中国
ドラマ/ロマンス
* * * * * * * *
売血によるHIV感染のまん延という中国の衝撃的な実話を背景に、チャン・ツィイー
とアーロン・クォックが情感的な愛を紡ぐラブ・ストーリー。
HIV感染者たちの隔離施設で出会った男女が絶望の中で愛し合う様子を繊細に描く。
監督は、『孔雀 我が家の風景』のクー・チャンウェイ。
『鬼が来た!』のチアン・ウェン、『ココシリ』のルー・チューアン監督が
友情出演として名を連ねる。
中国の美しくのどかな風景とは対照的に、隔離された男女の切なくも壮絶な
運命に引き込まれる。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
* * * * * * * *
1990年代の中国。山間部にある貧しい村で金が欲しいがために血を売った人
たちが、注射器を使い回してしまいHIVに感染。
感染者たちは廃校に隔離され共同生活を送ることになる。
そんな中で出会った琴琴(チャン・ツィイー)と得意(アーロン・クォック)は、
同じ境遇に共鳴し次第に恋仲になっていくが……。
(シネマトゥデイさんより抜粋)
* * * * * * * *
「冬の香港傑作映画まつり」ということで、『大魔術師Xのダブル・トリック』
『狼たちのノクターン』『最愛』の3本が大阪・心斎橋と東京・六本木
で上映されていて、『大魔術師Xのダブル・トリック』と『狼たちのノクターン
』は大阪で観たんだが、この『最愛』は都合が合わずに観られず、
見逃すところだったんだが、今回、六本木まで出向いたので、シネマート六本木
にて鑑賞することに。
グッとは来ないっす。
これ、終盤の得意が発熱してうなされている中、琴琴がその身を犠牲にしてまで
得意の体を冷やそうとするくだりと、その後の得意の決断のあたりでお涙頂戴を
狙っているんだろうけど、全く涙がちょちょ切れることはなかったな。
いくらお互いがエイズに罹ったことで配偶者から見捨てられたり、村人たちから
避けられるような不遇な境遇だったとしても、要はダブル不倫だもんな。
最初は得意が琴琴を手籠めにした感じだったが、次からは琴琴もノリノリで
逢引きしてるもんな。なので嫌悪感が先に立ってしまい、彼らの最後に何ら
心打つもんが無かった。
とは言え、チャン・ツィイーは相変わらず綺麗。
終盤で彼女の半裸シーンがあるけど、スタイル良くて素敵。
今回の「冬の香港傑作映画まつり」、個人的には『狼たちのノクターン』
が一番良かったな。
お薦め度:★★☆☆☆(2/5)
クリックしてくださった方、ありがとうございます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます