Strange Daze

映画、洋楽、JAZZがなにより好き!
そして最近メタボ対策でちょっぴりカラダ動かしてます(笑)。

あの頃ペニーレインと

2006-01-08 01:04:52 | Cinema
1973年、たった15歳で ”ローリングストーン誌” のライターとしてデビューした少年がいた! 厳格な母親に育てられ、セックスもドラッグも知らない優等生。その上、ロック・ジャーナリズムに何のコネもない少年が、どうやって成功を収めたのか・・・。彼の特技は、常に「正直」であること。

監督のキャメロン・クロウ自身がモデルになり、自らの原点を描いた作品。彼も、15歳の時にロック・ジャーナリストとしてデビュー。それ以来、ローリングストーン誌のトップ・ライターとして活躍しています。 すなわち、この作品は彼の自伝的ストーリーなのです。いやいや、素晴らしい映画でした。 感動とか、目頭が熱くなり、思わずこみあげてくるものが・・というのではなく、忘れていた ”あの頃” の熱い想いが一気に浮かび上がった! そんな感覚です。
何もかもが懐かしい・・。若かりし頃(笑)のあの時の想いが映画を観ながらオーバーラップしていました。いきなり出てくる 「Simon & Garfunkle」の ”BOOKENDS” のレコード・ジャケット。 バックに流れる 「THE WHO」や「ZEPPELIN」、「JIMI HENDRIX」「DAVID BOWIE」「THE BEACH BOYS」・・・・・・・。
少年時代、70~80年代のRockで育った私には、”感激の涙” なんです。 劇場で購入したパンフレットを捲ってみると、『天国への階段』 と題し、60年から70年の名盤が紹介されていました。 
The Beatles Jimi Hendrix Simon & Garfunkle The Doors The Who Led-Zeppelin Janis Joplin Deep Purple・・
・・・思わず独りでニタニタしていました(笑)。ここにリストアップしているレコード、ほとんど全て聴いたことがあったのでつい、嬉しくなって・・(笑)。
ま、前置きはこの位にしておいて、映画は主人公ウィリアムがロックバンド ”スティルウォーター” のツアーを同行取材し、そのなかで、信頼、友情、愛・・を学んでゆくんですが、ヒロイン ”ペニー・レイン(この頃のケイト・ハドソンはカワイイ♪)” のあるシーンの一言、「現実と向い合いたくないの・・夢を抱いていたいだけなの・・」。これは けっこうガツンときましたね。むなしい現実を実感しながら、”Rock” にのめり込むことで現実を逃避し、楽しい夢を追っている・・・。
そういえば、自分も15歳くらいの頃、なにかムシャクシャした時なんかによくRock聴いてたなァ・・。そんな青春時代?(爆)を思い出してしまった・・・。
この映画、同じ70年代~80年代を生きてきた方には是非観て欲しい作品ですね。 遠い思いでとなっている ”あの頃” を思い出させてくれる映画です。 ひょっとしたら、甘く切ない気持ちにさせてくれるかも・・・。
後でわかったことですが、この映画にテクニカル・コンサルタントとして、”ピーター・フランプトン” が参加しているんです。実は彼は、クロウとは16歳の時からの親友だそうです。ちなみに、映画に出てくるバンド、”スティル・ウォーター” は、「オールマン・ブラザース・バンド」 がモデルなんですって。

■「あの頃、ペニーレインと」関連映像
Almost Famous Trailer


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【あの頃ペニーレインと (ALMOST FAMOUS)】

監督/ キャメロン・クロウ 
出演/ ビリー・クラダップ パトリック・フュジット ケイト・ハドソン
テクニカル・コンサルタント/ ピーター・フランプトン

公式サイトはコチラ>>

■劇場公開版
あの頃ペニー・レインと

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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■劇場公開版&監督自らが加筆修正した特別編集版
あの頃ペニー・レインと― デラックス・ダブル・フィーチャーズ

ソニー・ピクチャーズ

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■サウンドトラック・アルバム
あの頃ペニー・レインと
サントラ, サイモン&ガーファンクル, ザ・フー, トッド・ラングレン, イエス, ビーチ・ボーイズ, スティルウォーター
ユニバーサルインターナショナル

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