戦争や終戦後の日本の生活。

生きていく為に必要だった白いご飯。

色のない時代に真っ白のお米はまぶしかったのかもしれません。

その時代を語れる人の話や書物でもいいと思います。

そんな時代へちょっとタイムスリップ。

タイムマシン、貸してあげる。


白いご飯に感謝をこめて今日のおかず。





以前、コストコで買っておいた乾燥昆布25gを

たっぷりの水につけます。

このお水は昆布エキスたっぷりの水出汁として使えるので

おみそ汁に使ったり、煮ものに使ったりします。





昆布の水出汁250ccに千切りにした昆布を鍋で煮る。

沸騰したら砂糖大さじ2、みりん大さじ1、酒大さじ1で5分ほど煮てから

醤油を大さじ3を加え中火で汁気がなくなるまで煮こんでいく。





最後に鍋をゆすると全体につやがでます。





炒った白ゴマをたっぷり混ぜ合わせて。

あまり濃い味ではないので

ご飯にたっぷりのせて食べられます。


日本のお米、日本の力なのですね。


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週末レシピ  サクラの巻き寿司

2011-03-24 23:00:01 | gooグルメ週末レシピ 
今週木曜日アップのgooグルメ&料理

週末レシピサクラの巻き寿司です。





サクラの塩漬けを使って巻き寿司にしました。

具はシイタケの甘辛煮と高野豆腐を炊いたものだけをシンプルに。


高野豆腐のレシピは作りやすい分量に仕上げていますので

煮ものは多めに仕上がります。

これからの季節は蕗と一緒に炊いて一品料理としてどうぞ。





春がやってくるのをじっと待っていてはちょっともったいないですね。

新しい季節を迎える準備をしましょう。

お花を飾ったり、

テーブルクロスを明るいパステルカラーにしてみたり。

少し明るい色をファッションに取り入れてみたり。


そんな気配がお部屋に漂い始めると

春は一足早くやってくると思いますよ。


サクラの巻き寿司のレシピ詳細は下記週末レシピまでお願いいたします。


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春の前に

2011-03-22 23:23:13 | ふと思うこと
最近、なんだか

昔むかし・・・で始まるブログをよく書いているような気がします。

少しタイムスリップしたいのかもしれません。

過去に何か大切なものでも置き忘れてきたのかな。


で、今日も、昔むかし、その昔・・・

私がその昔通っていた女子高では

授業の前に黙想をするという習慣がありました。

その時は少し面倒臭く、

クラスメートが黙想しているのをひとり目を開けてじっと観察していました 


最近になってふとそんなことを思い出し

一日のうちほんの数分でいいので目を閉じ、

黙想をしてみようかなと思う今日この頃であります。


目を閉じたほうが

よく見えるものってあります。


ここ数日間、

私自身、時として喪失感で足が止まってしまった事がありました。

が、これも自然なことと受け止めています。

人はそんなに完璧じゃない。


世間の「動」のエネルギーについていけなければ

それを認め「静」の時間を過ごしてみるのが自然だと感じます。


少し立ち止まってみたらどう・・・

ふとどこからかそんな声が聴こえたような気がしています。


先日、私が暮らす丘の上はものすごい風でした。

目を閉じると


ザワザワ、木々の下に入り込んだ風が道に迷っているのでしょうか、

行き場を失っているようにも感じますが

風が強ければ強いほど

春の扉を探しているように感じるのは

過去に春を何度も経験しているからなのだと、そう思います。


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夢の包み

2011-03-21 21:08:22 | 
昔むかし、子供の頃。

親戚の叔父や叔母が家に遊びに来てくれる日のお楽しみ。

それはお土産。


お土産を丁重に頂戴し、

そのお土産はずっとキッチンの一角に。


お客様がお帰りになるまで開けたらあかん。

というわけで、いつまでもその包みが気になり

(早く帰ってくれへんかなあ)とそんな風に思っていました。


お客様のお帰りと同時に玄関に出てお見送り

いよいよや。

「また来てください~

お客様の姿が豆粒になったら中へ

ダッシュ


お土産の包みの前に直行。

母が包み紙を丁寧に開く。


ガサガサという音と同時に中からは

昭和の子供心をなんともワクワクさせてくれる缶やらなにやら。


何なに?

わ、チョコレートやん 

風月堂や

なんや、これか・・・ 


親戚が家に来てくれる日には私にとってこんな密かな楽しみがあったのです。

だから私にとって親戚というと

どうもグルメな品が頭を横切るのです。





叔父と叔母から

イカナゴの釘煮が届きました。

もうそんな季節なのですね。

神戸のちょっとした風物詩。





白いご飯が似合うニクイ奴です。


神戸に帰った時にお墓参りへ行きました。

お墓がとても立派に建てなおされていました。

私は正直のところお墓の在り方にはあまりこだわりがないのです。

が、叔父と叔母がご先祖様を大切にご供養してくれる姿勢にとても感動するのです。


叔父と叔母が届けてくれるもの。

イカナゴの釘煮、

心なしかご先祖さまからの贈り物のようにも感じた次第です。


出来の悪い姪っ子ですが、

叔父さん、叔母さん、いつもありがとう。

長生きしてください。


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水拭き

2011-03-19 21:58:21 | 暮らし



ハンディサイズのタオルは風合いがなくなり固くなると

こうやって赤い糸をつけます。

「雑巾マーク」です。

この印をつけておかないと

別に置いてあるのに

顔を拭いちゃう人がいるんです 





倉庫を整理していたら使用していなかったこういうのを発見。

専用のペーパータオルを取り付けて床の上をお掃除というもの。

ペーパータオルは使い捨てなのでゴミになる。

だから水で硬く絞った雑巾をとりつけたら・・・





これはいい。

わが家では掃除機はもう長く使っていません。

箒で掃いた後、

床を這いつくばって雑巾がけをしていましたが、

これは良い。

膝が赤くなるまで頑張る必要はない。

今の時代なりの頑張り方ってあると思います。

雑巾がけが少し楽になりました。


水拭きした後ってなんかとても良い気を感じるのです。

水には「清める」という不思議な力があるように思います。

パワースポットなんて言葉がとても流行りました。

パワースポットへ出かける前にまずは自分の暮らすお家のお清めを。


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手作りランタン2

2011-03-18 21:47:35 | 暮らし
以前手作りランタンというのをご紹介しました。

で、ここ数日「手作りランタン」というキーワード検索でのアクセス数が上昇しています。

ありがとうございます。

たぶん計画停電でランタンを手作りしたい方がたくさんいらっしゃるのかな。


以前ご紹介したのは観葉植物にハンギングするタイプのものなので

実用的なものを。

簡単にスピーディーに作れるランタンです。

制作時間10分くらいです。





こういう紅茶の空き缶は比較的どこのお宅にもあるんじゃないかなと思います。





缶が可愛いのでペイントなしでそのまま使用します。

缶が柔らかいスティールでできているので

キリで簡単に穴があけられます。

プスプスって。

全体的にたくさんあけてください。





持ち手を作ります。

アルミ製です。

100円ショップでも購入できますが、

もし売っていなければホームセンターで。

缶の両サイドにあけた穴に通し、ねじって留めます。

少し長めに。





中にロウソクを灯すとこんな感じです。

穴を頑張ってたくさんあけたほうが当然明るいし

とっても綺麗で癒されますよ。


ただ、ロウソクなので目の前に置いて使用してください。

必ず手元には懐中電灯を用意して。

余震がまだ続いていますから

揺れたら必ず消してください。


わが家では暖房の使用はいっさい止めました。

なるべく身体を動かしたり外出しているのでお昼間はなんとか。

日が暮れてくると

着込んだ上から毛布をかぶり湯たんぽを抱っこして固まっています。


毛布がルームウェアになっているのがあるとか。

来年は購入してみようかなと思います。

あ、作ろう。そうしよう。


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また明日

2011-03-17 00:44:08 | 暮らし



わが愛車。チャリーです。

以前、○○良品のセールで展示されていた商品です。

ちなみに展示品だと店員を追いつめ値切った。

関西出身だもの。


それからというものの

数回乗ったきり・・・

埃まみれになったまま眠った自転車。

行くよ、チャリー!と呼んでも返事せん。

そりゃそうだ。


ガソリンスタンドも人がいっぱい。

なら、自分の足で歩いて、漕いで、ギ~コギゴ???

私の身体の音だ。

錆びてる、わたし。


先日近くのスーパーマーケットへ行った時はたまげたです。

ものすごい人だかりで、

中に入ると品薄。何もない棚もたくさん。

小麦粉もパンもトイレットペーパーも、

・・・。

レジはものすごい行列。

個人のなかのいったいどんな情報で錯綜してるのかな。


被災地では明日の配給が心配で

自分のおにぎりを明日の為に残し子供にと。


牛乳が欲しいだけでしたがこの列には並びたくないと離れました。

牛の乳・・・なにさ。


私達は二人家族。

今日、明日のご飯に困るわけじゃない。

地震から一度もスーパーへ行っていないけど

毎日なにも困っていません。


明日は明日の風が吹く。

そンな風に肩の力をぬいて、

「また明日」って言えるとちょっといいかも。


そろそろ灯りを消してみんな寝るよ!

おやすみなさい、また明日。


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borderless

2011-03-16 00:28:21 | ふと思うこと
その人は北海道の大地で玉ねぎを作っている人でした。

少し水分を含んだような瞳がキラキラしてしばらくぼんやりしていたと思います。

綺麗な広い空を見て暮らしているとこんな瞳になるのかと。


暮らす場所によって骨格や肌の色が違ったりするのは

環境に順応し暮らしていけるよう神様から授かったもの。


冷たい海風に晒されて暮らす人の目は限りなく透き通るようなアイスブルーをしています。

そんな静かな瞳は人の心を浄化してくれます。


熱い陽射しに負けぬようにと与えられたのは

威嚇さえ感じるほどまでの強かな肌の色、そして対象的な優しい笑顔。


文化を伝承する人には筆とペンをもつ柔軟な手とガラス細工のように繊細な思考。


原野を切り開く為に与えられたのは武器を持つ手ではなく

自然に感謝し祈り合わせる手。その手は不思議な能力で未来を切り開きます。


そして大海に浮かぶ小さな島に生まれた人達には

決して揺らぐことのない強い精神を持たされました。

島だからこそ寄りそい助け合うということ。

それを発信していくのが島で暮らし学んだ私達の役目なのかもしれません。


全ての人がひとつの地球という上に暮らしています。


私が国際線のCAを経て学んだこと。

空の上から世界を眺めても

どこにも境界線なんてありませんでした。


○○人。。。

そんな表現がもしかしたら少し違うのかもしれません。

日本という島に住んでいる人、韓国という地域に暮らす人。

私が空の上からみた世界はそんな感じでした。


朝、それを証明する一通のメールが届きました。


友人でもありブレインでもある

ロイヤルタヒチの河野社長から

メールが届きました。


河野社長、素敵なムービーをご紹介してくださりありがとうございます。


もうすでに御覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、

知らない人もきっといらっしゃると思うので敢えて掲載させてください。



東北関東大震災 宝地図ムービー あなたたちは一人じゃない




Our friendship means the world to us.


私達の友情こそが私達にとっての世界

そう考えると世界から差し伸べられる手はとても近くに感じました。
 

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心より

2011-03-13 16:05:22 | ふと思うこと
このたびの大地震で

亡くなられた多くの方のご冥福をお祈り申し上げますとともに

被災地の方々へ心より

お見舞い申し上げます。


一瞬にして大切なものを失うこと。

その心は計りしれません。


ずっと以前、私の母が倒れた時、

呼吸が停止するのをじっと何時間も待つしかないという

そんな時間を経験したことがありました。

無力と感じる自分に少しショック状態だったと思います。

病院の待合室で何時間後かに口にしたのはコンビニのおにぎり。

食べ物だと気づきました。


そのあと、しばらく経ってからのこと。

温かいおうどんを身体に入れた時、

「冷静さ」を少し取り戻すことができたことを今でもよく覚えています。

温かい食べ物の力を

この時、初めて知りました。


被災地の方々のもとへ一日も早く

人の温度が伝わる温かい食べ物が届きますように。


日頃、水道をひねれば透明の水が溢れ出てきます。

温かい火、人、家族。

当たり前に思っていました。


私に今出来ること。

新しい一日を戴けた奇跡に

感謝をしたいと思います。

止まない大きく長い揺れを感じた後から

私はいろんな情報に混乱させられましたが

この原点に心の軸を立てようと思います。


震災を経験した神戸の友人をはじめ

たくさんの方々よりメールをありがとうございました。

ご心配をおかけしました。

横浜で怪我もなく家族みな無事でした。


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節約メニュー

2011-03-10 23:56:31 | 



スーパーで買う日常のはんぺんて、これです。

2袋セットで100円。

スーパーで一番安いはんぺんです。





スピードカッターではんぺん2枚に卵一個、小麦粉で安定させます。

生姜のすりおろしも加えます。





お野菜はニンジンをランダムにスライス。

ネギの白いところ&青いところ。

残ってるくず野菜でじゅうぶん。

ここへ

干しシイタケを水で戻してスライスして加えています。





適当な大きさをスプーンですくい

油に落として揚げます。





あんかけに。

しいたけの戻し汁と出汁、塩で味を調えたものに

片栗粉でとろみをつけて。


美味しくて家族からは再リクエストが出ました。

本日の夕飯、ひとり100円以下。


節約は楽しみながらやりたいですね。


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