タネの縁側  

偏見に満ちております。どなたの参考にもなりません、各自でお確かめいただきますよう御願いいたします。

労働?勤労の義務

2015-12-21 | TV
「下町ロケット」 先週まではながらチラ見していた。
最終回は1秒たりとも見逃すことなく(たぶん)完璧鑑賞した。

「日本人が大好きな働くお父さん(男女参画ですけどね)」
小泉ジュニアがどんだけ「悪りぃ奴」がやれるかが見所かな、と思っていたけど、がんばったんじゃないでしょうか(エラソー)
吉川って今TVで見る人の中で一番ステキに思う。


「予告犯」
しばらく何も書く気が起きないほど哀しかった。
フィリピンからお父さんを探しに来た少年に
「こんなザマの日本でごめん」と言うところで号泣してしまった。
ほんとにその通りだ。
少年一人を助けられない日本って何?それでも諸外国よりマシよ、なんて言ってしまいそうな自分に激怒しないといけない。


「ブラック企業に勤め・・」の小池徹平のほうが数倍マシかと思わせるほど、過酷な労働環境に若い人の人生や希望が、
風に吹かれる紙くずみたいに消えていく。
生田が派遣されたIT会社の社員たちの「陰湿 底意地の悪さ」は、人を人と思わずピンはねする手配師よりも、
階級制度があった時代の奴隷たちよりも、さも合法的に希望を鼻の先にぶら下げて、奴隷よりも手酷く尊厳を踏みにじる。
みてくれがキレイな分、その残酷さが増す。
あの会社の人たちは次から次に供給できる派遣を「次はどんなふうに踏み潰そう」かと「喜び」にしているように思わせるほど「加虐会社」
これまでサエなさそうな滝藤が演じるから、その恐怖はさらに増す。

誰か救ってくれる人がいるはずだ。
救わなきゃ日本の未来はないと皆で言い続けないと。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 歌番組からの | トップ | 流暢な台詞回し »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

TV」カテゴリの最新記事