上海ぶらぶら日記

2005年5月に夫、息子と3人で上海へ上陸。上海でのぶらぶら気ままな生活の備忘録です。

青島旅行1 観光&海鮮

2009-05-31 23:58:57 | 旅行
端午節、我が家は青島へ行ってきました。

青島といえば、目的はひとつ 本場の青島ビールを飲む
去年の紹興日帰り旅行もそうだったけど、我が家の場合、美味しいお酒の有無が旅行先を決める上での大きな決め手になってるかもしれない・・・

上海から飛行機でわずか1時間10分 あっという間に青島に到着。

まずは市内をぶらぶらと観光
青島というと、大抵のガイドブックには”ドイツ風の街並みが広がる避暑地”と書いてあるけれど、まさにそのとおり。

小高い山から見下ろすと、白い砂浜(全部で海水浴場が6つ)と、赤い屋根のドイツ風建築が目に入る。こうやって眺めると、とても中国とは思えない~


こちらは街なかにある天主教堂。

ほんと、中国にいることを忘れるわ。。。と思ったら、出たっ、ウェディング撮影隊 やっぱりここは紛れも無く中国でした

この教会をバックに撮影したら確かにステキだろうけど、教会までうまく写真に収めようと、カメラマン達が皆一様に寝転んで撮影してるサマは、ある意味異様な光景でした

さて。
そんな海に面した青島で、海鮮が美味しくないわけがない
オットの知人から紹介してもらった、海沿いに立つ海鮮レストラン「陽光佳日」へ

こういうレストランではよくありがちの、自分達で食材&調理方法を指定してオーダーするシステム。


知人からオススメ料理を教えてもらっていたのと、上海で何度か行った水産市場の経験(?)が役に立ち、苦労しつつも無事オーダーを済ませて、ついに今回初の青島ビールで乾杯 味が濃くてうまーいっ


絶対頼んでと言われていた「原汁蛤蜊(あさり蒸し)」

バックに写る息子と比較すればこの尋常じゃない量がわかると思うけれど、シンプルな調理法ながらこれがめちゃめちゃおいしかった~ もちろん、あさりの出汁がたっぷりのスープも頂きます。あさり1斤使って、これでなんと18元 や、やすいっ

その他にも、エビの胡椒揚げ(写真手前)、小銀魚炒蛋(写真奥)、写真にはないけれど、ホタテのガーリック蒸しやイカの丸焼きに冷菜数品等々。。。

最後にお会計をしてびっくり
これだけ3人で食べて飲んで、なんと200元ちょっと 一番高かったのが、息子のメロンジュースというのが笑えた~

そして、飲んでばかりの旅は明日へとつづく。。。


「陽光佳日」

青島市東海中路24号
 0532-8506-1678


今日から

2009-05-29 00:32:58 | 旅行
今日から2泊3日で、ちょこっと国内旅行へ行ってきます。

つい3日前に急遽思い立って決めたこの旅行。
毎度のことながら準備はバタバタだけど・・・まぁ、やりたいことはほぼ1つなので、問題ないでしょう

みなさまも、楽しい端午節をお過ごしくださ~い


端午節の休閑街

2009-05-28 23:24:17 | おでかけ
普段、休日はスロースターターな我が家
それが今日に限って珍しく早起きして早く朝ごはんを食べたので、昼前にはお腹がすいてきた。

お天気もいいし、虹梅路休閑街でランチしよう~ということでぶらぶらお散歩
気持ち良さそうなテラス席が目に入ったので、そのまま”BLUE FROG”へ吸い込まれるように。。。

この季節、テラス席はサイコー

休日のブランチメニューの中から、私は”メキシカンブリトー”、オットはオーソドックスに”BLUE FROGバーガー”を頼んで2人でシェア。


食べてしゃべって、2時間くらいのんびりと。
その後、虹梅路方面へ進んでみると、今日はやけに人が多い


あるテントの下では、こんなお面作りの無料講習会をやってるかと思えば・・・


中ほどのステージではこれからイベントが始まるらしく、ローカルのおじーちゃん&おばーちゃん達がステージ前で陣取ってる。


道端に立ち並ぶ赤いテントにもなにやら人だかりが。


見ると、粽づくりの実演中 そっか~今日は「端午節」だもんね。

お揃いの可愛い藍染衣装を着たおばちゃん達による指導の真っ最中。
場所柄、外国人を対象にしてるのかと思いきや、教わってるのは皆さん地元の若いお兄ちゃん&お姉ちゃん達ばかり。

外国人エリアの”虹梅路休閑街”と”粽”の取り合わせが妙だけど

そして一画には

上海万博のボランティアさん募集のブースも。
新聞やニュースでは時々記事を見るけど、こんな街角でも地道に募集してるんだ

どうせ関係ないし~と思って通り過ぎちゃったけど、国籍とか年齢とか得意分野とか、やっぱり応募資格はある程度をクリアしなくちゃいけないのよねぇ?
その割に、応募用紙を受け取ってるのはみんなすでに現役引退してるっぽい(?)おばちゃん達がメイン せめて募集要項だけでも興味本位でチェックしてみればよかった~と、ちょっと後悔

お粥ストリート

2009-05-27 17:14:53 | グルメ
バスに乗っていていつも気になっていた場所がある。
延安西路から定西路に入ってすぐの、ローカルレストランが立ち並ぶ通り。

先週末、オット&息子を道連れに行ってみた。

中でも、特に目を引くのが”お粥屋さん”
このお店は一人でもふらっと入れそうだったので、今回はパス


この日狙いを定めたのはこのお店


お店に入ると、いきなり水槽の中のカエルやへび状の長いニョロニョロしたモノがお出迎え
息子は珍しそうに水槽を眺めて楽しんでたけど、ローカルムードが苦手なオットは、ここで早くもトーンダウン オイオイ


まず左側にズラリと並ぶお粥メニューから選んだのは、スタンダードにホタテ(干貝)のお粥

メニューには1斤単位の価格が出てるだけで、ホタテをどれ位頼むべきなのか検討もつかない 
店員さんに聞くと、他の食材と組み合わせる場合は100gから、単品の場合は半斤位がオススメということなので、言われるがまま半斤でオーダー。それにお野菜も追加。

他に、写真無しのメニューから苦労して選んだのは、インゲンの炒め物と小瓜の冷菜、それからスペアリブのガーリック風味。
冒険しなかったので、どれも味はで一安心。


いよいよ、お粥が登場~
大人4、5人で囲むような、特大サイズの石鍋に入ったお粥 

でも期待どおり、ホタテの貝柱がゴロゴロ入ってて贅沢

ホタテのお出汁がたっぷり沁みこんだお粥はそれだけで十分美味しいけれど、ピーナッツや榨菜、そして特製ダレ(←これを入れるとまたコクが出て美味)を加えたりして、味を替えても楽しめます。

さすがに全部は食べ切れなかったけど、貝柱だけは全て探し出して完食 へへへっ。

トーンダウンしていたオットも、食べ終わる頃には元気回復。
「一人だったら絶対入らないけど・・・来てよかったよ。」とオットに言わしめたので、私も満足


「潮汕砂鍋粥館 本店」

定西路805号(お向かいに、この店の支店あり。)
 6282-5882

カタン!

2009-05-26 22:53:46 | 暮らし
ドイツ生まれのボードゲーム、”カタン(正式名称は”カタンの開拓者たち”)”。
約一ヶ月前に友人から聞くまで、このゲームの存在を全く知らなかった私

巷では、子供を学校へ送り出したママ達がゲームに興じ、気付いたらお迎えの時間だったという逸話もあるほど、人をやみつきにさせるらしいこのゲーム。

今日やっとそのデビューの日を迎えた


簡単に言ってしまえば、ボードと駒とサイコロを使った陣取りゲームの一種なのですが、友人にレクチャーしてもらいながら、まずは腕試し

途中、各自持ち寄りのランチをはさみつつ・・・

食事&飲みもそこそこに再びゲーム再開

”運”だけが勝利を左右するわけじゃないけど、かといって”戦略”だけでも勝てない、この絶妙なバランスが人をトリコにさせるのかも

ゲームを重ねるにつれてペースも早くなり、デザートを食べてる暇もないほど
さっ、これからエンジンかけて行くわよ~という所でタイムオーバーだったのが非常~に残念
 
こうやって”カタン愛好者”が増えていくのね。。。
第2回の開催を、首をなが~くして心待ちにしてまっす

季節はずれの紅白

2009-05-25 23:34:40 | 暮らし
先日、日本の友人に薦められたDVD
時を同じくしてオットも会社の上司から薦められたらしく、早速DVD屋さんに探しに行ってみると・・・あった


「桑田佳祐のひとり紅白歌合戦。」

さすがは上海の偽DVD市場。日本では3月に発売されたらしいけど、こちらでも既に並んでました

昨年、エイズ啓発運動("Act Against AIDS")の一環として行なわれたコンサートが、桑田佳祐が”ひとり紅白”と称して昭和の名曲の数々をカバーしちゃいましょ~というもの(基本は”素”のままですが、所々仮装あり)。

昭和のムード歌謡からグループサウンズ、フォークソングにニューミュージック等々、リアルタイムで見た記憶がないものでも、字幕を見ればバッチリ歌える曲ばかり(あ、さすがに戦後直後の藤山一郎やグループサウンズ系はちょっと無理があったけど)。
その数、どど~んと61曲

紅白の見せ場の一つの”応援合戦”や”ド派手な衣装”も健在で、某歌手に扮して宙に浮かぶ場面も(あ、ついでに”野鳥の会”も出てたな

抜群の歌唱力で聴かせながら所々に笑いもあり、オットと2人、一気に見切ってしまった。 
約3時間半を一人で歌い切ってしまうなんて、いや~スゴイの一言

そして、昔の名曲を見直すいいキッカケにもなりました。 昭和の名曲、万歳

いよいよ型出し

2009-05-23 21:24:25 | 習い事
先週金曜日に作った手作り石鹸。
昨日でちょうど1週間が経過した。


N老師によると、1週間後に型出し&カットするらしいので、今日はその”型出し”にトライ

外から触った感触ではもうかなり固まっている
テープで留めていたパックの口の部分を恐る恐る開封してみると・・・あらっ とってもいい感じに粉ふいてる~


開封した途端、とっても爽やかな香りが漂ってきた
使った精油の種類をすっかり忘れていたので改めてメモを見返すと、”ベルガモット”と”ラベンダーアルパイン”の組み合わせでした。

正直なところ、あの時は精油選びもそこそこに固まりの遅い我が石鹸とひたすら格闘していたから、香りは”エイヤッ”で決めてしまい、あとからちょっと後悔してたんだけど・・・予想以上にいい香り~

ペリペリ~とパックを分解すると、ドド~ンとこんな塊が現れた


日頃小さい石鹸しか目にしないから、こんなどでかい姿の石鹸はかなり新鮮
しかし、カットするにはまだすこ~し柔らかいような・・・ 形がイビツになっても嫌だし、この状態で明日までもう少し様子を見ることにしようかな

パックに少し残っていた石鹸でお試し洗いをしてみたところ、泡切れがよくて洗った後はさっぱり 

あとは4週間乾燥させて完成を待つのみ 4週間かぁ。ここから先が長いけど、できあがりが楽しみ~ むふふ。

どっちがお得?

2009-05-22 23:50:17 | オーダー
妹のオーダー品と自分のシャツを引き取りに、南外灘の布市場へ。

妹が作った3点はどれも一発OK
そして、ついでに作った私のシャツも、これまた没問題

珍しいことがあるもんだ~

・・・と思ったら
このシャツの余り布を持って来るのを忘れたときた

別のお店で買った生地を持ち込んで作ってもらったので、少し多目に買った生地が50センチほど残るはずだった。
オーダー時に、「余り布は返します。」とちゃんと一筆書かせたのに、忘れたとはどういうこと~

実は前回もこのお店で余り布を忘れられ、あとから彼女の夫がバイクをすっ飛ばして持ってきたという過去があり。さすがに2度目はないでしょ~?と思ったら、このザマだ

どうすんのよ?と聞くと、「5元払えば明日家に届けるよ」だって。なんで私が払わねばならぬのじゃ

老板曰く、「もともと送料が12元かかるけど、うちが7元もつから、あなたは5元。」という、どう考えても納得できない主張を繰り返すばかり

私も「前回も同じことがあったよねぇ? 伝票にも一筆書いてあるよねぇ? アナタのミスなのに、どうして私が送料をもたなきゃいけないのよ」と言っても埒があかず。終いには「そんなんじゃ日本人太太の信用なくすよっ。」と捨て台詞を吐いてみたものの、「没刅法」の一言。く~っ、悔しいっ

何が悔しいって、これだけ嫌な思いをしてるのに、彼女の抜群な仕立てのセンスを思い切ることができない自分 「もうここで作らないからっ」と言えない情けない自分

結局、「じゃあ何かのついでに又来るから、その時には絶対忘れないで用意しといてよっ」と言ってすごすごと退散してきた。あぁ、私の負け

余り布のためだけに遥々ココへ来るのも癪なので、帰り際に別のお店で”衝動買い”ならぬ、”衝動オーダー”してしまった
結局、おとなしく5元払って送ってもらった方がお得だったんじゃ??

まる4年。

2009-05-20 23:40:13 | その他
先に赴任したオットに遅れること約2ヶ月。 
私と息子が上海へやって来たのが、ちょうど4年前の今日、5月20日。

空港から家までの車中から見た上海の街は、”グレー”と一言で言い表せてしまうくらい、どこもかしこも粉塵でスモッグがかかったような風景に見えた。 
「知り合いも殆どいないこの異国の街で、どうやって暮らしていけばいいんだろう・・・」と不安に思っていた当初は、帰任の日ばかり心待ちにしてたっけ。

でも、中国語が少しづつわかるようになり、お友達も出来て行動範囲が広くなっていくにつれて、モノトーンだった上海の風景が次第に彩りを帯びて見え、同時に楽しい上海生活もスタート
今は逆に、帰任の辞令が恐怖でもあります

”上海5年目”のこれからも、ますます楽しんでいくわよ~
お友達の皆様、どうぞこれからも引き続きお付き合い下さいませね。

以上、5年目の決意表明でした

隠されると・・・

2009-05-19 21:36:04 | おでかけ
いつだったかの某フリーペーパーに特集されていた”隠れ家カフェ”。

先日、そこに載っていたカフェを探し当てるべく友人と向かったのは、古い集合住宅が集まったとある小区。

レンガ造りのこんな建物が立ち並んでます。

古いけど味わいがあってステキと思ったら・・・発見 パジャマ族
やっぱり所詮、”小区”なんだ


ネットで調べた住所を頼りに、ある小道を突き当りまで進むと・・・

ついに発見 看板も何もないから半信半疑のまま入り口をくぐってみる

生活感溢れまくりの周囲とは一線を画した佇まい 
うん、きっとココに違いない
ワクワクしながら入り口を入ると。。。


がびーーん

お店は確かに合ってました
がっ 店内は雑然としていて、”オシャレ隠れ家カフェ”とは程遠い
聞けば、別の場所に構えていた支店がこちらにお引越ししてきたそうで、今はその荷解き作業中。
申し訳程度に雑貨類は置いてあったけど、今後はカフェ営業はしないそうで(コーヒー豆だけは販売するみたい)拍子抜け やっと探し当てたと思ったのにぃ~

今回改めてわかったこと。
「人は隠されると見たくなる」。
見事にコロッとひっかかった私たちでした