阜陽日記

主として家族・知人などへの近況報告用の公開日記

2012年2月9日~19日(阜陽に戻る、第2学期授業開始)

2012-02-19 19:44:03 | 日記
 遅くなってしまい申し訳ないです。阜陽に戻ってからしばらくネットがつながらず、ネットにつながったらつながったで授業が始まってしまい忙しく、なかなか書く時間がとれませんでした。

 2012年2月9日(木)。今回も一人旅である。
 午前9時、成田空港を中国国際航空 CA0422 便で出発。日本は晴天だったが、北京に着くころには曇っていた。北京国際空港上空で45分ほど待たされたのち(着陸待ちで同じところをぐるぐる回っているってのは、さすがにあまり気分の良いものではない)、12:45、北京国際空港に着陸。
 阜陽行きの出発は18:20なので、もとの予定では6時間以上の間がある。着陸遅れ、入国手続き、食事その他で時間潰しはしたものの、それでも2時間ほど余ったので、出発ロビーで仮眠。
 18:20、阜陽行き中国国際航空 CA1867 便に乗る。到着予定は 20:05 だが予定通りだったかどうかは忘れた。荷物の受け渡しでちょっとトラブルがあったものの、タクシーで阜陽師範学院に向かう。到着したところでH先生に携帯電話で一報を入れる。

 10日(金)。ネットにつないでみたがつながらず。家にPCを持ち帰った際に設定が自動的に変更されてしまったらしい。
 午後、大润发(大潤発。ダールンファ。大型スーパーマーケット)で買い物。

 11日(土)。依然としてつながらないので、N先生に助けを求める。
 12日(日)。曇、雪がしばしばちらつく。
 午前中、N先生から時間割表を受け取る。パソコンに詳しい他の先生を連れてきてもらうが、2時間奮闘してもつながらず。
 午後、所用のあるN先生の代わりに、L先生が別のパソコンに詳しい学生を連れてきて、やっとネットにつながる(じつは設定の IP アドレスが1箇所間違ってただけだった)。

 13日(月)。授業開始。
 今期の授業は、月曜日午前の1時限目と2時限目が旧校舎2年生の会話、午後の3時限目と4時限目が新校舎2年生の会話。火曜日午前の1時限目が旧校舎2年生の会話、2時限目が旧校舎3年生の会話。水曜日休み。木曜日午前の2時限目が旧校舎3年生の会話、午後の3時限目が旧校舎2年生の会話。金曜日午前の1時限目と2時限目が旧校舎3年生の作文。月曜日が大変ではあるが、不連続ながら週休3日になった。
 14日(火)。授業。

 15日(水)。雨。
 15:30より公安局の人が来て外国人教師(外教)の在留資格の再審査を行う、とかいうので、行政楼(行政事務棟)に行き、英語教師4人とともに、院長先生、副院長(H先生)、記者らの同席のもと、公安局の人3人と面接。1月より全国でこのような面接調査を行っている由。阜陽市の治安状態についてどうか、と尋ねられたので、来て半年にしかならないし言葉はわからないし他の都市を知らないからよくわからないが、暮らしやすいようだ、ただ交通道徳はあまり良くない、といったことを答える。

 16日(木)。授業。
 2年生の授業中、「『宅男』ってどういう意味ですか?」「『萌』ってどういう意味ですか?」などと尋ねられ、思わず苦笑する(「宅男」=オタク)。

 17日(金)。授業。
 書斎のエアコンの暖房が効かなくなっていたので修理を頼んでいたのだが、そもそも頼んだのが12日。で、前日(16日)の話では、今日の12時に修理のひとが来る、という話だったのだが、当の修理業者が来たのは18時だった。まあ、そんなものである。

 18日(土)。
 午後、新華書店に行く。大润发で買物。

 19日(日)。曇。

 阜陽は千葉と気温はあまり変わらないようである。今年の阜陽が暖かいのか、日本が寒いのかはよくわからないが、たぶん前者だろう。ただ、空気は乾燥しているので、油断しているとすぐに手が荒れる。
 日本のアニメに興味を持つ学生は多いのだが、名前が挙がるのは、おおむね『名侦探柯南』(『名探偵コナン』青山剛昌、1994年~)、『海贼王』(『ONE PIECE』尾田栄一郎、1997年~)、『火影忍者』(『NARUTO』岸本斉史、1999年~)、『犬夜叉』(高橋留美子、1996~2008年)といった有名作品、あとは宮崎駿アニメといったところ。もっとも、『夏目友人帳』なんてあたりを観ているのもいるので油断できない。授業のタネに『週刊少年サンデー』を持っていったら(べつに『ジャンプ』でも良かったんだが、まあ『コナン』が載っているので)そこそこ受けていたが、それにしても「『ONE PIECE』はいつ終わるんですか」とか聞かれても困る。