ダイニングの椅子をさがしているときに、
MoMAのオンラインショップでみつけました。
アメリカのMoMAで、100ドル。日本のMoMAで、一脚17000円。
知らずに「いいな」とおもったので、
たぶんわたしはマリオ・ベリーニのデザインが好きです。
イプシロンのときも、そうだった。
でも、店頭で売っているお店がない。
椅子、座らないで買うのはこわいでしょう。
いちど失敗してるし。イプシロンで。
そんでごにょごにょ探していると、
実家のそばのリサイクルショップで、中古発見!
たぶん、カフェ流れ。一脚4800円。
早速バイクで駆けつけて確認。ううん、ホンモノもかっこいい。
たわむ背板がソフトなかんじで、座り心地もわるくない。
状態のいいものを8脚まとめ買いです。
実家でクルマを借りて、そのまま持って帰ってきました。
まるで、なめらかな紙を折ってつくったような、繊細なカタチ。
脚を撫でてゆくと、手のひらと指に吸い付くようにフィットして、
いかにも「人の手」で研ぎ出したカタチ、というかんじがします。
スタッキングできるので、邪魔なときはまとめておけます。
かさねた姿もうつくしい。
壁際にならべて、ちょっとした棚の代わりにしたり、
水に強いので、洗濯したシーツを干してもだいじょうぶ。便利。
つかってみての問題は、ちと「座面が高い」。
アメリカ製とはいえ、身長176cmのわたしでも、膝の裏がしびれる。
小柄な同居人は、完全に足がぶらぶらです。
寒い時期はつめたいし、クッションがないのでカタい。
無印良品のうすい低反発クッションを敷いてますが、
さらに座面が高くなっちゃうし。
長時間座っているのはつらいです。
でも、長居するのはソファがあるので、問題なし。
同居人は踏み台に足をのっけて座ってます。
リーズナブルできれいでべんりです。
だたし座面は高いですよ。
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