12月3日に大阪から帰宅して久しぶりにKYをのぞいたら、ROOM39108にツアー中の写真が沢山UPされていました。LIVE後の打ち上げの写真がいっぱい。ちょっと複雑な気持ちになりました。大阪の声の調子がアレだったから。ツアー中はお酒飲むのは少し控えてくれないかなぁ…と思ってしまいました。お酒飲んでタバコ吸ってしゃべってれば喉の調子が悪くなるの当たり前なのに。ご機嫌で楽しそうな吉井さんの姿を見るのは嬉しいんだけどけどけどけど…。
12月4日から6日まではばっちり仕事。7日から9日まではお休みをもらって四国です。12月5日は仕事中も落ち着きませんでした。なぜならば、お友達が静岡公演に参加する日だったから。仕事先からも静岡参加のお友達にメールしたりして自分までどきどきしていました。仕事が終わって某CD屋さんに立ち寄ったら3人の友達からメールが届いていました。3通も何だろう?と開けてみたら…「静岡体調不良の為延期」って。ほどなく「四国も延期」のメールが届きました。物凄くショックでした…。
四国に向かう列車の窓から景色を見ているだけで涙が後から後からあふれて止まりませんでした。友達にメールをしたらまさか私が四国に向かっているとは思っていなかったらしく驚いていました。カードで切符代がもう落ちていたので今更キャンセルも出来なかったのです。「四国延期」のニュースを聞いてから『CLOSER』の「愛が消えたの」というセリフが頭から離れませんでした。どんなに裏切られても傷つけられても一途にダンを愛し続けたアリスが最後にダンに突きつけたナイフのように冷たいセリフ。ダンを見限ったアリス。「振りきったら飛べそうじゃん」という歌詞が何度も頭の中をよぎりました。もう信じることが出来ないかもしれない…と思うと涙が止まりませんでした。
岡山で瀬戸大橋線に乗り換えました。あいにくの雨。松山って遠いなぁ。本当はわくわくしながらこの遠さを楽しんでいたんだろうなと思うと切ない。初めて降り立つ松山駅。旅行好きの友人に松山では市電に乗ると便利だよと聞いていたので、市電の1日券を買って乗り込みました。堀端の道を通り、あぁ、城下町なんだなぁ…と思いました。ホテルにチェックインして友達にメール。この旅では友達からのメールに本当に救われました。感謝。しばらくメールをしてから、ホテルを出て市電に乗って道後温泉に行きました。松山に行くのだから…とン10年ぶりに読み返した「坊ちゃん」にも出てくる温泉です。霊の湯三階個室のコースにしました。「坊ちゃん」が美味しいと言っていただんごを食べました。甘くて美味しかったです。三階には「坊ちゃんの間」もありました。道後温泉を後にして、時刻は18時近く。本来の目的であった松山市民会館に行きました。行っても何にもならないってわかっていたけれど。大ホールの壁に貼ってある「吉井和哉松山公演延期」のお知らせを見つめていると、スタッフらしき人が「コンサート延期になってしまってすみません」と謝ってくれました。思わず、貴方のせいじゃないのよ…と言いそうになりました。
LIVEの体力温存を考えて、列車の切符を取ってあったので翌日の高松行きまでは時間がありました。ホテルにキーを預けて、徒歩で松山城二の丸史跡庭園へ。それから松山城へ。ロープウェーの切符を買って乗り場へ行くとリフトも動いていました。リフトの方がよかったなぁ…と思っていたらロープウェーの切符でリフトにも乗れるって。嬉しいな。リフトで喜ぶなんて私、子どもみたいだな。松山城は堂々として立派なお城でした。天守閣から松山市内が一望出来ました。
松山はゆったりと時間が流れている町だと思いました。出会う人は皆、優しくて暖かかったです。レトロな市電もいいね。松山をとても好きになりました。
駅弁を買って列車に乗り込み、高松に向かいました。高松も私にとって初めての町。高松って都会なんだなーっていうのが第一印象でした。到着したらもう夕方。バスに乗って栗林公園に向かいました。5時に門が閉まりますよと受付の人に言われました。閉門近くなのであまり人はいません。映画「春の雪」で観た時もなんて美しい公園だろう…と思ったのですが、実際、この目で見てみるとあまりの美しさにまるで別世界にいるような不思議な感覚を覚えました。まさに風雅。。
翌朝、ホテル近くの玉藻公園を散歩しました。高松城はお堀の水を海から引き込んでるのね。瀬戸内海が目の前だもんね。ホテルに戻りチェックアウトして荷物を預け直島行きのフェリーに乗り込みました。やがてフェリーから赤かぼちゃが見えてきて直島に到着。赤かぼちゃ可愛いな。バスの本数が少なかったので、家プロジェクトは諦めて(デヴィッド・シルヴィアンの作品観たかったな)、「地中美術館」と「ベネッセハウス」のみを観ることに決めました。ちっちゃなバスに乗って島の周りをまわってまずは「地中美術館」に向かいます。途中の海岸沿いに黄色い南瓜を発見。なんかほのぼの。「地中美術館」での感動をどんな言葉で伝えたらいいのでしょう。まるで自分自身がアートの内側に迷い込んでしまったみたいでした。肌感覚でアートを感じるというか…。あんな感覚は初めてでした。作品も作品の住処である建物もアートそのもの。これらの作品が島という隔絶された場所に存在しているということにも感動を覚えました。地中の庭もとても美しくて素敵でした。いつまでも眺めていたいと思いました。「ベネッセハウス」では色々なタイプの作品を楽しめました。思わぬ人達の作品にまで出会えて、偶然の出会いのようで嬉しかったです。
四国ではあんなに泣いたけど、名古屋と武道館で悲しみをぶっ飛ばしてくれるような素晴らしいステージを魅せてくれたから、また吉井さんを信じることが出来ました。もし自分が四国公演に参加予定じゃなかったら、これほどまでにショックを受けたかどうかはわかりません。当事者と傍観者は違うと思うから。もちろんかなり失望はしたとは思うけど。どんな時でも庇ってあげるのが本当のファンなのかな。よくわからないな。なんだかんだいっても何回もLIVEに行けるだけでも幸せじゃないか…と言われたら返す言葉はないけれど、どんなに行きたくでもLIVEに行けなかった時期が10年以上もあったので、今行けるLIVEには行きたくて。絶対行けなくなる日も来るので。
明日から仕切りなおしの四国公演。松山はどうしても行けないのでお友達に託しました。どうかいいLIVEとなりますように。梅の花香る頃だから「HIKARETA」が聴きたいな。
12月4日から6日まではばっちり仕事。7日から9日まではお休みをもらって四国です。12月5日は仕事中も落ち着きませんでした。なぜならば、お友達が静岡公演に参加する日だったから。仕事先からも静岡参加のお友達にメールしたりして自分までどきどきしていました。仕事が終わって某CD屋さんに立ち寄ったら3人の友達からメールが届いていました。3通も何だろう?と開けてみたら…「静岡体調不良の為延期」って。ほどなく「四国も延期」のメールが届きました。物凄くショックでした…。
四国に向かう列車の窓から景色を見ているだけで涙が後から後からあふれて止まりませんでした。友達にメールをしたらまさか私が四国に向かっているとは思っていなかったらしく驚いていました。カードで切符代がもう落ちていたので今更キャンセルも出来なかったのです。「四国延期」のニュースを聞いてから『CLOSER』の「愛が消えたの」というセリフが頭から離れませんでした。どんなに裏切られても傷つけられても一途にダンを愛し続けたアリスが最後にダンに突きつけたナイフのように冷たいセリフ。ダンを見限ったアリス。「振りきったら飛べそうじゃん」という歌詞が何度も頭の中をよぎりました。もう信じることが出来ないかもしれない…と思うと涙が止まりませんでした。
岡山で瀬戸大橋線に乗り換えました。あいにくの雨。松山って遠いなぁ。本当はわくわくしながらこの遠さを楽しんでいたんだろうなと思うと切ない。初めて降り立つ松山駅。旅行好きの友人に松山では市電に乗ると便利だよと聞いていたので、市電の1日券を買って乗り込みました。堀端の道を通り、あぁ、城下町なんだなぁ…と思いました。ホテルにチェックインして友達にメール。この旅では友達からのメールに本当に救われました。感謝。しばらくメールをしてから、ホテルを出て市電に乗って道後温泉に行きました。松山に行くのだから…とン10年ぶりに読み返した「坊ちゃん」にも出てくる温泉です。霊の湯三階個室のコースにしました。「坊ちゃん」が美味しいと言っていただんごを食べました。甘くて美味しかったです。三階には「坊ちゃんの間」もありました。道後温泉を後にして、時刻は18時近く。本来の目的であった松山市民会館に行きました。行っても何にもならないってわかっていたけれど。大ホールの壁に貼ってある「吉井和哉松山公演延期」のお知らせを見つめていると、スタッフらしき人が「コンサート延期になってしまってすみません」と謝ってくれました。思わず、貴方のせいじゃないのよ…と言いそうになりました。
LIVEの体力温存を考えて、列車の切符を取ってあったので翌日の高松行きまでは時間がありました。ホテルにキーを預けて、徒歩で松山城二の丸史跡庭園へ。それから松山城へ。ロープウェーの切符を買って乗り場へ行くとリフトも動いていました。リフトの方がよかったなぁ…と思っていたらロープウェーの切符でリフトにも乗れるって。嬉しいな。リフトで喜ぶなんて私、子どもみたいだな。松山城は堂々として立派なお城でした。天守閣から松山市内が一望出来ました。
松山はゆったりと時間が流れている町だと思いました。出会う人は皆、優しくて暖かかったです。レトロな市電もいいね。松山をとても好きになりました。
駅弁を買って列車に乗り込み、高松に向かいました。高松も私にとって初めての町。高松って都会なんだなーっていうのが第一印象でした。到着したらもう夕方。バスに乗って栗林公園に向かいました。5時に門が閉まりますよと受付の人に言われました。閉門近くなのであまり人はいません。映画「春の雪」で観た時もなんて美しい公園だろう…と思ったのですが、実際、この目で見てみるとあまりの美しさにまるで別世界にいるような不思議な感覚を覚えました。まさに風雅。。
翌朝、ホテル近くの玉藻公園を散歩しました。高松城はお堀の水を海から引き込んでるのね。瀬戸内海が目の前だもんね。ホテルに戻りチェックアウトして荷物を預け直島行きのフェリーに乗り込みました。やがてフェリーから赤かぼちゃが見えてきて直島に到着。赤かぼちゃ可愛いな。バスの本数が少なかったので、家プロジェクトは諦めて(デヴィッド・シルヴィアンの作品観たかったな)、「地中美術館」と「ベネッセハウス」のみを観ることに決めました。ちっちゃなバスに乗って島の周りをまわってまずは「地中美術館」に向かいます。途中の海岸沿いに黄色い南瓜を発見。なんかほのぼの。「地中美術館」での感動をどんな言葉で伝えたらいいのでしょう。まるで自分自身がアートの内側に迷い込んでしまったみたいでした。肌感覚でアートを感じるというか…。あんな感覚は初めてでした。作品も作品の住処である建物もアートそのもの。これらの作品が島という隔絶された場所に存在しているということにも感動を覚えました。地中の庭もとても美しくて素敵でした。いつまでも眺めていたいと思いました。「ベネッセハウス」では色々なタイプの作品を楽しめました。思わぬ人達の作品にまで出会えて、偶然の出会いのようで嬉しかったです。
四国ではあんなに泣いたけど、名古屋と武道館で悲しみをぶっ飛ばしてくれるような素晴らしいステージを魅せてくれたから、また吉井さんを信じることが出来ました。もし自分が四国公演に参加予定じゃなかったら、これほどまでにショックを受けたかどうかはわかりません。当事者と傍観者は違うと思うから。もちろんかなり失望はしたとは思うけど。どんな時でも庇ってあげるのが本当のファンなのかな。よくわからないな。なんだかんだいっても何回もLIVEに行けるだけでも幸せじゃないか…と言われたら返す言葉はないけれど、どんなに行きたくでもLIVEに行けなかった時期が10年以上もあったので、今行けるLIVEには行きたくて。絶対行けなくなる日も来るので。
明日から仕切りなおしの四国公演。松山はどうしても行けないのでお友達に託しました。どうかいいLIVEとなりますように。梅の花香る頃だから「HIKARETA」が聴きたいな。