日本
サスペンス
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外国人のスパイ活動や国際テロの脅威に対する警戒と捜査を行う警視庁公安部の
諜報部隊“外事警察”にスポット当て、その知られざる活動をリアルなタッチで
描き評判を呼んだNHKの連続TVドラマを基に、そのスタッフ・キャストが
再び集結し、よりスケールアップしたストーリーで映画化したサスペンス・ドラマ。
主演は渡部篤郎、共演にキム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子、田中泯。
監督はドラマ版に引き続き堀切園健太郎。
(allcinemaさんより抜粋)
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2011年。大震災の混乱が続く中、大学施設で原子力関連の極秘データが盗まれる。
一方、朝鮮半島からは濃縮ウランが流出したとの情報がもたらされ、核テロの
脅威が現実味を帯びる。
住本健司たち外事四課では、5年前に韓国から来日し、日本人女性と結婚して
日本国籍を取得した奥田交易社長・奥田正秀に疑いの目を向ける。
そこで住本は奥田の妻・果織に近づき、協力者(=スパイ)として取り込むべく、
彼女の弱みを徹底的に洗い出し、彼女が落ちるまで容赦なく追い詰めていく。
(allcinemaさんより抜粋)
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TVドラマ版の方は2話程度しか見てないけど、尾野真千子目当てでなんば
パークスシネマにて鑑賞。
これはなかなかに面白くて見応えあった。
それなりにリアリティあって、虚虚実実の駆け引きや、DNA鑑定のからくり
とか緊迫感あって、最後まで飽きることなく見続けることができて面白かった。
TVドラマの劇場版だが、TVドラマ版を観てなくても一応楽しめる内容だった。
人間関係とかはTVドラマ版観といた方がしっくりくるんだろうが、ま、観て
なくてもその辺は観てるうちにわかるので問題ないかな。
渡部篤郎は、使えるモノは何でも使う、その時々に応じて、柔和な態度から
脅しや冷酷な態度と使い分け、公安の魔物と呼ばれる住本のキャラクターに
すごくハマッていた。
渡部篤郎の普段の神経質そうで小難しい感じのイメージがピッタリだった。
ただ、核爆弾って材料揃えばそんなに簡単に作れるものなのかな?
韓国のNISが犯罪者グループを利用して北朝鮮から濃縮ウランを流出させて、
日本からは起爆装置を奪わせて完成した核爆弾を奪って我が物にしようと
画策してたけど、濃縮ウランが流出して起爆装置の設計図が奪われた時点で
CIAががっつり動いてきそうな気もするんだが。
劇中では流出したウランを回収しようとCIAが動いている気配はなく、日本と
韓国だけがウランの行方を追いかけてる感じの印象を受けた。
CIA以外にも中国やロシアの諜報機関が動きそうな懸案事項だと思うんだが。
お薦め度:★★★★☆(4/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。
はくじさんって、見る目的がはっきりしてて、いいですよね!尾野さん、最近いろいろと活躍ですねえ。
綿密に作られた脚本と言うのが、よーくわかって、見た甲斐がありました。
渡部さんのはまり具合が、お見事でしたね。
コメントありがとうございます。
綺麗な女優さんを大きいスクリーンで堪能したいってのが一番ですね。
脚本は見応えある内容で一ひねりも二ひねりも
ありましたね。
あの雰囲気の役柄は渡部篤郎以外では思い浮かばないですね。