バスターミナルなブログ

全国のバスターミナルやバス旅の紹介(※ブログ内のデータは原則として撮影時のものです)

池袋~新潟線 その2

2010年04月03日 | バス旅(乗車記)

20時03分、休憩が終わり高速走行に戻った池袋駅行きは一旦高速を降りて小出BSへ向かいます。残念ながら乗車はなく再び料金所を通過して本線へ。せっかく高速道路を降りたのに時間がもったいない~!まあ仕方ないですが…。

20時17分、六日町BSに到着。9名の乗車です。万代シテイバスセンターからずっと私の隣の席は空いていたのですが、ここで着席となりました。大量の乗車だったので時間がかかり3分後の20分に発車。このように高速道路沿線で小まめに乗客を拾えるというのは路線バスの強みであり、ツアーバスではマネ出来ない技だと思います。路線バスがツアーバスに対抗するには路線バスでしか使用できない「高速道路直結のBSを有効活用出来るか」も一つのキーポイントではないかと思いました。なんてったって、万代シテイバスセンターを発車してから2時間以上経過しているのに、まだ新潟側県で集客しているのですから驚きます。この路線は都市としての新潟~東京を結ぶのではなく、新潟・北陸道・関越道沿線~東京を結ぶ路線だったのです。

20時36分、湯沢BSで2名乗車。乗車停留所はここで最後、1号車の乗客数は合計29名になりました。

20時46分、全長約11キロメートルの関越トンネルに進入。道路トンネルとしては日本一を誇る長さです。同時に前方のモニターでは関越トンネルの紹介が始まりました。「トンネルの歴史とかやるのかな」とワクワクしていると非常の際の案内でした。トンネルが続くので本を読んで時間をつぶしていてると、いつの間にか外の世界へ。ここはもう群馬県です。

車内の紹介がまだでした。このバスは横4列、縦9列の34人乗りです。最後尾にはトイレと乗務員室が設置されています。

長距離なのに4列…それでもシートピッチは広いし、フットレスト、レッグレストも付いているので結構快適だったりします。夜行にも使える仕様なのでリクライニングも深いです。もしも隣が来なければ2列使える訳ですし、単純に3列なだけがサービスではないと感じました。

21時40分、藤岡JCTを通過して3車線道路になり、なんとなく見慣れた景色になって来ました。それだけでも東京に近付いたのだと気分的に感じます。そのまま上里SAに入り2回目の休憩。発車は22時00分と案内されるも、SAが混雑でバスが停車出来るスペースがどこにもありませんでした。運転手さんから休憩を寄居PAに変更する旨の放送が入り上里SAを後にします。

その直後、20KMの渋滞にハマってしまいました…。今日は日曜日。高速道1000円の影響でしょうか…。トロトロ走行が続きます。

22時10分、まさかの寄居PAで休憩となりました。

同じように上里SAで停車出来なかった観光バスが寄居PAで休憩をとる事にしたようで、寄居PAは大型バスばかりです。売店は閉店しているので食べるものも買えません。自動販売機も行列が出来ていました(涙)

それでも何とかコーヒーを買ってバスに戻りました。22時25分、再び渋滞の関越自動車道本線に入ります。ゴー&ストップの繰り返し。マニュアルなので運転手さんも大変だろうな…。花園を過ぎると流れだしました。ほっ!

23時00分、高坂SAを通過。まだまだ先は長いぞ。だんだんと終電が気になってきます。

23時07分、川越的場BSに到着。4名が下車しました。私の隣の方も降りたので、ちょっと広く使えて良かったです。しかし遅延は40分。ずいぶん遅れてしまったものです。

23時26分、遂に練馬です。長かった関越自動車道から一般道へ。高速道1000円渋滞なので一般道の渋滞を心配しないで済むのは幸いでした。日曜深夜だし、この先は大丈夫でしょう。

23時38分、意外にも練馬駅下車は無し。下落合駅では3名の下車。

そして23時56分、お疲れ様でした。終点の池袋駅東口に到着です。結局は6時間弱の長旅になってしまいました。到着したバスをもっと撮影したいところですが、私も終電が心配なので数枚だけ撮影して池袋駅へダッシュ。最後は渋滞で苦労した池袋~新潟線ですが、全区間乗車しても5250円。この安さは大魅力です。

<取材2009年8月>

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
長時間の乗車お疲れさまでした。 (ひで)
2010-04-04 00:00:33
バスターミナルなブログ管理人様

こんばんは、はじめまして。
私はこのバスの故郷で乗りバス中心のブログやっております、ひでと申します。
いつも貴殿のブログを楽しく拝見させていただいております。
早速読ませていただきました。
私はこの路線には乗車したことがなく、乗車する際にはこの越後交通でと思っておりましたが、このタイプの車両が導入されていたとは思いもしませんでした。
確かに視点は低いのが痛いところですがこのシート、内装なら問題はないと思います。
私もタイプには何回か乗りましたが乗り心地はかなり良く、さすがは「ふそう」のバスと思いました。
長時間のご乗車お疲れさまでした。
またコメントさせていただくかもしれませんので、その際はよろしくお願いいたします。
失礼します。
明るい兆しはいつに…。 (新潟交通「おけさ号」)
2010-04-04 13:13:55
BSは利用者専用駐車場を設けると効果的だと思います。福島県の西郷BSではいつも利用者が多くて乗車に時間が掛かっているのをよく見掛けますからね。最近、改修工事をして設備が向上したので頑張れ、福島交通さん!!桜交通のツアーバスに負けるなぁ~!!と話しは変わりこちらの路線、首都圏と新潟の各地を結ぶ役割を担っていますが新潟から各地を結ぶ高速バスは豊富ですが新潟対首都圏路線はこちらのみ…。個人的に長岡行きを新たに設定してみるとか、横浜・東京~新潟という感じで「ドリームコシヒカリ号」なんて面白いかなぁ~と。「ドリームササニシキ号」があるならば…。(笑)新たな需要を掘り起こしてツアーバスに対抗!!それにしても「1000円高速」は多くの公共交通機関に大打撃を与えた訳で…。高速バスもその1つ、SAに休憩に入って来たは良いけど大型車やバスの枠に駐車する普通車が多くて、仕方なく端の方に停車させたりする光景が当たり前に…。私が目撃した二本松の勾配区間で夜行バスを煽るという、マナーを知らない人間も1000円の影響で増えたのは明らか…。バス業界だけでなく公共交通機関に明るい兆しが差す事を願います!!
書き込みありがとうございます。 (バスターミナルなブログ管理人)
2010-04-05 15:42:59
>ひでさま
こちらこそ、ありがとうございます。実は私も以前からひでさまのブログを拝見させて頂いております。特に開通したばかりの「高岡~金沢線」の記事は興味深く読ませて頂きました。いずれリンクさせて頂こうと思っておりました。先程リンクさせて頂きましたのでよろしくお願い致します。また、いつでもブログに遊びにいらして下さい。

このタイプは本当に乗り心地が良いですね。新しいせいもありますが、エアロの文字通り、エアサスフカフカ♪でたまりません。新潟~池袋線は内装、設備共に同クラスの高速バスではトップクラスだと思います。

〉新潟交通「おけさ号」さま

西郷BSはそんなに盛況なのですか!私はどうしても西郷BS利用者の流れと逆に移動するので、気がつきませんでした。生の情報は助かります。

長岡は東京との高速バスが出来ませんね…。新潟交通のエリアが何処にも入らないので盟友の越後交通が遠慮してるのかな…とも思ってしまいます。それにしてもドリームコシヒカリ(笑)ナイスネーミングです。

1000円高速は何とかならないですかね~。良い意味でも悪い意味でも適正価格がだんだんとわからなくなります。