昨日、国土交通省から「平成16年燃費の良いガソリン乗用車ランキング」なるものが発表されました。
まずは、国土交通省の発表をご覧下さい
平成16年燃費の良いガソリン乗用車ランキング
~総合首位はインサイト、2位はプリウス~
これは、現在発表されているガソリンを使う車を車種単位で燃費をランキングしたものです。
車種単位なんで、グレードや排気量も無視されますし、MTやAT(CVTを含む)というミッション形式、FF(前輪駆動)、FR(後輪駆動)などの駆動方式すらもごちゃ混ぜです。
なので、本当に燃費がいい車というのが見えにくくなってます。
ちなみに今年度の1位はインサイトですが、これは5MTというマニュアルミッション車です。
最近ではスポーツモデルを除き殆どでAT車が主流となっていますので、5MT車を買う人というのは極めて少ないと思います。
従って、AT(CVTを含む)車だけをランキングすると、トヨタのプリウスの1.5 Sが35.5km/Lで1位になります。ちなみにインサイトのAT(HMM:ホンダマルチマチックS、要はCVT)車は32km/Lですので、大差がありますね。しかもインサイトは2人乗り。対するプリウスは5人乗りです。以上のことから実際には殆ど買われる事のないインサイトの5MT車が1位ということになります。これって意味があることなんでしょうか?
同じ5人乗りであるシビックハイブリッドのAT車は29.5km/Lですので如何にプリウスの性能が凄いのかがわかります。まあ、性能的にはシビックの方が若干良いですが、大差はないレベルだと思います。とはいえ、プリウスにも気をつけなければなりません。この「1.5S」と言うグレードは燃費がとにかくいい車としてアピールする為のグレードですから、装備がしょぼい。装備満タンの「1.5G」になると車重が20kgも増えて燃費も33km/Lにまで下がってしまいます。まあ、これでもシビックよりは燃費はいいのが立派ですがね。
これは、軽自動車にも当てはまります。
1位のスズキツインは2人乗りですね。
2位~4位の車は5MT車
6位のスバル R2、R1が4人のりのAT(CVT)車の1位ということになります。
8位~10位の車も5MT車
まあR1は実質2人のりかもしれませんが、4人乗れないことはありません(笑)
R1の変速機形式が「CMT」となっているのは誤植ですね「CVT」の間違いです(おぃ
ちなみに2位のダイハツミラの3AT車は20km/Lだったりします。ムーヴカスタムのCVT車が22km/Lですから、おかしな話です。ダイハツは大々的に世界最高の燃費!なんて宣伝してますが、実際には販売台数の少ない5MT車での話なんですよね。
つまり、実質、4人がちゃんと乗れてAT車で一番燃費がいい車というのはスバルのR2ということになります。
皆さん、省エネ省エネという言葉に騙されないようにしてくださいね。これは、車に限ったことではありませんが、自分が実際に使用するレベルでちゃんと考えないと全然意味が無い物になります。
メーカーも単に数字を追求するだけでなく実用レベルで省エネを考えて欲しい物です。
ちなみに、現行車の中で1500cc以上で2000cc未満の排気量でAT車、4WD、5人乗り以上で燃費を出してみますと
1位 ホンダ シビック フェリオ 1.7 X4 15.4km/L
2位 ホンダ シビック 1.7 X4 15.2km/L
3位 スバル LEGACY B4 2.0 B4 i 14.0km/L
3位 スバル レガシィワゴン 2.0 ツーリングワゴン i カジュアルエディション 14.0km/L
3位 スバル レガシィワゴン 2.0 ツーリングワゴン i 14.0km/L
6位 トヨタ カローラ ランクス 1.8 S 13.8km/L
となっています。
まあ、この基準は私が買いたい車な訳なんですがね。ワゴンに限定すれば、スバルが1位になります。
私が、スバルを好きなのは単純に趣味だけという訳では無いんですよ。
私が満足する車の中において、実用的且つ環境に優しいメーカーがスバルなんです。
小さいメーカーですがいいものを作っているんですよスバル。
まずは、国土交通省の発表をご覧下さい
平成16年燃費の良いガソリン乗用車ランキング
~総合首位はインサイト、2位はプリウス~
これは、現在発表されているガソリンを使う車を車種単位で燃費をランキングしたものです。
車種単位なんで、グレードや排気量も無視されますし、MTやAT(CVTを含む)というミッション形式、FF(前輪駆動)、FR(後輪駆動)などの駆動方式すらもごちゃ混ぜです。
なので、本当に燃費がいい車というのが見えにくくなってます。
ちなみに今年度の1位はインサイトですが、これは5MTというマニュアルミッション車です。
最近ではスポーツモデルを除き殆どでAT車が主流となっていますので、5MT車を買う人というのは極めて少ないと思います。
従って、AT(CVTを含む)車だけをランキングすると、トヨタのプリウスの1.5 Sが35.5km/Lで1位になります。ちなみにインサイトのAT(HMM:ホンダマルチマチックS、要はCVT)車は32km/Lですので、大差がありますね。しかもインサイトは2人乗り。対するプリウスは5人乗りです。以上のことから実際には殆ど買われる事のないインサイトの5MT車が1位ということになります。これって意味があることなんでしょうか?
同じ5人乗りであるシビックハイブリッドのAT車は29.5km/Lですので如何にプリウスの性能が凄いのかがわかります。まあ、性能的にはシビックの方が若干良いですが、大差はないレベルだと思います。とはいえ、プリウスにも気をつけなければなりません。この「1.5S」と言うグレードは燃費がとにかくいい車としてアピールする為のグレードですから、装備がしょぼい。装備満タンの「1.5G」になると車重が20kgも増えて燃費も33km/Lにまで下がってしまいます。まあ、これでもシビックよりは燃費はいいのが立派ですがね。
これは、軽自動車にも当てはまります。
1位のスズキツインは2人乗りですね。
2位~4位の車は5MT車
6位のスバル R2、R1が4人のりのAT(CVT)車の1位ということになります。
8位~10位の車も5MT車
まあR1は実質2人のりかもしれませんが、4人乗れないことはありません(笑)
R1の変速機形式が「CMT」となっているのは誤植ですね「CVT」の間違いです(おぃ
ちなみに2位のダイハツミラの3AT車は20km/Lだったりします。ムーヴカスタムのCVT車が22km/Lですから、おかしな話です。ダイハツは大々的に世界最高の燃費!なんて宣伝してますが、実際には販売台数の少ない5MT車での話なんですよね。
つまり、実質、4人がちゃんと乗れてAT車で一番燃費がいい車というのはスバルのR2ということになります。
皆さん、省エネ省エネという言葉に騙されないようにしてくださいね。これは、車に限ったことではありませんが、自分が実際に使用するレベルでちゃんと考えないと全然意味が無い物になります。
メーカーも単に数字を追求するだけでなく実用レベルで省エネを考えて欲しい物です。
ちなみに、現行車の中で1500cc以上で2000cc未満の排気量でAT車、4WD、5人乗り以上で燃費を出してみますと
1位 ホンダ シビック フェリオ 1.7 X4 15.4km/L
2位 ホンダ シビック 1.7 X4 15.2km/L
3位 スバル LEGACY B4 2.0 B4 i 14.0km/L
3位 スバル レガシィワゴン 2.0 ツーリングワゴン i カジュアルエディション 14.0km/L
3位 スバル レガシィワゴン 2.0 ツーリングワゴン i 14.0km/L
6位 トヨタ カローラ ランクス 1.8 S 13.8km/L
となっています。
まあ、この基準は私が買いたい車な訳なんですがね。ワゴンに限定すれば、スバルが1位になります。
私が、スバルを好きなのは単純に趣味だけという訳では無いんですよ。
私が満足する車の中において、実用的且つ環境に優しいメーカーがスバルなんです。
小さいメーカーですがいいものを作っているんですよスバル。
私も今日新聞でその記事見ましたが
実際車の値段と燃費のバランスで一番いいのは
4位のヴィッツと5位のFitだと思います。
プリウスはかなりよくできてると思いますが
その分の差額(車両代)を燃料代でペイできるのかが疑問です。同じ値段レベルであれば迷わず買いなのでしょうが・・・100万そこそこのコンパクトカーのほうが実際のところ優秀だと思います。
トータルで見るとFitが 一番好きです。
1300ccの概念で乗る車ではないです。
1600ccクラスの車の感覚で燃費は1300cc分しか食わない。という概念でいたほうがいいかもしれません。
そのときの燃費は 満タン法で
高速多用してるときで20.5km/L
一般道多用でも、20.5km/Lで同じで。
街中使用ばかりだと、16km/Lほどでした。
4WDが不要な人にとっては、私の意見は通用しないんですがね(笑)
燃費のよさをコスト削減と見てしまうとプリウスはキツイですね。
プリウスを買う人はコストよりも環境を考えて購入されるんだと思います。2000ccクラスの車とほぼ同等の価格に抑えてあるのもポイントだと思いますよ。
個人的には軽自動車、コンパクトカー(~1500cc)、普通乗用車(1500cc~2000cc)、3ナンバー(2000cc~)
とか、MT、ATなどのミッション形式や駆動方式は別々に評価した方がいいと思ってます。
それぞれ、使われ方が違いますからね、一緒に評価してしまうこと自体がナンセンスです。
一人歩きする数字って、怖いです。
同じように、道具に対して「スペック」だけで論じてしまうことも怖さがあると思うんですよ。
ということで、ちょっと長くなったので、記事にしてトラックバックしてみました。
ちゃんと使えば一目で判断ができていいんですが、間違った見方をすると数値が意味をなさなくなります。
日本の車は馬力だけが注目されがちなのも「スペック」重視だからでしょうね。
実際は、車重とトルクカーブが重要ですからね。
今ごろやってきてコメントしてみました。
しかし、中々コメントが難しいトピックですね~(笑)
市場で数が出ないから、意味が無いか、と言うと意味はおおいあると私は思うんですよ。
子供の頃に、
「カウンタック・ランボルギーニ:最高速度300キロ!」
なんて書いてあるのを見て、どきどきした記憶があるんですが、
誰がそんなスピード出すの?
なんて議論されると、車好きとしては、あまり楽しくなくなっちゃうじゃないですか(笑)
スペックはスペックで。企業努力の結晶ですよ。
「うちは環境対応がんばってます!」
って広告費も兼ねてると思うんですけどね。
スバルやホンダ、マツダがプリウスを作るのは無理だけど、違う魅力も持ってますから。^^
まーそれはそれとして、自分の車を買うのには、本当に何が欲しいのか、見極めた上で選択するのがよいのでは??
なんて。
たまにはマジメなポンナでした。
記事、とても楽しく読ませていただきました。
ありがとうございます。^^
また遊びに来ますねー。
トルクが大事だということをユーザーに認識させることができましたからね。
WRXなんかは数値勝負の車ですからね。スペック偏重は仕方ないでしょう(爆)
でも、2.0iとか2.5iはバランス型エンジンですから。
折角の環境対応エンジンなんで、もっと効果的に宣伝したらいいと思うんですよ。2.0L~3.0Lクラスって中心的なグレードですからね。その中でスペックがいいというのは大事だと思います。
レガシィが軽量化を第一に考えたのは嬉しいですね。
全てが良い方向に動きましたから。
他車種もレガシィで培った技術で軽量化を実現して欲しいですね。
それをミラVの30.5km/Lは目標にしたと思われますが、スズキが降りてしまったことで、ミラVは今行き場を失っています。90万超という価格も勝負になりませんしね。
ちなみに過去にはアルトエポ・リーンバーンのATは80周年スペシャルの特別仕様車が80万円で売られており、歴代で燃費志向のクルマのコストパフォーマンスは新車時点でNo.1だと思います。
今でも中古市場ではアルトのリーンバーン車だけは別格のクラスで5万ほど高い値段がつけられます。
ちなみにこれを昔持ってましたが、実燃費は18といったところでした。パワーが無く、クルマとしての面白みは無いに等しい車でした。
ミラVは逆にエンジンにかなりの余裕を持たせることで、燃費を引き出すという逆のアプローチをしていますが、試乗したことが無いので評価を割愛します。
ところが、スズキは最近ではこのような燃費コンシャスなクルマを出した後、商売にならないとわかるとすぐに引っ込めるようになりました。
スズキは今は燃費よりも、ハンドリングなどの基本・安全性能の向上に注視しているようで、それは新スイフト等に結集しています。
ホンダのインサイトですが、私過去に持っておりました。財政事情で手放してしまいましたが、あれほどいいクルマはありませんでした。MTを批判されるようですが、インサイトのMTはよく出来ております。いい方向にモーターアシストがMTの欠点を消してくれるのです。
ATになるとあまり制御が上手くないというのが印象です。フィットが出るまでのCVTがあまりよくないとも考えられます。そのデメリットは燃費にも現れています。インサイトはMTで乗る、どちらかといえばロードスターやビッグスクーターと比べるようなクルマです。
ひとつ救いになるのは、中古市場でかなりの人気がある割にはかなり値段が安いことでしょうか。
私は買うときにスマートとこいつでかなり悩みました。
実燃費は23といったところ。
現在私はレックスを持っております。現在手に入るリーズナブルかつ燃費性能を持つATは、スバルの軽以外にないと考えています。
こちらの実燃費は15です。軽ではかなり上のほうですが、この差をどう見るか。
プレオは重いのでここまでは行かないはずです。R2になりますとエンジンが改良されてますが。
比較として、今はプリウスの中古を物色していますが、人気車ということで値段が下がらなそうで、論外なのです…
最後に私の願望としては、売れなくとも、トヨタにインサイトのパクリ車を作ってほしい。すごいのが出来るはず。
大体その半分でしょ
私は決してMTを批判してるわけではないですよ。
自分自身MTを乗ってますので、できればMTに乗りたいぐらいです。ただ、売れてる車の割合を考えればAT(CVTを含む)が多いわけで、単純にMTの燃費が良い車のAT車の燃費が良いわけではないということを言いたいのです。
現在レックスにお乗りなんですか?
私もインプレッサの前はレックスでした。スーパーチャージャーつきですけれど、そこそこの燃費だったと思いますよ。
トヨタのインサイト版はスバルのハイブリッドになるかもしれませんね。トヨタと提携を結んだことによりハイブリッド技術がすすめばより現実的になります。TPHはインサイトの方式に近い仕様のはずです多分。