日本
ドラマ
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長野県在住の現役医師のデビュー小説にして2010年の本屋大賞にもノミネート
された同名ベストセラーを、「ハチミツとクローバー」「ヤッターマン」の
櫻井翔と「ソラニン」「オカンの嫁入り」の宮崎あおい主演で映画化した
ヒューマン・ドラマ。
信州・松本市の小さな病院で働く青年医師を主人公に、地方医療の現実に
翻弄されながらも、様々な経験を通じて成長していく姿を、心温まる夫婦愛
とともに描き出す。
共演は加賀まりこ、柄本明。
監督は「60歳のラブレター」「洋菓子店コアンドル」の深川栄洋。
(allcinemaさんより抜粋)
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美しい自然に囲まれた松本に暮らす栗原一止は、本庄病院に勤めて5年目に
なる青年内科医。慢性的な医師不足に悩むこの小さな病院で、厳しい
地方医療の現実と日々格闘し、迷いながらも、有能な同僚たちと力を合わせて
懸命に激務をこなしていた。
そんな一止にとって、同じアパートに住む個性豊かな仲間たち、そして最愛の
妻・榛名の存在が、疲れた心を癒し元気を与えてくれる何よりの支えとなって
いた。
そんな中、最先端医療を学べる大学病院への誘いを受けた一止。
だが、本庄病院に毎日やって来る大勢の患者のことを思い、心が揺れていた。
そこへ、大学病院で手遅れと見放され、なぜか一止を頼ってやって来た高齢の
末期ガン患者・安曇さんが現われる。
(allcinemaさんより抜粋)
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2ヶ月半近い北海道の出張がひとまず終わった。
いやぁ辛くて大変だったけど、休暇の日はジンギスカンやスープカレーを
食べたり、定山渓温泉に行ったりとそれなりに札幌を満喫できたので満足。
で、大阪に戻ってこれたので観に行きたくても時間がとれなくて観に行け
なかった本作を久しぶりのMOVIX堺で観賞。
なかなか良かった。
お涙頂戴映画かと思いきや、これといって泣かせどころがなくチョット拍子
抜け。
それに一止役の櫻井翔の髪型が最後まで気になってしまい、イマイチお話に
没入できなかった。
後、一止役の人物設定や、元旅館で他人と夫婦で共同生活している設定とか
が浮世離れしていて何かリアリティに欠ける感じがしてしまった。
でも地域医療や終末医療についていろいろと考えさせられる内容でした。
家族や近親者がいないお年寄りにとって、たとえ治療法がなくても
病院に受け入れてもらえることって大事なことなんだなと思い知った。
治療法が無いから残りの余命を自由に生きろって言われても、余命が来たら
ポックリ逝けるわけでなく、徐々に身体の自由が利かなくなって、一人で
何もできなくなるわけだから病院が受け入れてくれることって大きいこと
なんだなぁと。
それと宮崎あおいの榛名の存在感が良かったな。
さりげなく一止を支える妻を好演していて可愛らしかった。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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