アメリカ
SF/アクション/青春
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新人監督による低予算映画にもかかわらず、予測不能の展開と思春期の若者の
リアルな心理描写が評判を呼び、全米初登場1位のサプライズ・ヒットを記録
してセンセーションを巻き起こしたSF青春サスペンス・アクション。
ある日突然手に入れた特殊な能力を使ってイタズラを重ねる平凡な高校生3人
組が、いつしかその強大な力に自ら振り回され、思いもよらぬ事態を引き起こす
さまを、ファウンドフッテージ・スタイルの臨場感あふれる映像で描き出して
いく。主演は本作でブレイクを果たした注目の若手、デイン・デハーン。
監督も本作をきっかけに一躍ハリウッド期待の若手となったジョシュ・トランク。
(allcinemaさんより抜粋)
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いつも持ち歩いている中古のビデオカメラだけが心の友という孤独な高校生
アンドリュー。ある日パーティ会場で居場所を見つけられない彼は、見かねた
いとこの同級生マットとその親友スティーブに誘われ、近くの洞窟探検に向かう。
そこで不思議な物体に触れた3人は、知らぬ間に念じるだけで物を動かせる
超能力を身につけていた。
最初はその力を他愛もないイタズラに使って満足していた3人だったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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実写版『AKIRA』って言われているこの作品、TOHOシネマズなんばで公開
されることになったので、『トランス』を観た後に続けて鑑賞。
やっべー、超オモシレー!
実写版『AKIRA』って言われてるだけのことはあった。
アンドリューが鉄雄っぽかった。
POV物って最近今一つなのばっかだったけど、コレはイイ。
超能力でカメラを浮かせて自分達を撮るってのが斬新。
ある物体を見つけて触れたことによって不思議な力を得た、アンドリュー、
マット、スティーブの3人。
最初は、ボールを動かしたり、レゴを組み立てたりとしていたのに、他人の
車を違う場所に移動させたり、空を飛んで飛行機に当て逃げされそうになったり
と次第にエスカレートしていき、やがてその力を気に食わない人間相手に
使うようになっていく描き方は秀逸で見応えあった。
クライマックスでのアンドリューとマットの超能力対決は大いに見応えあり。
宙に浮いたまま格闘とかバスが飛んでくるとか観ていて面白かった。
家ではアル中の父親に暴力を受けたり、学校では苛められたりしていた
アンドリューが、愛する母の死でタガが外れて街中で暴走してしまった結果、
迎える結末が観ていて切なくて悲しい。
お薦め度:★★★★★(5/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。
出演者もかぶってたし。
こっちの方が、ずっと見ごたえありましたね。
やっぱいじめられる雰囲気と言うか、決定的にそれが違ってた。デハーン君はいじめたくなる!
とんでもない力を持ってしまった葛藤も、よーく描かれていたと思います。
コメントありがとうございます。
キャリーはクロエ・グレース・モレッツが可愛すぎた
事もあって、苛められっ娘っていうのが実感なかった
ですけど、こっちのデハーン君は苛められる雰囲気
とか実感あって観てて納得させられるもんがありました
ね。
力を持った葛藤と、それを間違った方向に使う事に
なるきっかけの描写がうまかったですね。