上海上陸
2009-05-29 | 上海
上海上陸。
新型インフルエンザチェックマンがやってきた。
おでこに赤外線のようなものをあてられ、熱検知。
全乗員無事通過。
中国では浦東空港が一番ゆるい検査らしい。
ここで、いちこ宇宙服スタイルのチェックマンにすっかり、舞い上がり、大事な読みかけの小説を座席に忘れてしまった
5泊6日 小説は3冊必要。
成田ではよしおさんお仕事だし、空港には早く着きすぎたし、1冊は読破ずみ。
残り2冊の内1冊を飛行機に忘れてしまった。
読みたい本をこの旅行のために、今まで我慢して我慢していたのに。
やっと読めるのに・・・忘れた・・・・・
上陸したのに・・・帰国日の話
チェックインカウンターでスーツケースを預けると、バッゲジクレームタグと一緒に渡されたのは、忘れた本!!
クールな中国女性が目を見開くほど大声で
”うわぁ、ありがとう!!嬉しい!!”と飛び上がった、アラウンドフォーティー
本を開くと、私がチェックマンに驚いて、あわててブックカバーを挟んだ、読みかけの場所が開いた。
さすが、ANAさん。仕事が細かい。素敵!!
活字フェチである、私は、本無しでは生きてゆけない。
それも、我慢して我慢した本。 帰りも空港に早く着きすぎて、本も無くてブルーだった。
それが、いきなり今から1時間思う存分ベンチに座って読んでよろしいと渡されたのだ。
神様の贈り物のように感じた。1時間の苦痛が、至福の時間に変わった。