元気が出るピアノ、上原ひろみ全編参加!
初のストレート・アヘッド作品
2008年度日本レコード大賞、日本ゴールド・ディスク大賞、スイングジャーナル主催ジャズ・ディスク大賞と、各賞を総なめにした上原ひろみが、新たに参加したプロジェクトは、スタンリー・クラークとの初めてのストレート・アヘッド・ジャズ。
自身のバンドを離れ、今回試みたのはベーシスト、スタンリー・クラークとのコラボ。上原ひろみは、矢野顕子やドリームズ・カム・トゥルー、また、タップダンサーの熊谷和徳とのコラボなど、ジャズ以外のアーティストとのコラボレーションを精力的にしてきました。その彼女が今回タッグを組んだのがスタンリー・クラーク。
スタンリー・クラークといえば、チック・コリアの ”Return To Forever” のベーシスト。また、ロックファンからみれば、ジェフ・ベックのグループで超人的なプレイを魅せた凄腕ベーシストという印象があるので、この上原ひろみとのコラボでは、ロック系の楽曲になるのではと思っていましたが、いやいや、この音盤は本格的なJAZZを披露してくれています。 いい意味で期待を外してくれたという思いで、音盤を聴きながらニヤついています(笑)。
内容はスタンリーと上原のオリジナルを中心に、マイルスやエリントン、ディズニー・スタンダードといったカバーを演奏。 そして驚いたのは”レッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)” のカバーも披露しています。
特に2曲目、日本のスタンダード曲「さくらさくら」、6曲目の「いつか王子様が」でのベースとピアノとの対話がなんともいえません。 私は打楽器ならピアノ、弦楽器ならベースの音色が好きなのですが、この音盤ではその両方が堪能できるのです。
上原自身のトリオ作品の名盤『SPIRAL』以降、ロック色の強い作品が続いていたので、ここらでひとつ極上のJAZZ作品を出してくれないかと思っていたところでしたので、この本作のリリースは物凄く嬉しいですね。私の中では、『SPIRAL』以来の傑作だと思っています。
スタンリー・クラークもいつものエレクトリックからアコースティックに持ち替えてのプレイ。 とても骨太で且つ、クリアな音を聴かせてくれます。
実は、本作を購入したとき、もう一枚 ”クシオモード” の最新盤も購入していたのですが、もう本作ばかりを聴いています。 それだけクォリティの高い作品なのではないかと思います。
上原ファンはもとより、JAZZファンの方にも楽しめる傑作ですね。
早くこのメンバーでのライヴを体験したいと思う今日この頃です。
--「スタンリー・クラーク・トリオ」関連映像--
Stanley Clarke Trio- Jazz In The Garden EPK Video
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【JAZZ IN THE GARDEN / The Stanley Clark Trio】
Stanley Claerk with Hiromi Uehara & Lenny White
01. Paradigm Shift (Stanley Clarke)
02. Sakura Sakura(Traditional Japanese Folk Song )
03. Sicilian Blue(Hiromi Uehara)
04. Take The Coltrane(Duke Ellington)
05. 3 Wrong Notes( Stanley Clarke)
06. Someday My Prince Will Come(Frank Churchill & Larry Morey)
07. Isotope(Joe Henderson)
08. Bass Folk Song No. 5 & 6(Stanley Clarke)
09. Global Tweak ( Stanley Clarke & Hiromi Uehara)
10. Solar(Miles Davis)
11. Brain Training(Hiromi Uehara)
12. Under The Bridge( Michael Balzary, Anthony Kiedis, Chad Smith & John Frusciante)
13. L’s Bop(Lenny White)
2008年12月録音
2009年リリース
--関連作品LINK--
初のストレート・アヘッド作品
2008年度日本レコード大賞、日本ゴールド・ディスク大賞、スイングジャーナル主催ジャズ・ディスク大賞と、各賞を総なめにした上原ひろみが、新たに参加したプロジェクトは、スタンリー・クラークとの初めてのストレート・アヘッド・ジャズ。
自身のバンドを離れ、今回試みたのはベーシスト、スタンリー・クラークとのコラボ。上原ひろみは、矢野顕子やドリームズ・カム・トゥルー、また、タップダンサーの熊谷和徳とのコラボなど、ジャズ以外のアーティストとのコラボレーションを精力的にしてきました。その彼女が今回タッグを組んだのがスタンリー・クラーク。
スタンリー・クラークといえば、チック・コリアの ”Return To Forever” のベーシスト。また、ロックファンからみれば、ジェフ・ベックのグループで超人的なプレイを魅せた凄腕ベーシストという印象があるので、この上原ひろみとのコラボでは、ロック系の楽曲になるのではと思っていましたが、いやいや、この音盤は本格的なJAZZを披露してくれています。 いい意味で期待を外してくれたという思いで、音盤を聴きながらニヤついています(笑)。
内容はスタンリーと上原のオリジナルを中心に、マイルスやエリントン、ディズニー・スタンダードといったカバーを演奏。 そして驚いたのは”レッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)” のカバーも披露しています。
特に2曲目、日本のスタンダード曲「さくらさくら」、6曲目の「いつか王子様が」でのベースとピアノとの対話がなんともいえません。 私は打楽器ならピアノ、弦楽器ならベースの音色が好きなのですが、この音盤ではその両方が堪能できるのです。
上原自身のトリオ作品の名盤『SPIRAL』以降、ロック色の強い作品が続いていたので、ここらでひとつ極上のJAZZ作品を出してくれないかと思っていたところでしたので、この本作のリリースは物凄く嬉しいですね。私の中では、『SPIRAL』以来の傑作だと思っています。
スタンリー・クラークもいつものエレクトリックからアコースティックに持ち替えてのプレイ。 とても骨太で且つ、クリアな音を聴かせてくれます。
実は、本作を購入したとき、もう一枚 ”クシオモード” の最新盤も購入していたのですが、もう本作ばかりを聴いています。 それだけクォリティの高い作品なのではないかと思います。
上原ファンはもとより、JAZZファンの方にも楽しめる傑作ですね。
早くこのメンバーでのライヴを体験したいと思う今日この頃です。
--「スタンリー・クラーク・トリオ」関連映像--
Stanley Clarke Trio- Jazz In The Garden EPK Video
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【JAZZ IN THE GARDEN / The Stanley Clark Trio】
Stanley Claerk with Hiromi Uehara & Lenny White
01. Paradigm Shift (Stanley Clarke)
02. Sakura Sakura(Traditional Japanese Folk Song )
03. Sicilian Blue(Hiromi Uehara)
04. Take The Coltrane(Duke Ellington)
05. 3 Wrong Notes( Stanley Clarke)
06. Someday My Prince Will Come(Frank Churchill & Larry Morey)
07. Isotope(Joe Henderson)
08. Bass Folk Song No. 5 & 6(Stanley Clarke)
09. Global Tweak ( Stanley Clarke & Hiromi Uehara)
10. Solar(Miles Davis)
11. Brain Training(Hiromi Uehara)
12. Under The Bridge( Michael Balzary, Anthony Kiedis, Chad Smith & John Frusciante)
13. L’s Bop(Lenny White)
2008年12月録音
2009年リリース
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スタンリー・クラークはフュージョンのイメージが強いのですが、このCDどうでしたか?
まだ私は聞いていませんが、少し気になっています。
ごめんなさいぃっ!
すっかり忘れていました(^^;
レス、めちゃくちゃ遅くなってしまいました。m( . . )m
>スタンリー・クラークはフュージョンのイメージが強い
私も同感で、やはりフュージョン系のベーシストというイメージでしたが、
中々どうしてクラシックジャズも良いですよぉ。
私のレビューは、上原ひろみのことばかり書き込んでしまっているので
中々解りずらいと思いますが、ここ最近のトリオジャズとしては結構良いアルバムだと思います。