Cappelletti イタリー語では明瞭にカペレッティのはずですが,ブリッジでは近頃カペラッティと発音する人が多くなったので調べて見たらJCBLのコンベンションリストに,誤植か自信を持ってかそう表記されて居ました.
カペレッティは英語でもカペレッティと言ってほしいものですが,本人か先祖がアメリカに帰化して,イタリー風の発音を避けて(英語社会に馴染むため.当局の指導も有る.)綴りはそのままで発 . . . 本文を読む
ハーディは緑本でのシステムの提示に当たり、カルバートソン・システムとゴーレン・システムの両者を止揚する、少なくとも統合する構想を示している。システムについては我々論理や言語の体系の専門家が驚嘆するほどの透徹した分析・(再)構成力を持っている。
古民家で質問が出たので調べて見たら、本業は数学者で音楽家でした。音楽は、詳しくいうと作曲家で指揮者。
数学は、専門学者としてどの程度の仕事をしたかは分か . . . 本文を読む
普及に伴って正しい使い方をする人が増えて来た4SF=4th(フォース)スーツ・フォーシングに対して、表題の4スーツTRF(トランスファー)のほうは、1NTに対するレスポンスのシステムですが、案外普及していないようです。最新の林著2/1でも、無視されている。*
これは米国の本と対照的です。
『21世紀のコンベンション』2001(邦訳版2009.9月JCBL)p336―338†
2ページ余を「N . . . 本文を読む
前節(C1)では,林著第9章(3)(MSS),(4)(2NTリレー)のセットについて,纏めて4スーツTRFを使うほうが簡明になる旨述べました.ここではやはり1NTオープンに対して約束が千差万別になる(5)の3台へのジャンプの扱いを比較します.
(5)()3♣/3♢
AQまたはKQを含む6枚以上のマイナーでINV(ゲーム,この場合は3NT誘い)というのはハーディ‐つくば . . . 本文を読む
日本語の本が出たということの影響は大きく,2/1を学ぶ人が急速に増える気配が有ると同時に,コンベンションも林著に合わせようという人が勢いを増しているようです.
それで,2/1システムの根幹部分について,林著を,ハーディ‐つくばサイエンティフィックの視点から詳細に読むこととは別に,2/1とは直接関係が無いコンベンションについて,このブログの別シリーズを始めることにします.節番号のCはコンベンション . . . 本文を読む