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コラム★心の梅雨を飛ばす気

白南風 5

2010年04月17日 10時32分12秒 | コラム
<白南風(しらはえ)5>

人の気持ちは、一瞬で変わっていきます。朝令暮改は当たり前です。

それをとやかく言うのではなく、どんどん変わっていることをうまく使いたいです。


『人生流しそうめん』のように上からどんどん流れてくる麺をさっと取る!


でも直前で誰かが取ってしまう。


食べているうちにおいしそうなのが流れていくのを見る。残念!


人生でよく見る光景ですね。

でも、こう考えてみたらどうでしょうか?


あの手に入れられなかった麺は、何れも私の所に来るべきものではなかった。

あるいは、来てはいけないものだった。

だから、これから来るものこそを逃さないようにしたい。


そう考えると今までと大きく違ってくることが見えてきます。


過去を考えている暇がなくなり、そんなことは出来ない。

流れていってしまったことで、現在の自分に何ら影響を及ぼせないことが見えてきます。


これが、『人生流しそうめん』の最も大きな特徴です。


誰しも美味しいものを食べたいですね。


それなら、上から美味しい麺を流して、それが自分の所でぴたり来ればいいのです。

美味しい麺を流すのは未来のあなたです。

どんな麺が美味しいか、食べたいか一番良く知っている本人が流すわけですから。

美味しいに決まっています。


他人に取られることはありません。

あなたにとって美味しい麺が、必ずしも他人にとって美味しく見えないかもしれません。

おそらく、マズそうに見えて誰も手を出せません。

同じことで、あなたもこの麺以外は、マズまずそうに見えて手を出さないでしょう。


それには少し工夫が必要です。


その麺がどんな外見なのか、食感は?食べた後の満足度はどんな感じなのか!

全て今食べている状態をイメージして体験しておくことです。


そうしていれば、あなたのイメージをかぎつけて、一番望む麺があなたの前で
止まってくれます。

誰も目を向けません。

マズくて、よくあんなのに手を出すなとさえ思っているでしょう。


人生は案外こんな単純にたとえで理解できるような、どんどん新しい見方を
発見していく瞬間の連続ではないでしょうか?

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