ポエトリー・デザイン

インハウスデザイナーが思う、日々の機微。

MOLESKINE、Ruled Reporter Notebook。

2007年02月12日 | blog

「ほぼ日手帳」を使っていますが、
一日に4件も5件も打ち合わせがあると、
一日分のページには書ききれない。
かといって、後半のフリーメモは、ページがすくないし。

以前はPaper Palmに、
メモを時系列に箇条書きにしていたんですが、
Paper Palm、ずっと輸入元欠品中。
(今は買えるみたい)

べつにメモなんてなんでもいい…といえばいいんですけど、
なんでしょね。

うまく言えないのだけれど、
メモって大事なんです。
肌身離さず、毎日持って歩いて、
一日に何度も開き、そして何週間も使うもの。

RHODIA(ロディア)を使ってみようかとおもったんですが、
あれはミシン目で、ページが取れるんですね。
ソニプラの見本は、ページがばらばら取れてしまっていて、うまくない。
ページが取れちゃ困るんです。時系列だから。

ページが「たいら」に開いてほしいんですが、
そうやって開こうとすればするほど、ページがぴりりと取れちゃう。
わたしの用途には違うみたい。

隣に一冊だけ残っていた、
このタテ型モールスキンを買ってみました。
存在は知ってましたが、買うのははじめてです。
1680円。高いな~。

ところで、メモはタテ型が好き。

ヨコ型は、左<>右の関係ができてしまって、
「時系列」な「箇条」感が薄れてしまうし(なんだ、そりゃ)、
折り目付近が、パクパク浮いたりして、
あんまり好きじゃない。

Paper Palmよりも大きいのが
「どうかな?」とおもいましたが、
いや、使いやすい。
ちょうどいいタテヨコ比です。

古い外国映画の新聞記者は、こんな縦書きメモを持ってますね。
「リポーター」の名がつくように、タテ型というのは、
立ったままでも書きやすい。

紙の角が丸めてあったり、
固い表紙がゴムバンドで留めてあるところなんかは、
「持ち歩き」に対する、シンプルで確実な配慮があります。

トリセツ(帯)をよく読むと、うしろの24ページだけは、
ミシン目が入って、取れるようになってるそうです。
なるほど。ピリッとメモを渡したいとき、あるからね。

裏表紙の内側に、マチのついた、深いポケットがついています。
これが、モールスキンの「お約束」らしいです。

なにを忍ばせようかな。
絆創膏?ポストイット?名刺?バスの時刻表?非常用の千円札?

ふむ。こうしてこまかく見ていくと、
1680円も、そう法外ではないような気がしてきたな。

なにより、日々持ち歩くのに、
ちょっぴりのうれしさと、誇らしさががあります。

使い切ったら、また買えるのかな?
それだけが心配。

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4 コメント

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あっ (ぴこりん)
2007-02-13 04:50:40
レポーターですか。

RhodiaとMoleskineは、日本の文具好きの
「2大アイコン」のようなものです。
万年筆を使っている私は、
インクがにじまないRhodia派です。

このレポータータイプ、あまり便利に
使っているという人を聞かないので、
今後の経過に期待です。
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タテ型 (本人)
2007-02-13 23:24:27
タテ型で悩むのが、紙の表裏を、どう使うかということです。
Paper Palmはリング綴じなので、表裏なく使えたのですが、
読み返すときに、どっちがどっちだか、
順番がわかんなくなっちゃう。

こんかいは思い切って、オモテだけに書き、
最後まで行ったら、ウラに書き込んでみようとおもっています。
うまくいくかどうかは、わかりませんが。
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これのスケジュール帳使ってます。 (kurumada)
2007-02-15 19:34:00
このスケジュール帳を使って3年目です。
スケジュール帳はこれに日付と曜日、時刻数字が入ります。
日曜日には時刻数字が入りません。
全体的には素っ気ないです。
ほぼ日手帳とは対極ですね。

うまく使うのにはコツがいりますね。
でもゴムバンドや書くときの据わりの良さは
グッドです。

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手帳はムツカしい (本人)
2007-02-15 22:50:47
ほぼ日手帳は、「仕掛け」が多いぶん、使い方も偏りがちのような気がします。コンセプトどおり、「公私混同」な書き込みをこころがけていますけれど、仕事メインでは、うーむ。

素っ気ないほうが間口は広い。ですよね。

そして、これくらいのプロダクト?であれば、じぶんで手作りできるんじゃないかな、という気も、すこし、しています。
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