ミラノはミラノ

ミラノ在住のおねえさん(うそ)おっさんの気まぐれ場当たり日記

モモジュレ&ヨーグルトムース

2011-09-01 02:31:35 | 日記

イタリアは、モモの最盛期をちょっと過ぎたところで、街中の果物屋さんやスーパーでは、色々な種類のモモを見ます。
黄桃、白桃、ネクタリン、ばん桃(平べったいの)等です。

今日は、出盛りの桃をジュレ(ゼリー寄せ)にしたものとヨーグルトのムースを合わせた涼やかなデセールを考えてみました。

2つの手順になりますので、ちょっと長いブログになります。
でもね、とっても簡単なんです。
お料理初心者でも、失敗なしよ!

2つ合わせても、それぞれ単独でも美味しくいただけますので、今日は、ヨーグルトのムースを作って食べて、明日は、モモジュレ、明後日は、それぞれ残ったものを合体すると、3日分のデセールに(笑)

では、ヨーグルトムースから

材料です
牛乳 250cc
グラニュー糖 70g
プレーンヨーグルト 200cc
生クリーム 100cc(乳脂肪35%以上のもの)
板ゼラチン 9g

作り方
板ゼラチンは、たっぷりの水(ぬるま湯はダメ)でもどします

お鍋に牛乳と砂糖を入れ、砂糖が溶けるまでかき回しながら温めます
沸騰させないで! 温度が60度位になればOKです

温めた牛乳にふやかした板ゼラチンを加え、よく溶かします

生クリームは、砂糖を加えず八分立てにします
しっかり立てると口当たりが悪くなるので、八分立てで止めます

牛乳がお風呂の温度くらいなれば、ヨーグルトを入れ、綺麗に混ぜます
続いて生クリームも入れて、こちらも綺麗に混ぜます

ここでだいたい人肌よりやや低いくらいの温度だと思いますので、お好きな器に流し入れて、ラップをかけて冷蔵庫に入れます
1時間以上冷やしてください

冷えれば、このままでもフルーツのピューレ(ソース)をかけても美味しくいただけますが、今日は、この上に乗せるモモジュレを作っていきます。

では、ここからモモジュレ

材料です
白桃 やや大きめ2コ
白ワイン 100cc
水 400cc+100cc
グラニュー糖 150g
レモン汁 50cc (大きなレモンで1コ分)
ミントの葉 適量
板ゼラチン 9g
緑色の葡萄(もしあれば) 少し

作り方
お鍋に白ワインを入れ、強火で一瞬沸騰するまで加熱してアルコール分を飛ばします
こうすることでワインの風味が残り、アルコールゼロになりますので、子供さんでも安心して食べられます

次に水400ccと砂糖、レモン汁を加えて、沸騰したら、綺麗に洗ったモモを皮ごと、そのままお鍋に入れキッチンペーパーで紙ぶたをし、さらに普通に蓋をして1分30秒弱火で煮ます
その後モモの上下を返して、さらに1分30秒

合計3分煮たら、モモは冷水にとって、湯むきします
普通の白桃であれば、トマトの皮の湯むきと同じように、ぺろん!と綺麗に剥けますが、なかなか剥けない場合は、果物ナイフで剥いて行きましょう

この状態で二つ割りにして種を取れば、モモのコンポートになりますが、今日はジュレにしますので、角切りにします

モモを煮たシロップは、モモの色素でほんのりピンク色になっていますので、ここに角切りにしたモモを入れて2分程度火を通します

モモの柔らか具合で、この火を通す時間が違ってきます
モモが溶けるようでは、煮すぎです

モモに火が通れば、ステンのボウルに移して、温度が80度以下になるまで待って、ふやかした板ゼラチンを加え、水100ccも加え、綺麗に溶かします

あら熱が取れれば、ボウルごと氷水にあてながら急速に冷やして行きます
今回は、カチッと固まったジュレではなく、トロ~んとした感じにしたいので、冷え固まる寸前にスプーン等でまぜまぜして、トロトロジュレにしましょう

彩りよく仕上げたいので、もしあれば緑色の種なし葡萄を皮ごとここで加えます

冷蔵庫の温度が低ければ、先程作っておいたヨーグルトムースがいい感じに固まっていると思いますので、モモジュレを乗っけ、ミントを飾って、できあがり


この状態で食べるのが一番美味しいのですが、作り置きする場合は、さらにラップをかけて冷蔵庫で保管してください。

 

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