瀬淵きゃぶ、JAZZと珈琲、そしていくつかの考える事柄

       日々、時々の事柄に、JAZZを聴き、珈琲を飲みながら考える。

薬害肝炎が解決の方向に………

2007年12月29日 21時10分48秒 | ジャーナル

薬害肝炎が、解決の方向に向き、何よりだと思う。
これは、原告の薬害肝炎患者たちの毅然とした態度と、それを国民がしっかりと応援したからだと思う。

国は、国民の利益のためにあるのであって、自分たちの利益のためにあるわけではないということを、はっきりと証明したと思う。
いくら権力があるからといっても、国民がはっきりとした意志を示せば、そうそう、権力者たちの思い通りにはならないということだ。

僕たちは、国とか、政府とか、官僚たちといった、権力にたずさわるものに、漠然と、とてもかなわないと思ってしまう。しかし、そうではないんだ。みんなが気持ちをひとつにして、訴えれば、相手は、無理を通すことはできないということを、今回証明したと思う。

民主主義ということは、こういうことなんだと、僕は思う。


                         瀬淵きゃぶ


巨人のつまらない野球

2007年12月23日 11時11分50秒 | Weblog

巨人が、横浜の抑え、球速百六十キロのクルーンと、ヤクルトの今季最多勝投手、グライシンガーと、最多安打記録のラミレスを獲得した。

これで、巨人はますます凄い戦力となった。
だけど、横浜からクルーンがいなくなり、ヤクルトからグライシンガーとラミレスがいなくなった。

つまり、ライバル球団が、そのぶん弱くなったということだ。
これでは、野球は面白くない。巨人は強くなったかもしれないが、相手が、弱くなったのでは、まったくつまらない試合になる。

野球を面白くさせるためには、ライバルが強くなければ駄目だ。それも、いくつものチームが強いと、より面白い。
巨人はいいかもしれないが、まったく馬鹿馬鹿しい話だ。
野球界は、自分たちで、自分の首を絞めていることをよく自覚するべきだ。

                        瀬淵きゃぶ


佐世保銃乱射事件を考える。

2007年12月21日 09時56分25秒 | ジャーナル

佐世保の銃乱射事件、問題は、銃と銃弾がいつも一緒にあることだと思う。
銃弾に関しては、使用するたびごとに、警察から許可を取り、銃砲店で購入するようにするべきだ。
そして、使用した銃弾は、空の薬莢が残るはずだから、その薬莢と使用していない銃弾を、銃砲店に返すというシステムはどうだろうか。

日本で一般市民の銃の使用といえば、クレー射撃か、狩猟と決まっている。どちらも、緊急性のあるものではない。それに、銃を発射したときも、空の薬莢を保管するだけの時間と余裕があるはずだ。
戦闘をしているわけではないのだから。

そう考えれば、かなり面倒とはいえ、使用した銃弾の残った空薬莢と、使用しなかった銃弾を、銃砲店に返すことによって、銃所持者の持ち出した銃弾の総数が合い、銃所持者は、常に、銃は所持していても、銃弾は、所持していないことになり、銃による事故、事件が圧倒的に少なくなるのではないかと、僕は思う。


                  瀬淵きゃぶ


薬害肝炎、国は国民を救わないのか

2007年12月14日 13時47分44秒 | ジャーナル
薬害肝炎訴訟で、大阪高裁の和解案が出た。
薬害の患者を、とても少なく認めた案だ。
そもそも、国は、国民の財産、生命を守るのが使命だ。
そういう話を、何人もの国会議員が、いろいろな場所で発言しているのを、僕は憶えている。
そうであるなら、今回は、まさしく、そうであるはずだ。

国は、国民の命を守るのが使命だ。今更誰が言っても、当たり前の話だ。それが、どうも、全員救済となると、金がかかりすぎるというような話で、救済患者を限定しようとしているらしい。

ふざけた話だと、僕は思う。
もし、今回、全員救済がなされなければ、僕は、もう、自民党には、投票するのはやめようと、ブログで書き続けたいと思う。

民主党も、頼りないが、全員救済できない自民党よりは、ましだと、僕は思う。
今の、政府が、この薬害肝炎訴訟の解決にたいして、患者たちの要求どおり、全員救済がなされなければ、自民党は、お終いだ。

自民党と比べれば、民主党の方がましかもしれない。



                瀬淵きゃぶ

二人の妻、名前は同じ?

2007年12月07日 03時35分45秒 | 時々に思うこと

昨日の午後のテレ朝で、「眠る骨」という、浅野ゆう子主演のドラマがあった。夫役は、宅麻伸だ。
同じテレ朝で、名取裕子主演の「法医学教室の事件簿」というドラマがある。こちらも、夫役は宅麻伸だ。

ところでドラマのなかで、浅野ゆう子も、名取裕子も、役名は「サキ」だ。申し訳ないが漢字は、憶えていない。
ここまで書いて、僕は気がついたんだが、女優の名前も、同じ、「ユウコ」だ。

こういう偶然ってあるものなんだなと、妙に不思議な感じがする。
両方のドラマで、夫役をやった宅麻伸は、ドラマのなかでは、妻役の浅野ゆう子も、名取裕子も、「サキ」と呼び捨てにしていた。
芸名は二人とも、「ユウコ」だから、本人は、どんな気持ちで、演技をしていたのか、ちょっと興味がある。

まあ、たいした話ではないのだけど……………

                          瀬淵きゃぶ


織田裕二と森田芳光監督の「椿三十郎」

2007年12月02日 12時59分22秒 | 映画、音楽
旧作に負けない自信あり!織田裕二が映画「椿三十郎」舞台あいさつ(サンケイスポーツ) - goo ニュース

旧作はないだろ、旧作は、……………
オリジナルとなぜ言えないんだ。どう考えても、オリジナルの「椿三十朗」にかなわないと思う。
黒澤明と三船敏郎に勝てるわけがない。黒沢を馬鹿にしているのか。身の程知らずだ。

僕はリメイクがオリジナルを超えた映画というものを知らない。あったら教えてほしいと思う。
リメイクはあくまでリメイク。オリジナルを超えることはできないんだ。

                     瀬淵きゃぶ

朝青龍と亀田大毅の謝罪。

2007年12月01日 01時31分45秒 | スポーツ

昨日、朝青龍と亀田大毅がそれぞれ謝罪会見をした。
見ていると、本気で悪いと思って謝っているとはとうてい思えない。
しかし、僕は、強制させて謝らせるのは、大嫌いだ。

自分自身、誰かに、それとも世間に、どこかの誰かから、強制的に謝れと言われたら、僕は謝らない。

朝青龍も、亀田大毅も、社会的な犯罪をしたのではない。それをいうのなら、厚生労働省のフィブリノゲン問題で、厚生労働省こそ謝罪しなければならないはずだ。

朝青龍も亀田大毅も、プロスポーツマンとしてやってはいけないことをやったわけだが、このような問題を引き起こした場合は、自らの力で自分自身のなにかを証明すべきだ。

少なくとも、マスコミの口うるさい謝れの大合唱は、日本のマスコミの醜さを奇しくも露呈したものだと思う。

謝らなくていいんだよ。謝りたくなければ、社会的に見れば、人を殺したわけでもないし、とんでもない詐欺を犯したわけでもない。

二人のやったことにたいして、僕は、賛成できないが、謝りたくない人間を無理矢理謝らせるのは、僕は嫌だ。

謝りたくなくて、そして、そのスポーツを続けていきたいなら、土俵で、リングで結果を出せばいいんだ。
僕はそう思う。

  

                                        瀬淵きゃぶ