シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
感じる×感想×伝道×映画館=シネマ感
尼崎から全国へ映画情報を発信中!

監督・脚本︓⾼橋泉 映画「彼女はなぜ、猿を逃がしたか?」 関西5月17日公開

2024-05-11 13:35:00 | 2024年関西公開作
(C)群青いろ2022

監督・脚本︓⾼橋泉
映画「彼女はなぜ、猿を逃がしたか?」

(公式HP)
https://www.kanojohanaze-movie.com/

(予告編)
https://youtu.be/35kJUfMCa7Y?si=qAV1EMRF37lqavAs

<あらすじ>
ルポライターの優子(新恵みどり)は、
動物園の猿を逃して逮捕された
17歳の女子高生・未唯(藤嶋花音)の
取材に取り組んでいる。
事件は世間の注目をいたずらに集めていたが、
未唯から動機を聞き出そうとしても、
優子が望む「鬱屈とした社会と戦う少女」の
ストーリーが出てくる気配はない。
一方、優子の夫の奏太(廣末哲万)は
映像制作を生業としているが、
かつては自主映画を撮っていた。
アルバイトの男子校生トキオ(萩原護)に、
もう映画は撮らないのかと問われ、
撮れないのだと明かす奏太。
撮ることで誰かを傷つけてしまうという
苦い経験が奏太にはあった。
同じ頃、記者の佐藤(高音沢光)もまた、
未唯に接触していた。
佐藤が入手した
ある映像に基づく捏造記事は拡散され、
未唯の生活は脅かされる。
誹謗中傷に晒された未唯の中の
真実を探ろうとするうち、
徐々に心のバランスを崩していく優子。
そしてある夜、奏太は驚くべきことを
語り始める。

<高橋裕之のシネマ感>
「雨降って、ジ・エンド。」の
姉妹版といったテイストな作品。
写真から動画へ。

彼女はなぜ、猿を逃がしたか?」の
真意に辿り着かず
SNS拡散で誹謗中傷など
物語は違う方向へ~

安心して観ていたら
ミステリーっぽさが強くなってきた。
個人的には好きな展開に。

台詞に色々と伏線があったのが
わかってくる。

観客は不思議な7世界に
巻き込まれていく。

記者のエゴも描かれている。

何やろ、これ?
と思っていたことが
ラスト20分から
明かされる真実で
納得するのだが~

凝った映像表現も。

最後の感想「や等
れた!」

京都 アップリンク京都
5月17日(金)〜23日(木)
兵庫 神戸映画資料館
5月17日(金)〜28日(火)
大阪 シネ・ヌーヴォ
5月18日(土)〜

映画「彼女はなぜ、猿を逃がしたか?」
ver 高橋泉監督ZOOMインタビュー

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リーアム・ニーソン主演「MEM... | トップ | 映画「あなたの微笑み」リム... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2024年関西公開作」カテゴリの最新記事