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タイヤと車検(ハミタイ・ロードインデックス・40km測定)

2013年05月28日 | 備忘録(マイカー&国産車ネジピッチ一覧)
<はみ出し>
目で確認できる項目ですが、キャンバーで合法化してもディーラーetcで市民権を得られていないという現実があります。

●自動車検査業務等実施要領(依命通達) 改正平成14年12月18日国自技第244号
第4章 自動車の検査(技術関係) 4-12-2
(3)自動車が直進姿勢をとった場合において、車軸中心を含む鉛直面と車軸中心を通りそれぞれ前方30゜及び後方50゜に交わる2平面によりはさまれる走行装置の回転部分(タイヤ、ホイール・ステップ、ホイール・キャップ等)が当該部分の直上の車体(フェンダー等)より車両の外側方向に突出していないもの。
●構造装置の軽微な変更。詳しくはコチラ。
車幅左右計±2cmは、諸手続きが不要となります。3ナンバー車は片側1cm以上でも構造変更すれば良いのですが、5ナンバーは要注意です。特に軽自動車は小型車(白ナンバー)に成りかねません。

Webで「1cm未満のフェンダーモールでも両面テープじゃ剥がれるから駄目」と検査官に云われた、との記載を見ました。本当かな~?純正のモールだってシールじゃん。自分で試すしかないですね。

1cm以内で叩き出せば良いのですが費用がネックとなります(私の事例では4万です)。将来の下取りを考えた場合も厳しいですね。

●フェンダーよりホイールやタイヤの中心が出ている奴はOUTですね。画像のコペンは横浜の陸事でパスしました。見ての通りの合法ですが、神奈川ダイハツと横浜のSABは大丈夫でしたが、埼玉ダイハツと桶川ABは作業不可でした(但し、久喜SABはOK)。

<ロードインデックス>
19インチ以上などの大径ホイールに注意。タイヤショップも客に説明しない場合もあるようです。値については過去ログで。

●車検証の「車両総重量÷4」「前後軸重÷2」より値が小さいタイヤはOUT。しかし民間では純正タイヤの値を見られることが多いのです。詳しくはコチラ、自動車検査法人 審査事務規定4章-11及び別表6のロードインデックス

●ロードインデックスはディーラー車検ではチェックされますね。純正タイヤの値を見られます。しかし横浜の陸事では確認されたことがありませんでした。

32Rは標準が225/50R16で92Vでした。245/40R17で通したこともありますが91Vでした。8ナンバーで総重量1760kg、前軸重890kg、後軸重650kgでした。445kgなので80Vでも適合します。コペンなどは僅か260kgで62Vでも範囲内なのです(純正73V)。そう、陸事の係員は一目で判断できていたのでは?と思います。

●ディーラー以外の民間の指定工場も嫌がる恐れがありますね。私の場合は、自前で持ち込むかディーラー車検なので一般整備業の経験は少ないのです。

<速度40km>
●法改正前は、メーター40km/hで
 34.0km/h~44.0km/hだったらしい。今は無効なのでどうでも良いです。

●法改正後は以下
 31.0~44.4km/h(H 18.12.31以前製作車)
 31.0~42.5km/h(H 19.1.1以降製作車。一部改訂以前は40km死守だった)

●詳しくは、コチラ「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」と、コチラ「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の一部改正について」

コチラのサイトでタイヤサイズを入力して「40km/h走行時のメータ表示(推測値) を表示する」にチェックを入れれば一発で判ります。

ディーラーや一般の民間指定工場に断られても、実際は合法の範疇で、自前で持ち込み車検すれば通るケースも多いかと思います。

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余談ですが
指定工場より実車を持ち込む認定工場の方が緩いと推測されます。

●ディーラーでも認定工場は"緩い"傾向です。ジムニーを購入した神奈川の指定工場のスズキディーラーは40mmUP程度まででしたが、埼玉の認定工場ディーラーは2m未満なら3-4インチUPも可、とのこと。まあ、合法ですからね。40mmに拘るのは、過去にスズキスポーツが40mmUPのサスを売っていたからでしょう。

神奈川の三菱では、「そこで腹擦るのは車検通らないです」と笑いながらも整備してくれました。(今は9cm以上の合法に調整済) 埼玉のダイハツでは「エクステリアに純正以外のLEDは認めません」と車をチェックされました。腹一杯のダイハツと死にもの狂いの三菱の違いでしょうか。

●個人的には「引っ張りタイヤで、リム落ちか歪んでパンクして路肩に駐車」「凸凹で急ブレーキ」は迷惑です。「適正な空気圧の点検」「テンパータイヤの必要性」を考えて戴きたいですね

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個人の趣向と気が付いたこと
●走って何ぼですが、コースの熱ダレより峠の加速性を重視する傾向にあります。よって大径タイヤは選びません。ジムニーではトライアルを考えると接地面製や地上高が関係してきますが。

●軽量FFの場合は、リヤタイヤが暖まり難いのでコースと公道では用途・目的を考えないと駄目ですね~。最近、学びました。

ギャランは280PS程ありますので215/45R18→235/45R17化しました。タイムは安定しタイヤも安くなって綺麗に摩耗するようになりました。しかし軽量ホイールの為@4.2kgも軽くなり7mm小径となって乗り心地が悪化しました。突き上げを拾いますね(銘柄は同じAD08です)。

コペンでは、その傾向が顕著に現れました。用途目的・タイヤサイズ銘柄・ホイールの重量etc含めて試行錯誤が要るようです。

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