ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

Nikon、COOLPIX800。

2006年07月16日 | blog

1999年に購入。いまだ現役。
このweblogの小物写真は、
ほぼすべて、これで撮影しています。

銀塩カメラを買ったことがないので、
「人生初カメラ」がこれ、ということになります。
「写ルンです」以外は。

でもいま、「はじめて買ったカメラがデジカメ」というひと、
けっこう多そうですね。

デジカメというのは「客観的なヨシアシ」が語られにくいというか、
「最初に買ったメイカーのがいちばんいい」と言われがち。
最初の出会いのその「刷り込み」の、強ーい商品であるとおもいます。

ね、身に覚えありませんか?

べつに他社のがわるいはずもないとおもうんですが、
どうしても自分の慣れた、「いつもの雰囲気」で
撮れることを求めてしまう。

さらにややこしいのは、同じメイカーでも、
「新しければいい」ばかりでもない、というところ。

画素数やレンズなどが変わることで、
同じメイカーでも、違う傾向の仕上がりになることは、よくあります。
ある世代のデジカメで撮れる雰囲気は、じつは代替えがきかないのです。

当時わたしがこれを選んだ基準はふたつ。

ひとつは、フジの縦型とか、
「デジカメらしい・斬新なレイアウト」が
華やかに目立つ売り場で、
でもそういうのはすぐに古くなるだろうな、とおもったのですね。
だから、ちょっと型落ちになっても、
「フツーの銀塩のコンパクト」に見えるような、
黒くて地味ーなこれにした。

あはは、消極的な理由ですね。守りに入っとる。

もうひとつは、初の北米出張用に買ったので、
出先で電池が買えるように、
単三対応のもの、ということで選んだんですね。

結果的にいまだに現役なので、
まぁよかったんだとおもいます。

お出かけ用には、固定焦点の、
カシオのエクシリムをつかっています。
屋外の写真はすべてそれですね。

ちなみにどっちも、2メガピクセル。
ケータイ以下ですねー。


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