ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

SONY、EBR-S1MS。

2006年01月12日 | blog

肌身離さず持ってるものは何ですか?
携帯電話。そうでしょう知ってます。それ以外は??

わたしの場合は辞書です。
詩人ですから、つねに言葉について、真剣に考えたいのですなんつってー。
休日でも持ち歩いていますよ。

意味のわからない言葉に触れたとき、それを「見過ごす」のが嫌なんです。
「意味のよくわかんない言葉をなんとなーく使う」のが、気持ち悪いんですね。
そういう言葉は書いても発話しても、響かないし通じない。
いわゆる「オトナ語」とかにはそういうの多いねー。

一日数回は引いているとおもいます。
つまり、気にしていると一日数回はよく知らない言葉に触れているということになります。
履歴が残ったり、辞書がリンクしたり(英和→和英→英英とか)、便利で知識が広がるかんじ。

辞書機能って、PDAとか携帯電話とかに「統合」されがちな機能ですけど、やっぱこういうのはハードウエアもソフトウエアも、専用機のほうが圧倒的に使いやすい。

でも、なかなかいいのがないです。携帯性とデザインの完成度でこれにしましたが、残念ながら、作りが安い。ケースはギシギシ、蝶番はよれよれ、塗装はぼろぼろで、キーはへなへなです。
ソフトウエアの反応もすごく遅い。でもこれはどのメーカーも遅いのでしょうがない。パソコンか携帯電話並の「脳みそ」がないと無理でしょう。

携帯電話並みのクオリティで作られた電子辞書があったらいいのに。でもたぶん10万円超えちゃうでしょうね。つくづく携帯電話は「技術バブル」、「華飾バブル」です。

新型はもっと薄くなってしっかりした作りでしたが、買い替えるほどでもないなぁ。
求む、本気仕様の電子辞書。



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