Ⅰ-1:前立腺がんの疑い
事の起こりは2006年の7月5日、55歳の節目健康診査でした。
区では40歳を過ぎると5年ごとに健康診断を行っています。
28日、健診の結果を聞きに保健センターへ
予てより懸念の大腸がん、胃がんとも”異常なし”
以前より横行結腸にポリープができやすく毎年1度、内視鏡検査をしています。
その度にポリープが1つ、2つ見つかりその都度、切除しておりました。
ところが尿検査で「潜血+-」と出ました。
陽性反応では一番低いレベルです。
これは5年前のときにも出ていたのですが大して心配はしていませんでした。
しかし健診担当の女性医師は泌尿器科を受診するよう薦めるのです。
ならばと言うことで8月25日、9月22日と近くの総合病院で尿検査、血液検査、腎臓と膀胱のエコーなど一通り疑わしきを調べましたが”特に異常無し!”
泌尿器科の医師は「癌の疑い」と言うのをなるべく心配させないよう気を使い「あと残っている検査はPSA検診という血液検査だけです。これは前立腺がんの簡単な検査ですが今すぐでなくても大丈夫です」と・・・
しかしこちらとしては今までの検査で何も無し。それにも拘らず潜血の反応。他は異常ないのにどこからか僅かに出血。ならばそれしか無いのでは・・なんとなく癌の覚悟をさせられました。
でも心の中にはPSA検査とかいうものを受けて癌の疑いを晴らしてやろうという気持ちも有りました。
兎に角、白黒はっきりさせない訳にはいきません。
Ⅰ-2:PSA検診
その年の10月7日同病院にて1回目のPSA検診を受けました。
血液検査でPSAのみ、費用は3割負担で1510円でした。
2週間後、結果はPSA値5.14 検査表の数字の前にしっかりとHが記されています。基準値上限以上の意味です。(単位はng/ml)
PSA値は一般に4以下は陰性、4.1~10が前立腺がんの可能性のある陽性、10.1以上は前立腺がんの可能性の高い陽性とされています。
5.14では約3割の確率で前立腺がんの疑いとされました。
担当医師は「すぐに針生検を受けるか時間を置いて改めてPSA値を計るかのどちらかだ」と言われました。
また仮にがんであっても急ぐことはないし保険の関係で3ヶ月、間を空けなければPSAの検査はできないことも告げられました。
そこで3ヵ月後に再度PSA検診を受けることにしました。
もやもやっとした気分での年越しでしたがそれほど不安感は有りませんでした。
2回目は正月飾りも取れないうちの1月5日、結果が出たのは1月19日、PSA値5.21 測定誤差の範囲かも知れませんがすでに上昇です。
その場で針生検のお願いをと言うところですが当病院ではその設備は無いと言うことで近くの都立病院に紹介状を書いて頂きました。
3割負担で2,060円
そんな中にも週末は相変わらずテニス、2月の24・25日は白川郷へ行きました。
*PSA検査とは
http://medical-checkup.info/article/50702919.html
事の起こりは2006年の7月5日、55歳の節目健康診査でした。
区では40歳を過ぎると5年ごとに健康診断を行っています。
28日、健診の結果を聞きに保健センターへ
予てより懸念の大腸がん、胃がんとも”異常なし”
以前より横行結腸にポリープができやすく毎年1度、内視鏡検査をしています。
その度にポリープが1つ、2つ見つかりその都度、切除しておりました。
ところが尿検査で「潜血+-」と出ました。
陽性反応では一番低いレベルです。
これは5年前のときにも出ていたのですが大して心配はしていませんでした。
しかし健診担当の女性医師は泌尿器科を受診するよう薦めるのです。
ならばと言うことで8月25日、9月22日と近くの総合病院で尿検査、血液検査、腎臓と膀胱のエコーなど一通り疑わしきを調べましたが”特に異常無し!”
泌尿器科の医師は「癌の疑い」と言うのをなるべく心配させないよう気を使い「あと残っている検査はPSA検診という血液検査だけです。これは前立腺がんの簡単な検査ですが今すぐでなくても大丈夫です」と・・・
しかしこちらとしては今までの検査で何も無し。それにも拘らず潜血の反応。他は異常ないのにどこからか僅かに出血。ならばそれしか無いのでは・・なんとなく癌の覚悟をさせられました。
でも心の中にはPSA検査とかいうものを受けて癌の疑いを晴らしてやろうという気持ちも有りました。
兎に角、白黒はっきりさせない訳にはいきません。
Ⅰ-2:PSA検診
その年の10月7日同病院にて1回目のPSA検診を受けました。
血液検査でPSAのみ、費用は3割負担で1510円でした。
2週間後、結果はPSA値5.14 検査表の数字の前にしっかりとHが記されています。基準値上限以上の意味です。(単位はng/ml)
PSA値は一般に4以下は陰性、4.1~10が前立腺がんの可能性のある陽性、10.1以上は前立腺がんの可能性の高い陽性とされています。
5.14では約3割の確率で前立腺がんの疑いとされました。
担当医師は「すぐに針生検を受けるか時間を置いて改めてPSA値を計るかのどちらかだ」と言われました。
また仮にがんであっても急ぐことはないし保険の関係で3ヶ月、間を空けなければPSAの検査はできないことも告げられました。
そこで3ヵ月後に再度PSA検診を受けることにしました。
もやもやっとした気分での年越しでしたがそれほど不安感は有りませんでした。
2回目は正月飾りも取れないうちの1月5日、結果が出たのは1月19日、PSA値5.21 測定誤差の範囲かも知れませんがすでに上昇です。
その場で針生検のお願いをと言うところですが当病院ではその設備は無いと言うことで近くの都立病院に紹介状を書いて頂きました。
3割負担で2,060円
そんな中にも週末は相変わらずテニス、2月の24・25日は白川郷へ行きました。
*PSA検査とは
http://medical-checkup.info/article/50702919.html