BlueSwing

Do you Swing ? 懐かしい歌が蘇る。 大人の為の「童謡swing」

プチ・カフェ

2006年02月04日 12時30分27秒 | こんな事・・あんな事・・
プチ・カフェLIVE

当初は、一人でやるつもりだったが、急遽バンド形式でも参加。とは言っても、持ち時間を全てバンドでやるには、練習が足りない。そこで、前半を私のソロで、後半をバンド形式にした。結果的にOKだったと思う。充分に私のソロとバンドの垣根が無く、同一の時間の中で、一つのステージになったと思う。全編をバンドでやるには、まだ時間が必要だが、こうしたステ-ジングでも充分に我々らしさが伝わったと思いたい。チャンスがあれば、もう少しの間、このスタイルでやってみるか・・。

この日は、フルメンバーでは無く、基本構成のメンバーで行った。基本構成というのは、楽曲の色付けの部分を抜かしたと言う事で、レコード(CD)とLIVEの音作りの違いと言えるかも知れない。楽曲の完成度を高めるには、必要だけど、コンセプトを伝える事であれば、十分な配置と言う事。参加できなかったメンバーは残念だけど、基本の部分が纏まっていないのに、色付けをしてしまっては、いくら一生懸命でも、笑えないジョークと一緒になってしまうことを、ご理解頂きたい。

さて、この基本構成だが、我々のユニットにはドラムが居ない。その代わりに「カホン」という打楽器がある。そしてウッドベース。正確にはこのベースもエレキになのだが、他のギター2本との絡みで、エレキベースを使用している。それでも、カホンの音量に合わせた音量バランスと言う事で、アコ・スタイルなのだ。・・が、カホンもPAを通せば、当然音量は上がるので、通常のバンドと同じ土俵にも上がれるという両面を持っている。

この日のメンバーは、譜割を元に説明をして、ある程度(自分も)理解が出来るメンバーだったので、本番前のリハで、一応形にまでする事ができた。テーマが童謡という事は理解してもらっているし、サウンド的にも問題がない事が大きい。また、各人が経験豊かであったり、サウンド・メイクにおいても、「自分が、自分が・・」と言うのではなく、私のソロの延長線上でのバンドとしてのサウンドを作りだそうとしてくれた事に感謝したい。

これからのテーマとしては、私のバッキング・ギターとリード・ギターとの役割分担を明確にする必要があるだろう。現在でもバラけてはいるものの、偶発的に音が厚くなったり、薄くなったりで、コントロールされていない事は否定できない。また、基本ビートを4とした時に、バッキングが裏で入った時に、リードがそのまま表で入ると、リズムのインパクトが無くなって、8になってしまうところがある。これからの二人の課題だ。

ベースに関しては、JAZZバンドに参加しているだけあって、今回のコンセプトにはピッタリだと思う。私もベースをやっていたから、彼のプレイの柔軟性はよく判るつもりだ。かなり重要なポジションで、私がやったらROCKになってしまうところを、上手くJAZZテイストに引っ張ってくれている。これは、リード・ギターのプレイ同様に充分に出ていると思う。

カホンについては、現在かなり丁寧にやってくれている。だって始めて未だ2ヶ月だから。それでも、楽曲の匂いを感じてプレイしてくれている様子だ。ツリー・チャイムを追加したのも功を奏して、アコ・サウンドが引き立っている。JAZZテイストのべ-スと今後どのように絡んで行くのかが課題になるだろうが、あまり通常のドラムとの比較からのアプローチに傾倒しないほうが良いと思う。確かに、リズムという点では、参考にするべきだとは思うが、打楽器の持つメッセージを伝える力を意識しても良いと思う。つまり、上手くまとめようとして、小さくなって欲しくないのだ。パフォーマンスを意識して「派手」さを出すのも悪くない。

相方のVoについても、G,B,K同様にコンセプトをシッカリと理解してくれている様子。また、彼のROCKよりのフェイクも好感が持てる。渡したCDがあるので、どのように私と絡んでいくか、コーラスをどうするか、を研究してほしい。コーラスの付け方で楽曲のイメージも変わってくるだろうが、私もロカビリーが好きなので、そのテイストで良いと思う。また、カズ-や拍子木などVo以外でもサウンドに貢献しているので、このまま、全体のサポートをお願いしたい。

このように、基本構成のメンバーでJAZZ・BLUES系のサウンドが出来つつある。後はプラス「SWING」感だ。ここまで来たら、かなりお洒落な仕上がりになるだろう。その上で「色付け」が出来れば最高だ。なかなか練習もできないけど、皆でやってみよう。