アオバズクの不妊治療日記

不妊治療を始めて数年、体外受精でようやく第一子を授かりました。心配性の妊婦です。

親の一言

2017-08-26 15:34:19 | 妊娠中
この前、夫の母と久しぶりに電話で話してから、
なんとなくずっともやもやしています。

なんでだろう、とずっと考えてしまっていたのですが、
たぶん一番ひっかかったのは
「この暑い時期に臨月近くなくてよかったね。
お腹が大きいともっと大変なんだから」という一言。
5月に妊娠がわかってからここまで、
自分としては十分大変な妊娠初期だったので、
そういうことは言ってほしくなかったなー、と。
実際に、もっとつわりの重い人はいくらでもいるんだろうけど、
この暑い時期、ずーっと地味な気持ち悪さを抱えながら
何を食べてもおいしくない数ヶ月間を過ごすのは十分に大変でした。
…今考えたら、夫の母は真夏に臨月を経験していないし。

で、しばらくぐじぐじしていましたが、
「ほかにもっと辛い人がいる、というのも人と比べることのひとつ。
そんなことはせずに、自分がどうか、どうしたいかを考えればいい」
という話を聞いて、ちょっと気持ちが軽くなりました。
今までは、人と比べないというと
「自分より優秀な人と自分を比べない」というような
戒めのように感じていましたが、
「ほかにもっと辛い人がいるからと我慢しなくていい」
という、自分を楽にしてくれる言葉のように思えました。

実の母のほうも
「これからお腹が大きくなるともっと苦しくなるよ」
などと言うのですが、
変化しつつあるこの体ですでに今違和感や苦しさを感じているので、
そんなこと言わなくていい、と思ってしまいます。
この先もっと苦しくなるなんて情報、いらない。

なんで親って「まだましよ〜」みたいなこというんでしょうね。
やっぱり妊娠経験者としての驕りなのかな?
励ましてるつもり?
相手がしんどがっているのなら、
今現在のしんどさを受け止めてほしい、と思ってしまいます。
自分は人にそういうふうにしたいな。
気づかないうちに同じことしないように気をつけよう。





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