ドイツ
サスペンス/ミステリー/ロマンス
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有名なドイツの巨大飛行船“ヒンデンブルク号”の爆発炎上事故を巡る謎を
独自の解釈で描く歴史ミステリー・ロマンス。
ヒンデンブルク号には爆弾が仕掛けられていたという陰謀説を基に、爆弾と
犯人探しのミステリーに主人公のロマンスを絡めつつ、ヒンデンブルク号の
炎上崩壊シーンをリアルに再現した迫力の映像で描き出す。
監督はドイツのTVで活躍するフィリップ・カデルバッハ。
(allcinemaさんより抜粋)
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1937年、ドイツのフランクフルト。
ツェッペリン飛行船会社の設計技師マーテン・クルーガーは、操縦していた
グライダーが墜落し、偶然居合わせたアメリカ人の富豪令嬢ジェニファーに
助けられ、恋に落ちる。しかし彼女には既に婚約者がいた。
そんな中、ジェニファーは父急病の報せに、母と一緒にヒンデンブルク号で
アメリカへと帰国することに。ところが飛行当日、マーテンは社長から母娘の
乗船阻止を命じられ、不安に思いながらもジェニファーを探しに飛行船へと
向かうのだが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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ドイツの飛行船ヒンデンブルグを題材にした作品ってことでちょっと興味
惹かれたので梅田ブルグ7で鑑賞。
何か纏まりが悪い・・・。
ヒンデンブルグ号に仕掛けられた陰謀とその陰謀を阻止すべく一人の技師が
奮闘するミステリーなんだが、そのミステリー部分で素直に謎の解明や
犯人捜しや爆弾探しとかを行えば、それなりに面白くなるんだろうなと
思うのだが、そこにむりくりユダヤ人家族の国外逃亡問題を入れたり、
ミステリアスなマジシャンを絡ませたりと無駄な展開もあって、いまいち
話に纏まりが感じられなかった。
ユダヤ人家族のあれも、父親が爆弾しかけた犯人っぽい動きとかして、観て
いる人のミスリードを誘うとかすればアレだけど、そんな演出なかったし、
あのマジシャンも爆弾あるの知ってて乗り込んだから、何か秘密を知っている
のかと思えば、ナチス軍人にユダヤ人家族の正体をバラすだけで、本筋に
全然関係ないし、何だかなぁって思いながら観てた。
後、ヒロインも婚約者が殺されたばっかなのに、主人公とチョメチョメしちゃう
股の緩さ。しかも爆弾探さないとイケナイ状態なのに。
あのチョメチョメシーンは必要だったのかな?
とはいえ、ヒンデンブルグ号のスケールのデカさとか、内部の構造が伺い知れた
のは良かった。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
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