上海ぶらぶら日記

2005年5月に夫、息子と3人で上海へ上陸。上海でのぶらぶら気ままな生活の備忘録です。

新・御三家

2009-05-07 23:56:38 | アテンド
今まで、上海の定番観光スポットは、「豫園」「外灘」、そして「新天地」だったと記憶してたのですが、最近の”御三家”は、不動の前者2つに加え「新天地」ではなく「田子坊」になりつつある、ともっぱらのウワサ。

せっかくなので妹を連れて、そんな新・定番スポットの「田子坊」へ。


ここは、奥に奥にどんどん新たなお店が出来たりしていて、訪れる度に新たな発見のある不思議なスポット。一体いつまで変貌し続けるんだろう??


オシャレ~なオープンテラスカフェが立ち並ぶと思いきや・・・

その頭上には洗濯物がはためく不思議な光景、これぞ、田子坊

ベンチでなにやら井戸端会議を続けるオバチャンたちの会話をBGMにお茶するものオツかもね。


この田子坊の雰囲気は妹にも”ツボ”だったようで、楽しんでもらえてよかった~


場所を移して「COLABO」でランチした後、近くの”上海工芸美術博物館”へ前回記事はコチラ


この白亜の洋館を間近で見上げるだけでも、なかなかの迫力。


2階の刺繍コーナーへ行ってみると、昼休み直後だったせいなのか、普段は刺繍の実演をして見せるオバチャンが隠れて内職(編み物)中 いいのか、こんなんで


1階に下りると、長い廊下の両脇にテーマごとに分かれた部屋があります。

早速、我々のお目当て、”剪紙”の部屋へ行くと、今まさにお仕事中。

実演の様子を見学者に見せるのも彼らのお仕事。よって、どんなに近づいて凝視してようが写真を撮ろうが没問題
このお姉さんはまだ修行中の身のようで、ひたすら切る練習中

ここにも一応販売コーナーはあるけれど、市場価格の何倍というお値段なので、もちろん見るだけ~。


他にも灯彩や、中国絵画、


実演はなかったけれど、工芸品が展示販売されている部屋等々。


中国の工芸品&美術品が一度に見て回れるココは、この手のモノが(特に作業工程を見るのが)好きな人には格好のアテンドスポットだと思う。

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こうして1週間の滞在を終え、妹は今日日本へ帰って行きました

日中は私と共に出歩き、息子が帰って来てからは暗くなるまで外遊びに付き合った妹は本当にタフ
これに懲りず、また来てくれるといいけど


「上海工芸美術博物館」

汾陽路79号(x太原路)
営業時間 9:00~11:00 13:00~16:00
入場料:8元


一見の価値あり?!

2009-05-05 22:06:13 | アテンド
今回で来海4回目となる妹にとって、上海の観光名所はほぼ行き尽くした感があり、どこか目新しい場所はないものかと考えていたら・・・ あるじゃないの、行ったことのないスポットが しかも私にとってもお初の・・・

「上海環球金融中心」 通称”上海ヒルズ”(またの名を”栓抜きビル”)

昨年8月末のオープン以来、連日行列していると聞いていたし、展望階に上るだけで150元は高いと訪れる機会を逸していた私には、このアテンドが絶好のチャンス

毎週火曜日は、94階のみ入場料が半額になる割引があるのですが、どうせ上るなら目指すはもちろん、100階(97階&100階は割引無し

この日は行列は全くなく、すんなりと入場できて拍子抜け
最初にプレショーを見せられた後、いざエレベーターに乗って94階へ
一気に高さ430mまでひとっとび~


おぉ 噂通り、あの金茂タワーや東方明珠塔を眼下に見下ろす眺め


94階にはお土産モノ屋さんもあります。
中には”栓抜きタワー”を模した栓抜きもありました


お次は97階(高さ439m)へ。

残念ながら、94階で見た時ほどの感動はなく 3階程度の違いだとちょっとわかりにくいかも

いよいよ100階(高さ474m)へ


がら~んとしていた97階と比べてさすがは100階、それなりに人も多い。


これだと94階も97階も100階もさして変わらないけれど・・・


金茂タワーをこ~んな角度で見下ろせる眺めなんて、そうそうない


ここ100階のスカイウォークの”ウリ”が、このガラス張りの通路。

怖いもの知らずの子供がガラスの上でぴょんぴょん飛び跳ねているのを見て、高所は決して苦手ではない私でもちょっと足がすくみました

2008年に「フロア高さ世界一」として記録された”上海ヒルズ”。
あれ? 確か、いまや台北の”101”にその座は奪われてしまったんだよねぇ??


何度も行く場所ではないけれど、一見の価値はあるねというのが、我々の一致した感想でした


オマケ

94階のトイレの一番奥の個室だけ、こ~んな素晴らしい展望が広がるトイレになってます。
こんなトイレに入ったら、用もなく長居したくなっちゃうかも~


「上海環球金融中心」

浦東新区世紀大道100号
 6877-7878
地下鉄2号線「陸家嘴」又は「東昌路」より徒歩

入場料金:
*100元(94階)
*110元(94&97階)
*150元(94、97&100階)

展望台の営業時間は8:00~23:00(最終入場22:00)


小籠包対決!

2009-05-04 23:55:27 | アテンド
上海のオススメ小吃、”生煎”と”小籠包”が一度に味わえてしまうのが、ここ黄河路。

かの有名な小吃ストリート、呉江路が閉鎖(?)してしまった現在、ここが”ポスト呉江路”として賑わっていくのかも

お腹をすかせた我々は、まずは「小楊生煎館」へ。


午後1時を過ぎていたせいか、店頭の行列はほとんどなくてちょっと拍子抜け
できあがったばかりの熱々の焼きショーロンポーをいただきま~す


4個で4.5元。
妹はこの安さにびっくりしているけど、私が4年前に初めてこのお店を訪れた時が2元だったから、そのインフレぶりに私はびっくり

相変わらずた~っぷりと溢れ出る肉汁を堪能しました

ほどよく空腹が収まったところで、お次はお向かいの「佳家湯包」へ

こちらは少々行列していて、10分ほど待って着席。
このお店は”席が空いてからレジで注文”という形を取っているので、テーブル横で前の人が食べ終わるのを待つ・・・というあのストレスが一切ないのが良い


81元の”純蟹粉湯包を頼む勇気はなく いつもの蟹粉鮮肉湯包、1籠19.5元+生姜絲1元を注文。


薄~い皮を通して見える黄色い蟹ミソスープがそそります
お上品なディンタイフォンの小籠包もいいけど、それに負けず劣らずのお味とコストパフォーマンスでこのお店に軍配あり

”焼き”と”蒸し”。どちらの小籠包も味わえるココは、やっぱりアテンドに最適


 「小楊生煎館」

黄河路97号


 「佳家湯包」

黄河路90号

裏・パール城

2009-05-03 21:13:29 | アテンド
妙齢の婦女子が上海へ来るとなれば、絶対にはずせないスポット、パール城。
もちろん、妹と連れ立って行ってきました。

まずは2階のアクセサリー売り場へ直行

「ここへ来ると、手ぶらでは帰れな~い」というのが日本人太太の決まり文句ですが 私ももちろんその一人。でも最近買うのは、ネックレス以外に手芸材料のビーズたちも。 

これは中国結び用に。

豫園で一粒づつ買うよりも、簡単なブレスレット風に手を加えてあるモノの方が安いって・・・どういうこと

この、とんぼ玉のようなカラフルなビーズも、もちろん中国結び用に。ただ皮紐に通すだけでもサマになるのでお気に入り。


そして。
今回、”裏・上海”として妹を連れて行きたかったのが、パール城内のスポット。

○セブランド店の奥の隠し部屋へ案内された後、「もっと他の品物はないの?」と聞くと、急に声をひそめた老板が「実は、もう一箇所倉庫があるよ。」と案内してくれるのが、その○セブランド倉庫。

エレベーターに乗ってホテル階で降り、絨毯敷の廊下を通って案内されるのは、一見フツーのホテルの一室。
だがしかし。 鍵を開けて部屋に入った途端、そこは○セブランド品の山、山、山~

うわ~、ヴィ○ンに、エル○スに、シャ○ルに○ーチに・・・数えられないくらいの品々が無造作に床に積まれ、まるで”アンダーワールド”に足を踏み入れた気分。

実をいうと今回の目的は、「○セブランド品を買うこと」ではなく、「妹に”上海の裏の部分”を見せること」だったので、これにて無事目的達成

「今日は欲しいものがないみたい。」というと、あっさりと「じゃあ、また今度来て。」と応じる老板にちょっと心が痛む ごめんね・・・




このタイミングで・・・

2009-05-01 22:53:50 | アテンド
新型インフルエンザが世界的大流行の兆しをみせ、WHOの警戒レベルもフェーズ5に引き上げられた、よりによってこんな時に・・・日本から妹が遊びにきました

ぎりぎりまで迷いに迷い、一度は渡航を中止しようとしたけれど、「行ってきたら。」という暢気な父の一言に背中を押された妹。大荷物をもってやってきてくれました

今朝の羽田→虹橋便も、キャンセルによる空席が多いかと思いきや満席だったとか

このご時勢なので、人混みの多い場所を避けながら、無理のないアテンドに努めなければ
と言いつつも、上海4度目の妹に喜んでもらえるよう、姉の威信をかけて只今アテンドプラン考え中。。。


妹アテンド日記③

2008-05-26 23:58:49 | アテンド
アテンド3日目。

朝から布市場へ行った後、「お茶館へ行きたい。」というリクエストに応え、「唐韻茶坊」へ行ってみた。




衡山路の喧騒を抜け、入り口の竹林をくぐると静か~な空間が

お昼どきでもあまり混んではいなくて、店内にはまったりムードが漂っている。

フルーツとお茶菓子はご自由に




目の前で慣れた手つきで淹れてくれるので、観光客には嬉しいパフォーマンスかも。




14時までのランチタイムには、お茶を頼むと食事メニュー数種類の中から好きなお料理が選べます。

お腹がペコペコだったので、2人揃って雪菜肉絲麺を
お茶館の食事なんて正直あまり期待していなかったけれど、なかなかやるじゃないというお味でした。



食後はここでお茶を飲みながら、の~んびりとおしゃべり
ハード過ぎた昨日とは一転、静かな午後を過ごしたのでした。



「唐韻茶坊」

衡山路199号
 3406-0126

妹アテンド日記②

2008-05-25 23:21:45 | アテンド
午前中、上海でずっと仲良くしてもらっていたお友達親子のマンションへ行き、出発のお見送り。

永遠のお別れなんかじゃないことはわかっているのに、それでもやっぱり涙 やっぱり笑顔で送り出すことは無理でした 必ず近いうちに再会しようね~


さて、妹アテンドの2日目。
ランチは上海料理レストランの「LYNN 琳怡」へ。



週末の飲茶ビュッフェは大人気と聞いていたので、あらかじめ予約をしていて大正解 どんどん席が埋まっていくので予約していなかったら待つところだった




メニューはざっと見ても60種類以上。
この中のメニュー全てが78元/人で食べ放題
嬉しいことに、お値段には中国茶も含まれるので、各自好きなお茶が選べます。




このお店は個数でオーダーできるので、人数に合わせて数量の微調整ができるところが嬉しい

蝦蒸し餃子は、蝦がゴロゴロ入っていて美味~
どのお料理もしっかりめの味付けでした。



デザートにはマンゴープリンとココナッツの黒米餅、エッグタルトを。
特にエッグタルトはまわりがサクサク&甘さ控えめで美味しかった~




食後は定番の観光スポット、新天地をうろうろとお散歩




そこから足を伸ばして東台路のアンティーク街へ向かう




そして、妹にとってはお初の上海博物館へ。
4月から入場料が無料になったので大混雑かと思いきや、大して待たずに入ることができてラッキー
篆刻をやっている妹は、”印璽館”がお気に召したようで写真を撮りまくってました




その後、閉鎖間際の静安小亭へ行ってネイルをしてもらい、夜は雑技団鑑賞。



いや~、よく遊んだ一日だった
私よりずっとタフな妹も、さすがに帰りのタクシーで爆睡
ちょっと連れ回しすぎたかな


 「LYNN 琳怡」

西康路99-1号
 6247-0101

妹アテンド日記①

2008-05-24 23:55:05 | アテンド
今日の朝便で妹が来海

家で軽くお昼ご飯を食べてから、早速女2人でパール城へ向かう。気心知れ合った姉妹だと、お互いに辛口の意見が言えてラクチン


その後、夕食は正大広場の四川料理、”South Beauty”へ。



水煮魚に麻婆豆腐、辣子鶏に坦々麺、野菜に息子用の南瓜餅・・・と我が家のいつもの定番メニューに加え、今回は初めて「魚の唇のスープ」(←こんな直接的な名前じゃないけど)をオーダー。



友人から噂は聞いていたけれど、これが想像以上に美味しかった~
このぷりぷりの食感は確かに”魚の唇”っぽいけど、本物なのかしら 真実は謎のまま、最後まで美味しく頂きました (どなたかご存知の方、教えて下さい


食後は、濱江大道に出て外灘の夜景を堪能。



今回3度目の上海にして、やっと念願叶って夜景が見られた妹。

まぁ3年住んでいたって、子連れだと外灘の夜景なんて滅多に見る機会ないけどね。 このところたまたま夜景ヅイテますが

予定満載のハードな明日に向けて、早めに就寝したのでした



「俏江南(South Beauty)」

浦東新区陸家嘴西路168号 正大広場10楼
 5047-1917

アテンドのアテンド

2007-12-12 22:06:47 | アテンド
”上司の奥様、来海中”という友人に頼まれ、何故か私まで一緒にアテンドにくっついて行くことに。

あいにくの雨の中 まずは豫園へ観光・・・ではなく、お買い物。
「ステキな茶器が買いたいの」というご要望に応えて、老街にある”華宝楼”へ




ここの地下1階の古玩市場には、骨董品やら中国民芸品のお店が並んでいる。
中にはミャオ族の刺繍のお店なんかも。




その一画にある、日本人御用達の「小岩堂」。



古北のお店ほど広くはないけれど、それなりに人気商品は置いてあるので豫園観光のついでに寄る分には申し分なさそう。



やっぱり、置いてある商品は他のお店とは一味も二味も違って垢抜けた印象でした



ご本人も、日本の某デパートで見たのとそっくり同じ茶器が手に入ったと大喜び
こういう瞬間は、アテンド冥利につきますわ


お次は、「カシミアのコートが作りたいの」というリクエストに応え、歩いて十六輔の布市場へ向かう




用意周到な奥様はちゃんと雑誌の切り抜きを持ってきており、お気に入りの生地が見つかったお店でスムーズにオーダー
なかなかお買い物上手な方とお見受けしました

私もついでに、リバティ生地2種類と刺繍入りの生地(ハギレだったので格安に)を購入。




ランチ時間を大幅に過ぎて、JADE GARDENへ

あいにく私は途中でタイムアップだったけれど、”お買い物好き””値切るの好き””ローカル色濃い場所もO.K.”という、なかなかタフな奥様の便乗アテンドは楽しかったー。

Kちゃん、またのご用命お待ちしております

母妹アテンド3日目

2007-10-06 23:12:05 | アテンド
アテンド3日目。

のんびりと朝食を食べた後、2人を連れてフェイシャルエステへ。
ふたり揃ってソフトケミカルピーリングを体験したいとのことだけど、「60歳を過ぎた母にケミカルは・・・」と考えあぐねていると、案の定、店員さんの「没問題」の一声。

「こっちの”没問題”はアテにならないよ~。」という私のアドバイスもむなしく母はすっかりその気になり、2時間後、ツヤツヤ~なお肌で帰ってきました


お昼は小吃街の呉江路へ



綺麗になったと噂には聞いていたけれど、久しぶりに来てみたら、無法地帯のように連なっていた屋台も整理されていて、足元ゴミだらけ~の以前の状態から比べたらかなりの進歩



ここへ来たら、やっぱり生煎ははずせない。





久しぶりに食べたけど、相変わらず美味し~

ただ、お値段が4個で3.5元に値上がりしていてびっくり。来る度に値上がりしているような・・・。
初めて来た時は2元だったのに、最近の価格高騰の波はこんなところにまで


南京東路から歩いて外灘まで行き、その後豫園へ・・・とオーソドックスな上海観光を。




夜は、これまた妹からの強いリクエストで火鍋を食べたいとのことで、「小肥羊」へ。



火鍋といえば、やっぱりこのチェーン店のが一番好き
というわけで、夜ともなると連日行列のこのお店になんとか予約が取れた今日、行ってきました~。

オーダーシートで好きな具にチェックを入れる。



鴛鴦鍋に2種類の羊肉、そして火鍋には必須の”蒜茸麻油”を。



それから野菜をタンマリと。
一瞬頼みすぎたかと思ったけれど、大人4人+子供1人の胃袋にしっかりと納まってしまいました




フルに動き回った3日間。
合間合間にスーパーへお土産を買いに行ったり、DVD屋さんを覗いたり、もちろん、本来の目的であるはず(??)の息子と外で遊んだり・・・

正味3日間という短い滞在ではあったけれど、2人からは「大満足~」という評価を頂いて、無事アテンドは終了したのでした