今年のNHK大河ドラマは、2年前の制作発表時から、それはもう非常に楽しみにしていた。
竹中半兵衛や黒田官兵衛を主人公にした大河ドラマを、
私は30年前から熱望していた(過去日記参照)し、
ましてや、大好きな岡田准一が主演なのだから。
『軍師官兵衛』は、第8話の秀吉との出会いあたりから、俄然面白くなってきた。
今週第16話は、いよいよ毛利本軍が腰を上げて出陣し、山中鹿介らが守る上月城を取り囲んだ。
それまでは、小学生対象かと思われるほど、もの足りなかった脚本が、
ここに来てぐっと引き締まり、ひとつのクライマックスに向かって、盛り上がってきた様相だ。
三木城戦に至るまでの経緯や、播磨諸氏の光芒、荒木村重の心情など、
他ドラマがこれまで触れてこなかった戦国の景色が、
分かりやすく浮かび上がってきた。
若き黒田官兵衛の眼を通して、新鮮に描かれる景色だ。
官兵衛の行く先は、生涯、苦難が続く。
けれど、苦しみながらも対処し続け、持って生まれた知性と人間性を、珠のように磨き上げてゆく生涯でもある。
後世に伝えられる名言の数々に、それが表れている。
ポテンシャルの高い岡田准一なら、見事に演じ切るだろう。
父や叔父など黒田家の人々、
黒田二十四騎ら家臣の描かれ方も、楽しみだ。
竹中半兵衛や黒田官兵衛を主人公にした大河ドラマを、
私は30年前から熱望していた(過去日記参照)し、
ましてや、大好きな岡田准一が主演なのだから。
『軍師官兵衛』は、第8話の秀吉との出会いあたりから、俄然面白くなってきた。
今週第16話は、いよいよ毛利本軍が腰を上げて出陣し、山中鹿介らが守る上月城を取り囲んだ。
それまでは、小学生対象かと思われるほど、もの足りなかった脚本が、
ここに来てぐっと引き締まり、ひとつのクライマックスに向かって、盛り上がってきた様相だ。
三木城戦に至るまでの経緯や、播磨諸氏の光芒、荒木村重の心情など、
他ドラマがこれまで触れてこなかった戦国の景色が、
分かりやすく浮かび上がってきた。
若き黒田官兵衛の眼を通して、新鮮に描かれる景色だ。
官兵衛の行く先は、生涯、苦難が続く。
けれど、苦しみながらも対処し続け、持って生まれた知性と人間性を、珠のように磨き上げてゆく生涯でもある。
後世に伝えられる名言の数々に、それが表れている。
ポテンシャルの高い岡田准一なら、見事に演じ切るだろう。
父や叔父など黒田家の人々、
黒田二十四騎ら家臣の描かれ方も、楽しみだ。