ミラノ中央駅とその他危険ゾーン

夏休みを利用して、ミラノに来られる方もいらっしゃることでしょうから、ちょっとだけ注意情報を書いておきますね

ミラノで、日本人観光客がトラブルに出くわす可能性があるのが、ミラノ中央駅とマルペンサ国際空港

どちらかと言うと、ミラノ中央駅の方が危ないです
と、このように記載しても他のヨーロッパ圏の危険ゾーンよりも危険度は低いですが、用心するに超したことはありません。

日本人観光客を狙って手ぐすね引いてる輩（やから）もおりますのでね。

足の悪いふりをする兄弟（兄弟のように見えます）
片足が不自由なふりをして、弟が兄によりかかりながら歩いている２人組
こいつら、よく駅のシャトルバス乗り場付近を徘徊しています
すり、ひったくりの常習犯
見たら近づかないこと

荷物は、必ず手に持って
地べたに置くと、ダッシュで走ってきて、荷物を持ってダッシュで逃げる泥棒
あれ？何？っていう間に持って行かれることがありますので、重くとも、荷物は手から離さないようにします。
少なくとも、手を添えておくこことが用心になります。

貴重品は分散して
お金、クレジットカード、パスポート
できるだけ分散して持ちましょう
ズボンの後ろポケットは、厳禁
地下鉄では、バッグは、肩ひもや底を切られて持って行かれる可能性がありますので、バッグに貴重品を入れない方がいいと思います。

地下鉄の場合は、数名のアラブ系外国人が接近してきたら、できるだけ彼らから離れましょう
空席がなく立つ場合は、ドア付近を避けます

注意が散漫になっていないことが分かれば、犯罪者はあまり寄ってきません。
スキを見せないことが重要

お城又は、ドゥオーモ付近のホテルを予約した場合は、センピオーネ公園に夕暮れから宵の口にかけて、なんとなく散策を楽しみたくなりますが、暗くなると危険ゾーンになりますので、立ち入らないこと
ただし、フェスティバルをやっていて、大勢の人がいる場合は、問題ありませんが、暗がりには近づかないこと

タバコの火を貸してと近づいてくる奴
もちろん全部ではありませんが、そこに意識を向けさせておいて、スリやひったくりの被害も出ていますので、注意が必要
特に喫煙者で、空港に到着し、ロビーを出たとこで一服というときが危険です

タクシー
タクシーは空港や主要な駅には必ずタクシー乗り場がありますので、タクシー乗り場から乗ります
空港や駅で、タクシー！タクシーと言って首からぶら下げた変な身分証明書を提示して近づいてくる運転手がいますが、無視しましょう
まともなタクシー運転手は、こんなことはしません
また流しのタクシーは、ほとんどいませんので、タクシーが必要で、タクシー乗り場がない場合は、ラジオタクシー（普通のタクシー）を呼ぶことになります。
ミラノの場合は、携帯で０２８５８５でオペレータに繋がります
英語でも受け答えが可能です

万が一被害に遭ってしまったら
グループ旅行の方なら、添乗員がお世話してくれるでしょうが、個人の場合は、必ず警察に被害届を出して、警察から発行される書類をもらっておきます
特にパスポートの再発行を大使館、領事館に依頼する場合に必要ですし、保険請求の際にも必要です
パスポートが再発行されまでの間は、簡易的な身分証明書にもなります
また、パスポートは、念のため原本と別に顔写真のあるページをコピーしておくとよいでしょう
イタリアのホテルは、必ず身分証明書の提示を求められますので、パスポートの盗難に遭ってしまうとホテルにチェックインすることすらできなくなります。
被害届とパスポートのコピーがあれば、ほとんどのホテルはそれを身分証明書と見なしてくれます。

便利情報を１つ

ミラノ中央駅の切符売り場、いつも長蛇の列
待たされること３０分なんてよくあります

しかしクレジットカード専用の券売機は、いつも空いてますし、ミラノ中央駅が一番混雑する８月最初の金曜土曜でもこのくらいですので、駅でチケットを買う必要がある場合は、券売機で買うのがよいでしょう

ミラノに限らず夏休みを海外（もちろん日本国内でも）で過ごされる皆様にとって、良き思い出となりますよう。

 

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