日本
アクション/サスペンス
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「海猿」シリーズの原作者・小森陽一の原案を基に、警視庁の実在する
“警備犬”を巡る物語を、TVドラマ「猿ロック」の七高剛監督、市原隼人
主演コンビで描くサスペンス・アクション。
ハンディキャップを持ちながらも警備犬を目指す犬と熱血漢の若手警官が、
二人三脚の訓練の中で次第に絆を強め、やがて過酷な任務へと立ち向かって
いく。共演は時任三郎、戸田恵梨香。
(allcinemaさんより抜粋)
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正義感にあふれ、検挙率も抜群ながら、単独行動に走りがちで協調性に
問題を抱える若手警察官の早川勇作。刑事への昇進を期待していた矢先、
警視庁警備部警備二課装備第四係という部署への配属が決まる。
そこは、捜査を支援する“警察犬”ではなく、犯罪を未然に防ぐために
活動する警備犬とそのハンドラーが所属する部署。
警備犬の具体的な任務には、災害時の人命救助の他に、爆発物捜索や犯人の
制圧といったテロ対策などがあったが、警視庁に導入されて30年、未だ警備
出動の実績はなかった。
そんな四係への配属が決まった勇作のバディとなったのは、優秀な血統ながら
アルビノ(劣性遺伝)のため警備犬としては期待されていなかった“シロ”。
それでも勇作とシロは厳しい訓練を繰り返し、いつしか強い絆で結ばれていく。
そんな中、警視庁を震撼させる連続爆破事件が発生し、ついに出動要請を
受ける四係だが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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戸田恵梨香目当てで久しぶりにアポロシネマ8で観賞。
クライマックスのご都合よい展開にはがっかり。
毎度相変わらず熱い演技をかましてくれる市原隼人が主演なので、熱血物
なんだろうなとは予想して観に行ったんだけど、で、予想通りだったけども
クライマックスまではそれなりに楽しめた。戸田恵梨香も可愛かったし。
警察犬以外にも警備犬というのがいて所轄部署も違うってのは初耳。
警察で使用される犬は全部警察犬って思っていたので、これは勉強になった。
だけどこの主人公、熱血で正義感に篤いのはいいんだが、組織の人間と
しては使いづらいというか使い物にならんタイプだな。
一度それで失敗してるのに、また単独行動とるんだもの。
追跡しながらでも無線連絡すればいいじゃんって思うんだが。
この手の熱血物って主人公は弱点なりを克服して成長するのがよくある
パターンなんだが、この映画では最後の最後まで主人公は成長しなかったのは
ある意味珍しい。
主人公が連続爆破犯と対決するクライマックスはもう突っ込みどころ満載。
・通常運行している地下鉄の線路内に入るが、列車が全然来ない。
・地下鉄線路構内に工事用建材等を保管している場所で主人公が犯人と
もみ合った結果、鉄骨の下敷きになるんだが、その鉄骨が横置きでなくて
立てて保管してあるという不自然さ。安全第一が守られて無さ過ぎ。
・その鉄骨を戸田恵梨香演じる同僚の水野夏希が鉄パイプ一本で持ち上げて
しまう。見た目は華奢な体つきだけど、すんげー怪力。
・鉄骨2~3本の下敷きになったにもかかわらず、助け出された主人公、
水野の肩を借りて歩けてしまう。すんげー強靭な体。
・主人公が鉄骨の下敷きになった時点で、その場に仕掛けられた爆弾の起爆
まで残り5~6分。その間に主人公とシロの逃げろ逃げないのやり取りから
シロが来た道を戻って水野を連れてきて、水野が主人公を助け出して、
駅に近づいた所で爆発。いやぁ~5分って長いね。
劇中、他にもツッコミどころ満載で、見ているうちに展開の都合の良さや
脚本の甘さに次第に脱力していって、観終わった時は戸田恵梨香が可愛かった
ことしか印象に残んなかったです。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
クリックして下さった方、ありがとうございます。
なんだかいかにもの安易な邦画って、見る前からわかりますわ。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
正規料金で観るほどの価値はないかなと思います。
市原隼人が好きとか戸田恵梨香萌えな人なら、
その価値はあるかもしれませんね。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
二人ともびっくりするぐらい強靭でしたね。
鉄骨飲料懐かしい。今でも売ってるんでしょうか?
個人的には戸田恵梨香目当てで観に行ってる
のでそこそこ満足でした。