ガイスト松本

ガイスト松本運営者による、ガイスト松本の公式サイト
その中身は、ニュース系+自分の買ったCD、レコード紹介

つぶれそうな会社はなぜつぶれるの?

2008年11月21日 | business
「わが社の経費の中で最大のものは人件費であり、従業員の給与を圧縮しなくてはならない」
「われわれ従業員には等しくチャンスがある。そうではないように見えるだけだ」
「物事が荒れている時には、時間を取って慎重に判断した方がいい」

以上、倒産を招きかねない11の愚かなビジネス判断 より。

こんな会社ありませんか?

会社というものが、社会に対して貢献し、利益をあげる存在であるため、
さまざまな商品(サービス)を提供しています。

商品(サービス)ができるまでの流れは、

企画するヒトがいて、
開発するヒトがいて、
製造するヒトがいて、
営業するヒトがいて、
販売するヒトがいる。

では、経営するヒトはどこにいるの?

ある状況において、その状況を打破するために
経営者ができる本当に効果的なことは、意外と少ないのかもしれません。

アブナイ会社の経営者は、
不穏で不透明な状況だけを伝えるのではなく、
具体策を一方的に施行するのではなく、

“従業員が対処できるだけの適度なストレス(危機感)を与える”

ようにすることが、重要ではないかと思いました。

“もうなにやったてムダじゃん”
“まだそんなに必死にならなくてもいいじゃん”

と従業員に思われたら対応できません。
“まだ”でも、“もう”でもなく、“いま”動いてもらうには、

“頑張れば何とかなるから頑張ろう”

と思わせるための、適度なストレス(危機感)が必要です。

むしろそれだけで、充分ではないかと。


自分は今現在、経営者ではないので、確かなことは言いません。

が、

ある会社があったとき、

経営者の向こう側に、従業員がいて、
従業員の向こう側に、お客様がいます。

従業員への対応を蔑ろにするようであれば、
お客様への対応が蔑ろになるかもしれません。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (toris-gari)
2008-11-22 23:20:40
まぁそうですね。

あと、意外と忘れがちなのは

適度なモチベーションを高めるようなストレスとて、
ストレスはストレスなんです。

結局はそのストレスも解消する機会がなければ自動的に過剰なストレスになるわけで、
休暇とかも労働力の再生産という意味では重要なんですよね。

日本ってこれを削ってるから、労働者は「使い捨て」なんですよ。

ただでさえ人材が大切な国のくせにこういうことを続けるなら、
日本は確実に沈没するでしょうね。
ストレスはストレス。 (bolus)
2008-11-23 16:54:09
>>toris-gari さん

おっしゃる通りです。

仕事を終えることによって解消されるようなストレスであればいいんですが…

「しょうがない。やるしかない。」

というような、
結局は精神論で乗り切るしかないのが辛いところです。

コメントを投稿