ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

Apple、iPod shuffle。

2006年04月14日 | blog

出先ですこし大きめのデータを取り扱う用事があって、
そのとき128MBのUSBメモリしかなくて、えらく難儀したんですよ。

それで大容量のUSBメモリを買おうとおもったんですが、
どうにもいいデザインのものがない。

そんならばいっそ、音楽も聴けるShuffleというのはどうだろう、
ということで買ってみたんです。
贅沢で消極的な理由ですが。

ふつうのiPodを買う前は、iPodを買ったからって
「何が変わるんだろう」と疑っていたんです。

iTunesはずっと愛用していたけれど、
ライブラリの音楽そのものが変わるわけではなし、
MDとかの、ほかのポータブルプレーヤーで、
まったく代用がきかないというものでもない。

で、買ったらあまりの魅力に愕然としたんですが。
つくづく、ああ、Appleって奴は!とおもうわけです。

そしてこのShuffle。
すでにふつうのiPodを持っている私は、
やはり大いなる疑問を持ってたわけです。
買ったからってどうなのよ、とね。

ほんで、こちょこちょといじっているんですが、
すっかりお気に入りになっちゃいました。

やっぱりこの軽さ。
物理的にも軽いし、存在が軽い。
なんというか、エッジが立っていることもあって、
もう「紙」っぽいのですよ。その存在の軽さが。
この気兼ねなさと割り切りといさぎよさ。
すごくストレスがなくて心地よい。

やっぱり、ちょっと大きくて重くてぴかぴかのiPodは、
落としたらどうしよう、傷つけたら嫌だな、とか
気をつかうんですよね。

Shuffleは安価ですけど、でもとっても高品質です。
多少の樹脂のゆがみは見て取れますが、
基本的な構成と構造はじつに「志が高い」。
Shuffleになっても、どうやってつくったのかいまいちよくわかりません。
ふつうこんな図面書いたら、設計者にばかにされますよ。
すごいなぁ。Appleって。

メモリとして使う場合は、
ソフトが入っているせいか、認識が遅いです。

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