Blue jewel

拉致の解決を願って
「蒼き星々」関連テキストなど(ココログにも掲載)現在gooがメイン。
デザイン時々変更。

4.24日比谷・野外

2005-04-24 | 集会テキスト


ぴんぼけ・携帯写真・拓也さん、哲也さん、飯塚耕一郎さんのお話しは熱かった。

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4.24日比谷集会 目次

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)

目次
第一部


横田滋氏    平沼赳夫氏

安倍晋三氏   鳩山由紀夫氏

漆原良夫氏   中山恭子氏

崔祐英さん   李星矣さん

荒木和博氏    竹下珠路さん

スザンヌショルティ氏メッセージ   地村浜本家メッセージ

蓮池家メッセージ   細田官房長官メッセージ

出席議員紹介~古屋圭司氏~   救う会熊本から

第二部
パネルディスカッション1   パネルディスカッション2

パネルディスカッション3   パネルディスカッション4

パネルディスカッション5   パネルディスカッション6

パネルディスカッション7   パネルディスカッション8   

パネルディスカッション9

決議文朗読 西村眞悟氏   閉会挨拶 佐藤勝巳氏

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4.24日比谷集会(1)開式

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
ぴろんさんの丁寧なテキストです。
第7回国民大集会 第一部

(大きな拍手の中登壇者が壇上に登場)

※司会 櫻井よしこ氏
みなさまこんにちは。(「こんにちは」の声 拍手)
この会場の定員は2000名でございますけど、全部の席が埋まりまして、その他に1700名に余る人たちが会場の外に駆けつけております。(大きくて長い拍手)

ただいまより第7回国民大集会を開きます。
これまでは北朝鮮の金正日総書記に対し、私たちの家族・同胞・日本人をそして韓国人を返せと要求してまいりました。
しかし今年は小泉純一郎日本国総理大臣に決断を促す大会となりました。(拍手)

あの金正日総書記に訴えかけても、無駄であります。(拍手)
その金正日総書記に対し、小泉首相は対話と圧力を重ねて問題を解決すると言ってきました。
しかし今日の状況を見ますと、対話と圧力・小泉方式は全く機能してきませんでした。(拍手)
実態としては何も変わっておりません。
この変わらない実態にこのまま私たち家族、友人、そして日本国民が沈黙を続けるとしたら、あの金正日総書記は「日本はこれくらいの対応で良いのだ」と思うに違いありません。(拍手)
また、国際世論も自分の方式でうまく操作できるのだと自信を深めるに違いありません。(拍手)

だからこそ、私たちは今こそ日本国の持てる全ての力を結集してこの拉致問題を、いい加減解決する方法を考えなければなりません。
日本国の持てる力はまず第一に経済力であります。
経済力に裏打ちされた政治力が無ければならないんですけれども、残念ながら小泉さんの下ではそれが余り有効に使われておりません。

だからこそ、私たちの持てる最強の力であります経済力を使って、この拉致問題を解決するために行動を起こそうではありませんか。(拍手)
私たちは今こそあの北朝鮮、あの金正日に対して経済制裁を断行することを小泉首相に求めたいと思います。
そのための国民集会をただいまより開催いたします。
開催の辞を家族会代表・横田滋さんにお願いいたします。

『横田滋家族会代表 開会の挨拶』

ご来場の皆さん、こんにちは。(「こんにちは」の声)
開催に当たりまして主催者であります家族会それから救う会、拉致議連と打ち合わせをしたときに、どのくらいの方がお見えになってくださるのか?とちょっと心配をしたわけでございますが。
しかし実際に本日は会場に入り切れずに、更に第二会場にまで人が来てくださるという、この皆様の気持ちに本当に心から感謝しております。
・・
第3回の日朝実務者協議の際に、政府の代表はめぐみの遺骨と称するもの、その他数々の証拠とするものを先方から受け取ってまいりました。
そしてめぐみの遺骨とされるものをDNA鑑定しました結果、12月の8日に全く別人のDNAが鑑定されました。
家族会はその際にこういった国家間の交渉に、鑑定不能と見越して偽物の骨を出してくるということは、我々家族だけでなくて日本国全体を侮辱しているんだというふうに強い怒りを感じました。(拍手 「そうだ!」の声)

その翌日の9日に拉致議連の総会が開きましてそこでも制裁の決議を出されましたし、更には食糧支援の凍結だけではなくて、日朝国交正常化交渉もするべきではないということが決議されております。
そして翌日開かれました自民党の拉致対策本部の総会でも、それから衆議院の拉致特別委員会等でも制裁ということが決議されております。
しかし小泉総理は制裁することによって対話の窓口が途絶えるということで、いまだに慎重な姿勢を崩しておりません。

しかしやっぱり偽の遺骨を出してくるということは、やっぱり国として怒るべきなんです。(拍手)
もし帝京大学でDNA鑑定が出来なかったとするということを我々はちょっと懸念しておりました。
そうしますと北朝鮮はめぐみの夫が現れて自分が大事に保管してきた物を持ってきたということで、絶対めぐみの骨に間違いないということで持ってきたわけです。
それで鑑定が出来ないとなるとこれは間違いないんだけど、結果的に鑑定が出来ないんであって間違いない。
そして3枚の写真を出して来まして、怯えたような表情をしている中学生を、わが国は立派に育てたんだ。
しかし体が弱くて入院して自殺をしたんであって、北朝鮮が殺したわけじゃないんだ。
だからこれでもう諦めて欲しいという形で来た場合に、反論する材料を我々は持ち合わせてないわけです。
国としてもそういった事に対する反論ということは難しいと思います。

これで拉致問題の幕引きをという事にされてしまえば、後の方が、それから特定失踪者の方の帰国と言うことがとても困難になってきます。
このことについては小泉総理は慎重な姿勢ですけど、しかし世論の力ということは無視することが出来ません。
もしこの会場が余裕があるような状態であれば、やっぱり一部の人は怒ってるかもしれないけど日本全体はそうではないっていう印象を与えてしまいますが。
これだけの方が来て下さったんで、総理も私たちの気持ちを汲んで経済制裁に踏み切ってくださることを期待しております。(長い拍手)

それから日本側は全ての鑑定が終わりました12月の24日に、家族に鑑定の結果等を説明した上でその時に同じ時刻頃に、官房長官が談話を発表しております。
これは今日のチラシの裏にも出ておりますが、それは迅速かつ誠意ある対応をしない限り、日本政府としては厳しい対応を取らざるを得ないと当然制裁の予告と取れるような談話を発表しております。
それから今日で丁度4ヶ月になりました。
しかし対話と圧力といっても対話も行われておりません。
北朝鮮は対話の席に着こうともしておりませんから。
圧力もかけておりません。
このまま自然に時が経っていくだけになりますので、ぜひ皆様の熱意を感じて、総理大臣が経済制裁を決断してくれる事を心から望んでこの会を開くことになりました
皆様たくさんのご来場ありがとうございました。(拍手)

※司会 櫻井よしこ氏
ありがとうございました。
次に小泉総理に決断を促すには永田町の議員の声というものが絶対に必要になります。
超党派の拉致議連の会長を務めております、自民党の平沼赳夫さんにご挨拶をお願いしたいと思います。(拍手)

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4.24日比谷集会(2)平沼赳夫さん

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
ぴろんさんによるテキスト

平沼赳夫拉致議連会長の挨拶

本日は皆様方、この日比谷公会堂に溢れんばかり。
事実溢れる方が全国各地からこうして盛大にご参集頂きましたこと、主催者の一員として心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございます。(大きな拍手)

昨年の5月22日に小泉総理が2回目の北朝鮮訪問をする。
このことが分かりました。
家族会の横田代表をはじめ皆さん方が、出発の前にどうしても総理に会いたい。
当然のことであります。
しかし小泉総理は出発の前には誰にも会いたくない。
こういうことであります。

私も議連の会長として申し上げたいことがあるからどうしても会いたい。
最初は拒否されました。
しかしここに来ておられる今自民党の安倍幹事長代理をはじめ、当時の官房長官福田康夫さんが出発前に議連くらいには会っておかなきゃいけない。
そうしたら返事が来ました。
会長一人だったら15分会うと、こういう事でした。

そこで出発の3日前、午前10時に総理官邸へ行きました。
その時に私が申し上げたのは、本当に全国の皆様の熱誠と今日来さしていただいている自由民主党・民主党・公明党、議連の皆様方の努力であなたは腰に大小2本差したんだ。
その1本は外為法の改正ともう1本は特定船舶入港禁止法案だ。
その大小2本を差したから、北朝鮮は2回目会いたいと言って来たんじゃないか?
そしたら、彼はそのことは認めました。

あなたは総理大臣だけれども、口幅ったいことを言うけれども、言うまでもなく外交は硬軟の使い分けだ。
だから行くに当たって10名の方々の安否。
そして更には400名を超えているといわれている特定失踪者の皆様方のその苦しみ。
そのことに最善目処を付けて来てくれ。
硬軟をハッキリ使い分けて来てくれ。
こういうふうに私は申し上げました。
彼は頷いておりました。

そして22日の当日。
家族会・救う会・特定失踪者の皆様方とホテルで朝からず~っと待機をしてた。
昼過ぎに会談の内容が新しい官房長官と当時の外務大臣が来て説明があった。
びっくりしました。
それは小泉さんがのっけから「日朝平壌宣言が正常に履行されている限りにおいては、経済制裁は発動しない」と言い切った。
しかし我々が怒ったのは、日朝平壌宣言というのはすでに正常に発動されてないわけであります。(「そうだ!」の声 拍手)

第1回の訪朝の後、NPT(核不拡散条約)もいち早くそういう最重要課題は日本にいち早く連絡しなくてはいけない約束なのに勝手に脱退をする。
そして核の査察官も、こういうことも事前に言わなければならないのに勝手に国外退去を命じた。
ですから正常に履行されていないにも拘らず、正常に履行されている限りは経済制裁を発動しないなんて事を一国の総理が言うことは、不見識極まりないことなんであります!(「そうだ!」の声 大きな拍手)

従って我々は怒った。
ですから私も官房長官と外務大臣との記者会見の後、テレビがインタビューしてきましたら、皆様方も覚えているかもしれないけども、この程度の外交だったら俺にも出来ると、こう言った。(「そうだ!」の声 大きな拍手)
今本当にしなければならないのは皆さん方のお力で我々が国会の中で立法したこの二つの法律をいかに早く実行するかであります。
皆様方のお約束を守って衆議院・参議院の中にも拉致特別委員会が出来ました。
そこでも経済制裁の決議をした。
したがってもっと圧力をかけるためには、我々拉致議連が結束をして本会議の決議をして総理大臣に迫るということが今一番必要だ。
そのように思うわけであります。(「そうだ!」の声 大きな拍手)

このことを私の決意として申し上げ、今後とも議連は一致結束して本当に辛い思いをされている被害者の方々、そしてご家族の皆様方に、なんとしてもお報いするために全力を尽くすことをお誓いし。
今日は韓国からも被害者の方が来ておられます。(拍手)
その方々のためにも頑張ってまいる事をお誓いを申し上げまして、私の会長としての挨拶といたします。(大きな拍手)
ありがとうございました。(大きな拍手)

※司会 櫻井よしこ氏
大変力強いご挨拶を平沼さん、本当にありがとうございました。(拍手)
ではここで自民党幹事長代理の安倍晋三さんにお願いたします。
安倍晋三さんも家族をこれまで非常に力強く支えて来て下さいました。(拍手)
よろしくお願いします。(拍手 「安倍さん頑張れ!」などの声)


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4.24日比谷集会(3)安倍晋三さん

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
第7回国民大集会3 ぴろんさんによるテキスト

安倍晋三自民党幹事長代理の挨拶

(「安倍さん頑張れ!」などの声 大きな拍手)
自由民主党の幹事長代理の安倍晋三でございます。(拍手 「あんたが総理になれ!」などの声)
本日は日曜でたいへん色々とご多忙の中、大変多くの方がこの会場に足をお運び頂きましたこと。
長い間関わって来た者の一人といたしまして厚く御礼を申し上げる次第でございます。(野次の声)
ここでたくさんの方々が足を運んだということが私は大変大きな力となると、こう思います。

もしかしたら今日のこの大会のことを、朝日新聞は報道しないかもしれない。(笑い声 大きな拍手)
また一昨年の決起大会同様、News23の筑紫哲也氏は全く報道しないかもしれない。(大きな拍手)
しかしこの声は必ず金正日委員長に届くはずであります。(「そうだ!」の声 拍手)
そしてこれは日本政府の総意である。
この思いを私たちはしっかりと私たちは発信しなければならない。
こう新たに決意をしている次第であります。(「頑張って!」の声)

北朝鮮に対する外交の仕方を見ておりますと、戦後の60年の日本の外交の有り方とやはり大きな関係がある、関わっている。
またやはりその上にたって外交が行われていると言っても良いと、こう思うのであります。(「そうだ!」の声)
日本のこの60年の外交と言うのは外国が作ったルールの上で、外国が作った土俵の上で、何とか相手に誉めてもらおうと思って一生懸命相撲をとる。
そして何とか国益を確保しようと言う、いじましい外交であったのではないか?と。
こう思います。(拍手)

2002年小泉総理が9月の17日に訪朝し、そして10月の15日に5人の被害者の皆様、日本の土を踏むことが出来ました。
そしてその後、この5人の方々を北朝鮮に戻すかどうかについて、議論を行いました。
今日参加をしておられます中山参与と一緒に、私もその議論の中に入ったのでありますが。(拍手)
政府の中にはこの5人の方を北朝鮮に帰してもらわなければ、もうパイプが切れてしまって協議が出来なくなる。
そういうことを言う人がいました。

これはまさに、まさになんとか北朝鮮に良い子に思ってもらってなんとか良い結果を出そうという、この外交そのものではないだろうか?と思います。(拍手 「そうだ!」の声)
このときに私たちは5人の被害者を帰さない。
それも国の責任として帰さないと言うことをハッキリと言明しました。(拍手 「そうだ!」の声)

そして5人の被害者の方の8人の子供たち・ご家族が、日本の土を踏めなければ正常化交渉はしない。
クアラルンプールの日朝正常化交渉で日本の代表団は先方にそう告げたのであります。
これはまさに私たちがしっかりとペースを握って国民の生命と財産を守るという意思の表明であり、戦後の今までの外交との決別であったはずであります。(拍手 「良いぞ!」の声)

今回経済制裁をすると先方が怒ってしまって交渉が出来なくなるという議論は、まさに5人を帰すという議論と同じ議論であります。(「そうだ!」の声)
相手に何とか日本は相手のことを考えているなぁと思ってもらう。
このことのみに集中している。
北朝鮮の善意を期待しても、残念ながらそれは無理であるということは、もうこの20年でハッキリしたのであります。(拍手 「そうだ!」の声)

昨年この経済制裁関連法案を提出すれば、あるいは成立をさせたら北朝鮮が暴発をするという人がいました。(「いた!いた!」の声)
有名な政治家もいました。(「そうだ!」の声)
有名な政治評論家も、テレビのコメンテーターもニュースキャスターもいました。(「いた!いた!」の声)
しかし結果はどうだったでしょうか?
5月22日に5人の被害者の家族の皆さんが帰って来たではないですか?(拍手 「当たり前だ!」の声)

しかし今回もそう言ってた人が同じ事を言ってますね?
経済制裁をかけると、北朝鮮が暴発する。
果たしてそうでしょうか?
経済制裁とはなんでしょうか?
例えばアサリやズワイガニを止めるということであります。(「その通り!」の声)
もし彼らが暴発をして日本にミサイルを撃ち込めば、日米安保条約の第5条、共同対処によってアメリカは間違いなくピンポイントで金正日委員長そのものを狙う。
このことは金正日委員長は分かっているんです。(拍手)
彼は果たして自分の命とズワイガニと引き換えにしますか?(笑い声 拍手)

こういう馬鹿げた議論をいまだにしゃあしゃあと朝のテレビでコメントしている、極めて知的レベルの低い人たちがいます。(「それは朝日新聞だ」の声)
もちろん朝日新聞もそうです。(笑い声 拍手)
私たちはそういう論調とず~っと戦ってきました。(拍手  「そうだ!」の声)
しかしそれに負けずに昨年その法律を通過させたのであります。

そして今度はまたもや同じ論調であります。
極めて馬鹿げた論調であります。
そしてまたこれによって6者協議が出来なくなるかもしれないという論調も有ります。(「それも朝日だよ!」の声)
残念ながら6者協議の場において核の問題の解決ということについては、6カ国すべてのコンセンサスが得られています。
拉致問題についても何とか議題には上っています。
アメリカも支持をしていますが。
しかし6者協議の場においてこの問題を解決するというコンセンサスは出来ていないんです。

そこでやってもらえない、やることが出来ないのであれば、日本は独自に経済制裁を発動するしかないのであり。(拍手 「そうだ!」の声)
そしそれが困るのであればもっと、もっと中国も韓国も圧力をかけて頂かなければならないということであります。(拍手 「その通り!」の声)
このように日本が、ここ一番日本の国益がかかって、そして日本人の命がかかっているときには日本が主導権を握る!(拍手 「そうだ!」の声)
外交を展開するのは、それは当たり前のことであり、権利でもあります。
我々はごく当たり前のことを粛々と行えば良いというふうに思います。(「早くやって!」の声)

政府においても我々自由民主党は与党でありますから、大きな責任を感じております。
更に政府に対してしっかりとしかるべき時に出来るだけ早く北朝鮮に対し、政策を変更しない限り経済制裁をかけると。
発表するように、更に党としても圧力をかける。
そのことをお約束して。(拍手 「頑張れ!」などの声)
大切なことは、大切なことは日本人の声をひとつにしていくことであります。
我々も今後とも一生懸命やりますことをお誓い申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきたいと思います。(拍手)
一緒に頑張りましょう。(拍手)
よろしくお願いします。(拍手)
ありがとうございました。(拍手 「いいぞ!」などの声)

※司会 
安倍さん本当にありがとうございました。
日本国の利益。
日本国民の利益と日本国の安全は日本国政府が責任を持ちましょうと。
言うことを力強く仰っていただきました。
それにしても、それにしてもわが国の外交の現状はいかがでありましょうか?
小泉さんに対して今の平沼さん安倍さんの言葉を本当に真剣に聞いていただきたいというふうに思います。(拍手)

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4.24日比谷集会(4)鳩山由紀夫氏

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
鳩山由紀夫 民主党拉致対策本部長の挨拶

(拍手 「しっかりしろ!」などの野次の声)
お集まりの全ての皆さん、本当にありがとうございます。
ありがとうございます。(拍手)
民主党を代表いたしまして、今日お集まりの国民大集会にわざわざ全国からお運び下さいました全ての皆様の、今日までの大変なご努力に心から感謝を申し上げながら。
政治家の一人として必ずしも、今司会者の方からお話がありましたように。(笑い声 櫻井さん司会席で手を合わせる仕草)

私ども政府も含めてであります。
政府も政治家も十分皆様のご期待に応えられていない状況に対して、極めて残念に思いますし申し訳ないことだと思っています。(このあたり次々上がる野次の声)
この場に来さしていただいて皆さんと共に、大変難しいこの問題に対して、我々も全力でお誓い申し上げる次第でございます。(拍手 )

私は第一回目の小泉訪朝の時に代表でありました関係で、小泉総理に申し上げた。
行くことは歓迎をする。
しかし交渉は難しい。
答えが出なかった時にも勇気を持って帰って来れるだけの心構えをもって行って訪朝してもらいたい。
そう申し上げた。

ご案内の通り、その5人のご家族、ご家族を含めて日本へ帰国がなされたことを、大変に皆様方ともども大変喜ばしいことだと思っています。(「当たり前!当たり前!」の声)
ただし。
ただし問題は全て解決するどころではなく、これからがより大きな問題を抱えているということを私たちは認識しなければならない。(「そんなことは分かってる!」「早くして!」の声)
小泉首相はただひたすら、日朝国交正常化は自分の手でやり遂げたい。
その思いの下でひたすら拉致問題を極力小さな問題として、これを小さく小さく捉えて解決をすれば良しと考えているんじゃありませんか?(拍手 野次の声)

私は今ここで、なぜ日朝国交正常かなのか?と申し上げたい。(大きな拍手 「そうだ!」の声)
冗談じゃない。(大きな拍手)
横田めぐみさんをはじめとして、消息が分からない方々の安否の確認。
当然のことであります。(「そうだ!」の声)
しかしそれを持ってお終いとするのでは断じてありません。(拍手 「その通り!」などの声)
特定失踪者という方々、100名を越すとも言われておられます。
その方々の問題を解決する。
すなわち安否を確認をして、そしてその方々に無事に日本へ帰って来て頂く。
それで初めて拉致問題の解決じゃありませんか?皆さん。(大きな拍手 「その通り!」の声)

先ほど平沼会長から大小2本の刀の話がありました。
私たち民主党としてはもう1本の脇差が必要だと考えているんです。
それは「北朝鮮人権侵害救済法案」と申します。(拍手)
力貸してください、皆さん。(拍手)
この法案では例えば特定失踪者の問題。
これを調査し解明をするように日本政府に求める内容になっており、そのために政府の中に内閣府に、拉致問題対策本部をというものを設置することを求めています。(拍手)

まだこれが出来ていないんです、皆さん。(「早くしないと!」の声)
この問題、別に民主党がやったなんて自慢するつもりはありません。
国民の皆さんのために今ここにお集まりの人権問題を本当に命の問題として捉えて来られた、活動して来られた人たちの為にこの問題を解決したい。
そのために超党派でのご協力を心からお願いを申し上げる所でございます。(大きな拍手 「いいぞ!」の声)

経済制裁に関して申し上げれば、一部の方々の中に一国だけでこのような経済制裁をやっても効果が上がらないなどと言っておられる人たちがいます。(「北朝鮮の回し者だ!」の声)
冗談じゃありません。(「回し者!回し者じゃないか!」の声)
もし一国で効果が無い。
試しもしないで仰るならその前に、なぜ経済制裁への協力をもっと真剣に他国に呼びかけないんですか?(大きな拍手 「そうだ!」の声)

それも行わずして一国だけでは効果が無いと言ってるのは、まさにそのようなことを最初からやる気が毛頭ないのと同じじゃありませんか?(拍手 「そうだ!」の声)
私たちはむしろ日本一国だけでもこの経済制裁、もう発動するべきだと考えています。(大きな拍手 「そうだ!」の声)
先ほどから安倍幹事長代理も話がありました。
日本としての意思を示すことを、当然のこういった問題に対して人権の立場から正当な主張をする。
その主張が国民を動かし、全世界に広がるんじゃありませんか?皆さん。(拍手 「その通り!」 「そうだ!」の声)

私はその意味でかつて私の祖父・鳩山一郎が総理の時に
領土は待っていてくれるけども、人の命は待ったなしだと。
明日をも知れないのだと。(拍手)
だから領土と人の命の問題を比べた時に、まずは人の命から先にやるべきではないか。
まさに拉致の問題がそうではありませんか?皆さん。(拍手 「そうだ!」の声)

政府がその方向に歩みを強めた時。
あるいは歩みを強めていけるように民主党としても努力をし、野党ではありますが・・・現在の所です。(笑い声)
野党ではありますが、超党派として最善の努力をお約束を申し上げて決意の表明といたします。
ご苦労様でございます。(大きな拍手 「頑張れ!」などの声)

※司会 櫻井よしこ氏
鳩山さんありがとうございました。
会場の皆様にもう一度確認したいと思います。
民主党の議員の方々地味ながら本当に良くやってくださいました。(笑い声 拍手)
ありがとうございました。

さて次に与党の公明党から漆原さんをお迎えしたいと思います。
対策委員長をしていらっしゃいます。
漆原良夫先生です。
よろしくお願いします。(拍手)


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4.24日比谷集会(5)漆原良夫氏

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
漆原良夫 公明党拉致対策本部長の挨拶

皆さんこんにちは。
公明党の漆原でございます。
今日は本当にお忙しい所たくさんの皆様にお集まりいただきましたこと、感謝と御礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございます。(拍手)

政府は対話と圧力と、こういうふうにずっと言い続けておりますけれども、対話もやらないし圧力もかけない。(「その通り!」の声)
こういう状態が今続いているわけでございます。
本当に我々は待って、待って、待って参りましたけども、もう忍耐の限界であります。
(拍手 「そうだ!」などの声)
私は喧嘩をするときにはぶん殴らなきゃ駄目なんだと、常々申し上げてまいりました。
ぶん殴る時にぶん殴らないと殴れなくなっちゃうよ、と。(拍手 「そうだ!」などの声)

横田めぐみさんの遺骨、偽物を送ってまいりました。
それを日本が捏造したというふうに言ってるわけであります。
今こそぶん殴らなければ皆さん、いつぶん殴るんでしょうか?(拍手 「そうだ!」の声)
今こそ本気になって日本が怒らなければ、皆さんいつ怒るんでしょうか?(拍手 「そうだ!」の声)
今この状態になっても尚「対話だ、対話だ」と言ってる小泉総理の私は真偽が私は分からない。(「腰抜けだ!」などの声)
到底理解できない。(野次の声多数)
今腰抜けと仰った野次がありました。
まさに私は腰抜けだと思います。
我々は先ほど2本の武器を総理に与えたわけであります。
しかしながら、どんな名刀を与えたとしても臆病者には何の役にも立たない。(「そうだ!」の声 拍手)
断じてこの名刀を使えるような・・・ここから先言い難いんですけども、(笑い声)総理に使ってもらいたい。
こう思っております。(「総理を変えろ!」の声 拍手)

私どもは今まで何も無理を言ってない。(「その代わり何をしてるかって!」の声 笑い声 拍手)
何も悪いことをしていない人が突然北朝鮮に連れて行かれた。(「許せない!」の声)
その人を帰してくださいと言ってるだけなんです。(「当たり前のことだ!」の声)
当たり前のことなんです。(「なぜ出来ないんだ!」の声)
なぜ出来ないんでしょう?(野次の声多数)
何も無理を言ってない。
当たり前のことを言ってる。(「自民党がやらないからだよ!」の声 拍手)
当たり前のことをやらない国、それは私はおかしな国だと思います。(「その通り!」などの声)
原状回復をきちっと求めていくことは私は日本政府としては当たり前の責務だと思っていますがいかがでしょうか?(拍手)
断じてこれを総理に強く求めていきたい。(拍手)
こう思っております。(拍手 野次の声多数)

総理は日朝国交正常化したいというふうに仰っておる。
しかし日朝国交正常化の為に、この拉致問題を犠牲にするようなことがあっては断じてならないというふうに思っております。(拍手)
常々私は申し上げてます事でありますけど、総理は日朝国交正常化をした総理として日本の歴史に名を残してはならない。
拉致事件を解決した総理として、日本の歴史に名を残すべきであると私は強く考えておる次第で有ります。(大きな拍手)

連休が終わったら国会は後半国会に移るわけでありますけれども、しかしなんとしても衆参両院で経済制裁を発動すべきと言う決議をこの国会決議で実現していきたい。(拍手)
固く決意し皆様にお誓い申し上げて、私の挨拶に代えさせていただきます。(拍手)
本当にありがとうございました。(大きな拍手)

漆原氏

※司会 櫻井よしこ氏公明党の漆原さんでした。
本当にありがとうございました。
さて皆様にメッセージがございます。
今第二会場には1000人を超える人が集まっております。
壇上の拉致被害者の家族の皆さん方が、順番でそちらの方に順次参りますので出たり入ったりが多少ございますがご了承いただけますでしょうか?(拍手)

さて、私たちは私たちの家族、同胞を助けたい。
日本人拉致被害者のみならず韓国の拉致被害者も助けていきたい。
それは日本国民として、また人間として当然のことであります。(拍手 「そうだ!」の声)
私たちは戦後長きに渡って日本とは何か?国家とは何か?ということを忘れてまいりましたけれども、この拉致問題で初めて国家の果たす役割、日本人として行う責務に気が付いたものではないでしょうか?(拍手 「そうだ!」の声)

その意味でこの集会は最も立派な日本人の集りでなければなりません。
その意味でどうぞ壇上で私たちの運動を身命を賭すような気持ちで支持してくださっている政党の方々に対して失礼な野次は控えていただきたいと思います。(拍手)
この運動は最初からスムーズであったわけではありません。
私たちが始めた時は多くの妨害がありました。
その中で自民党・民主党・公明党の多くの政党の方々が助けに出てくださった事は、並々ならぬ努力であったと思います。
そのことを私たちは決して忘れずに、今どのような状況にあろうともですね。
壇上に挨拶に来てくださった方々には心からの声援を送っていただきたい。(拍手)
その他の野次のための野次は良き日本人として慎みましょう。(拍手)
ありがとうございます。(拍手)

さてここで拉致被害者の家族の皆さん方の心の支えになって来てくださいました。
今はその職務にはありませんけれども、元内閣官房参与の中山恭子さんにお願いいたします。(大きな拍手)
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4.24日比谷集会(6)中山恭子さん

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
中山恭子 元内閣官房参与の挨拶


(大きな拍手の中、登壇)
皆様、この国民大集会にこのようにたくさんの皆様が参加頂きましたこと心から感謝申し上げます。
先ほど横田さんも仰っていましたが、実は心配をしていました。
日本の中で拉致問題が下火になって来ているのではないか?と。
心配いたしましたが、今日お集まりいただきました皆様のおかげで、まだ日本では拉致に関して自分の力を注ごうと思ってくださっている方が、このようにたくさんいらっしゃると言うことを分かりまして、本当にありがとうございます。(拍手)

北朝鮮は今拉致問題をなんとか押さえ込んでしまおうという状況になっていると思っております。

横田めぐみさんのお骨と称して麗々しく骨壷に入れてですね。
他の方々の複数の方のお骨を日本へ渡してきました。
横田さんご夫妻が、またご家族がこのお骨を見て諦めるだろうと、高温で焼いたお骨ですから。
そうすれば日本の中で拉致問題は下火になり、国交正常化へ進める。
国交正常化への道筋が付くと考えてのことでございます。

でも日本の科学技術の高さ、そして日本の人々の強い意思で、この横田めぐみさんと言われるお骨が偽物であること、違う人の物であること。
そしてこのような茶番劇的な動きでは、日本は拉致問題を決して下火にしていかないと言うことがハッキリいたしました。(拍手)
皆様のおかげだと感謝しております。

北朝鮮は国交正常化へと進もうと思ったこの道筋が壊れてしまった、言うことで今は核問題の方へ話題をすり替えてしまっています。
核を保有しているとまで宣言いたしました。
そして今尚、政府が認定している中では8人の方が死亡し2人未入国である。
それ以外の方々は拉致していないと言う、この方針を貫こうとしております。
私たちは北朝鮮に対して、このような方針を変えて拉致していった日本人をすべて帰国させなければ、国交正常化は無いと言うことを改めてしっかりと理解させなければいけませんし。(拍手)
更に北朝鮮が生き残る唯一の道は拉致した日本人を帰国させることだと言うことを理解させなければいけない。(拍手 「その通り!」の声)

北朝鮮に拉致され幽閉され日本のことを毎日思っているこの被害者の人々を、どうやったら無事に連れて戻せるか?
救出できるか?
大変難しい問題です。
日本の国として出来ることは、成し得る全てのことをして救出に当たらなければなりません。
アメリカとの緊密な連携をとり、他の国々への説得も必要です。
しっかりした戦略を立て戦術を練って、北朝鮮に対し拉致した日本人は全て帰国させなければいけないということを理解させ強く要求していかなければなりません。(拍手)

そのためには日本の人々、全ての日本の人一人一人が、拉致された日本人・同胞を救出するためには日本としてあらゆる手段を使うのだと。
成し得る全ての事をするんだと言うことを、心に決めることがまず大事でございます。(拍手)
今日はこのように心に決めてくださっている方々がここにいらしてくださっています。
本当にありがたいことだと思っております。
一人一人が出来ることは小さいことかもしれませんが、一人一人がそのように救出するんだと心に決めて動けば、まとまればこれは大きな力になると考えております。

今年1年、また来年2年。
この1~2年が大きな重要な年になるかもしれません。
どうぞここにお集まりの皆様が心に成し得る全てのことをして救出すると、心に決めてくださっている方が、ここにお集まりの皆様が更に輪を広げ、日本の国として国際社会に恥ずかしくないためにもですね。
あらゆる手段を使ってですね。
拉致されて北朝鮮で帰国を待っている人々の救出に当たっていきたいと考えております。
小さい力かもしれませんが一緒に力を合わせて救出に当たっていこうではございませんか。(拍手)
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。(大きな拍手)

※司会 櫻井よしこ氏
中山さんありがとうございました。
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4.24日比谷集会(7)崔祐英さん

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
さてこの後は韓国の拉致被害者家族会の代表をしていらっしゃる、崔祐英(チェ・ウヨン)さんにご挨拶をして頂きたいと思います。

崔祐英さんは第一回目から今回まで、7回通して全部、日本にこられました。(拍手)
私達は毎回崔祐英さんにおいで頂きました。

韓国では盧武鉉(ノムヒョン)大統領が大変な反日の政策をとっています。反日、則、親北朝鮮であります。(拍手)

韓国政府は、約500人の国民が北朝鮮に拉致されていることが明らかであるにも関わらず、金大中政権の時にも、盧武鉉政の今も、この問題を北朝鮮政権と話し合おうとして議題としてあげることすらしておりません。

私は韓国の人々、そして盧武鉉政権に言いたいと思います。
私達は常に崔祐英さん、その他拉致被害者の家族の人々と共に、日本人の拉致被害者のみならず、韓国の拉致被害者の救出も訴えてきました。どちらが-韓国と日本と-人権を大事にしているのかと問いたいと思います。(強くきっぱりと、拍手)

その韓国で政府の支援もなく本当に孤独な闘いをしているのが崔祐英(チェ・ウ・ヨン)さんです。
崔祐英さん心からのメッセージをお願いします。

      (拍手の中、崔祐英さん登壇)

みなさんこんにちは。
国民大集会にご招待頂いた家族会の横田滋代表、救う会の佐藤勝巳会長、議員連盟の平沼赳夫会長及び国民大集会の関係者のみなさまにお礼を申し上げます。(拍手)

韓国の拉致問題の運動の状況を申し上げます。

70年代の拉致された生死確認もなかった漁船の○○号(聞き取れず)の36人の人々の北朝鮮で撮られた写真が流出しベスコムから報道されました。今まで拉致された人は誰もいないと主張していた北は嘘つきということが明らかになりました。(拍手)

闘いはまず○○号の36人の安否確認訴えています。(船の名前が解る方教えてください)

今年3月に東京で、拉致問題の日韓米の連携のためにセミナーが開かれました。(2月の国際集会)
その時韓国からハンナラ党の金文殊(キム・ムンス)議員がいらっしゃって、日韓の議員レベルの上で協力ができました。
またその時日本の家族会の事務局長の増元さから増元さんのお父様の「私は日本を信じています。お前も日本を信じろ」と言う言葉を聞きました。

私もこの言葉を信じております。

日本の拉致問題の解決のために今のように全力を尽くしていけば、小泉首相も、必ず拉致被害者のご家族の必死の思いを、受け取ると期待しております。

今こそ、日本人の拉致問題の完の解決のために、経済制裁を発動すべきだと思います。

日韓が力と心を合わせて、一緒にがんばりましょう。
ありがとうございました。(拍手)

崔さんありがとうございました。

(担当:金木犀)
参考:横田さんご夫妻とのふれあい
   東京フォーラムでの発言
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4.24日比谷集会(8)李 星矣さん

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
李 星矣さんのお話  

朝鮮戦争拉致被害者家族協議会会長 李 星矣(イ・ソンイ)さん


櫻井さん司会
朝鮮戦争拉致被害者家族協議会会長 李 星矣(イ・ソンイ)さんにもお越し頂きました。通訳は西岡さんにお願いします。李さんお願いします。

李 星矣さんのお話:通訳西岡力さん
みなさんお会いできて嬉しいです。そしてお招き頂きましてありがとうございます。
(日本語でも:ありがとうございました。)

招待頂いてこの席に立つまでいろんなことを考えました。

まず、日本の多くの方々人権が重要な価値であると言うことを、この事実を知っていると言うことを私は学ぶことができました。

人権とは時々只叫ぶというそのような主題ではなく、日常生活の中で実行しなくてはならない価値であるということが解っていらっしゃるのが、正に、ここにいらっしゃる皆さんだと思います。

みなさん方の力が集められて、拉致された人たちが救い出すことができた、そのような力がわいてきたと言うことをみて大きな成果が上がったことに、限りない感謝と尊敬を感ずるものであります。

韓国では、1950年の戦争の時に、拉致された民間人が10万人あまりいます。
これは北朝鮮の金日成の「南朝鮮のインテリを連れてこい」と言う指令による計画的犯罪であります。

この間55年の間、韓国戦争拉致被害者に対する真実の究明はもちろん、その方達の生死確認すらもできない、このような状況でございます。

その方達の年齢からみて一日でも早く何としてでも生死の確認だけでもしていただきたいと思いっています。

私達家族会では、この間1952年の当時大韓民国政府がつくった拉致被害者の名簿を発見致しまして、月刊朝生社(?)といっしょになってここに持ってきました「6.25拉致被害者82959人」という本を出しました。(拍手)

戦争の時に拉致されたことを立証するために関連する政府の文章などを発掘、整理し、そして証言を記録する、そのような作業もしております。また国会に韓国戦争拉致者の名誉回復及び、生に関する法律案を上程して頂いております。

今大韓民国政府は南北間の和解交流拡大を急いでおります。歴史の不幸を繰り返さないため、そしてこの間のお互いの恨みを解消するために当然の努力だと考えます。

しかし南北の和解と交流のためには必ずしなければならないことがあります。北朝鮮によってなされた人権被害、民間人拉致を一番最初に解決しなければならないということです。

みなさん拉致は生命を奪う罪悪です。

人権よりももっと重要な価値があるなどということを主張する勢力はこの地球上からなくさなければなりません。(拍手)

私達全てが、自分ではない他人の人権に関心を持たなければなりません。(拍手)
拉致された人を家族の元に帰すようにしなければなりません。(拍手)

今自分の苦しみ哀しみを私達全てのものに昇華することをここに提案したいと思います。
国境を越えて世界の全ての民族と共に生きる私達になろうではありませんか?(拍手)
隣人同士手を握り私達が力を合わせましょう。(拍手)
拉致された人々を救い出すために私達みんあで力を合わせ戦いましょう。(拍手)


ありがとうございます。(日本語で)(拍手)

櫻井さん司会

李さん本当にありがとうございました。(拍手)
今の李 星矣(イ・ソンイ)さんのお話しで約8万3000人もの人々が朝鮮戦争の時に北に拉致されていった。
その問題を一言も問題提起することのない、盧武鉉さんは今でも北朝鮮に親しい路線をとり続けています。韓国や中国が日本が経済制裁をするのを控えて欲しいという資格は全くないと思います。(拍手)

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4.24日比谷集会(9)荒木和博さん

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
~櫻井よし子さん~
では次に、この会場に荒木和博さん、あ、いらっしゃいますね。特定失踪者問題をずっと調査してきた荒木さんです。

私達は考えてもいなかった人々、考えてもいなかった時期から、ずーと日本人は北朝鮮に拉致され続けてきた。その実態を荒木さん達が綿密に調べてきました。
ここで報告をお願いしたいと思います。

~荒木和博さん~(特定失踪者問題調査会

ご紹介頂きました、荒木でございます。本日はこんなにたくさんの皆様、お集まり頂きましてありがとうございます。のちほど櫻井さんからご紹介があるかと思いますが、この前の列の方には特定失踪者のご家族の方々、多数お見えになっています。

先ほど櫻井さんのほうから、ヤジについての注意がございました。おそらくヤジの一つぐらい飛ばしたいと思って来ておられる方たもたくさんいらっしゃっているかと思いますので、そう言う方は私が話している間にヤジをすまして頂いて、後の方の時はおとなしく聞いて頂きたい。(笑い・拍手)

(櫻井さんから)
 ちょっと一言、元気づけるヤジは大いに飛ばしましょう。

最近あちこち、いろいろ嫌われておりますので、この際嫌われついでに申していきたいと思いますが、この中にも恐らく警察関係の方がたくさん来ておられるだろうと思います。

我々、2年間調査会の活動をやって参りまして、正直申しまして上げて、この国の国家権力が如何にいいかげんなものであるかということを(ヤジで聞き取れず 感じているの意味?)

このまま我々もですね、頭に来てやっておりますと、そのうち治安維持法違反で捕まるんではないかと思っております。(隣のヤジうるさくて。。。)

現場の方々は本当に血の滲むような思いで一生懸命にやっているんです。しかし法制度が整わない、、それ以上にトップの意思が定まらない。現場でこれは拉致ではないかというふうに思って上にあげても上で潰されてしまう。

何十年間もの間このことが続いて参りました。
こんな事はもちろん、絶対に許されるべきではありません。(荒木さん頑張れ!)
しかし、それが何十年間も続いてしまったことによって、おそらく、今、誰も恐くて蓋が開けられないんだろうというふうに思います。蓋を開けてしまえば、「一体今までどうしてきたんだ」、当然そう言うことになります。

私どもも関係官庁の幹部から、我々が今、1000番台リストと言って、拉致の可能性が高いと言っている方々と警察が持っている拉致の可能性が高いと言うリストと、かなりの部分が一致している。

そして、もちろん我々が持っていないところでも拉致の可能性高いと認識している数が相当あると言うことは聞いております。

国会の答弁でも、政府はそう言う答弁をしております。しかし、それでは「15人以上にならないのか」というふうに聞くと「今分かっているのは15人」としか答えてこないのでございます。

あの9.17で4人の方々追加されてからそれ以降、2年半に渡りまして、ひとりの拉致被害者も認定者も追加をされておりません。

これだけいろいろなところでいろいろな機関が動いて分かっているのにもかかわらず、出さないのは、警察は警察で理屈があるでしょう、首相官邸は首相官邸で理屈があるでしょう、しかしそういう理屈がどうであろうと「拉致被害者は拉致被害者」でございます。(拍手)

そして政府はそれを救う義務がございます。

今回、今日もお姉さんがお見えになっておられますけれど、4月の13日に千葉県市原市で昭和438年7月7日に失踪致しました古川了子(のりこ)さんの拉致認定を求める行政訴訟を提訴をして頂きました。法律家の会、そしてご家族、皆さんが大変なご苦労をされますが、この問題は、古川さんお一人の問題ではなく、未だ認定をされていない拉致被害者、それは我々の特定失踪者リストにもない全ての拉致被害者の代表と言うことでございます。(拍手)

この訴訟を通じて、我々は政府が今までやってきた判断が如何にいい加減なもんであったかということを明らかにし、そしてそれを正していきたいというふうに思います。(拍手)

(不明)さきほど安倍幹事長代理をはじめといたしまして、朝日新聞の批判が大変あったんですが、ま、いろいろございますけれど、しかしこの会場の中には、朝日新聞の拉致の担当で、一生懸命取材をして、記事を書いている(?)記者もございまして、それぞれの機関、それぞれの団体、それぞれの会社には、何とかしてこの問題を解決しようと思っている方はたくさんおられるわけでございます。

そして今現在、我々が突き破らなければいけないのは、残念ながら今の15人という数でさえその政府が自ら先頭に立って捜し出して、それを明らかにした数が1つもないと言うことでございます。(拍手)

平成10年1月に、横田めぐみさんのご家族の中で、めぐみさんの名前を表に出すか出さないかというようなことで、大変激しい議論があったということは、皆さんもご承知と思います。

あの時、今「家族会」の代表をされております横田滋さんが決断をして危険を冒しても名前を出すというふうに決断をしてくださらなければ、その後「家族会」も恐らくできていないし、そしてこうやって皆さん集まって拉致問題を解決しようということにもなっていないわけでございます。(拍手)

何とも我々自身が非常に恥ずかしい話です。何で被害者のご家族がそうやって、苦悩の決断をして、それに我々が寄りかからなければいけないのか。ご家族を、(この集会は家族会は三つの三団体の1つでございますけれども)ご家族が前に立って「経済制裁を訴えなければいけない」というような状況が、私も含めてここにいる皆さん、国民全体の恥だと思わなければいけないだろうと思います。

この問題を放っておけば、必ずこれから先も被害者が出ます。「拉致問題の解決」というのは、ここにおられる「家族会」の方々がかわいそうだからやるんではない。この人たちをすべて救いださなければ、次は我々の家族がやられるから、やるわけでございます。(拍手)

いろいろなこの解決の方法を申しますと、例えば「憲法が邪魔になっている」とかいろんなことを言う方がございます。これは右でも左でも両方ございます。「今の憲法を変えるまではダメだ」とか、「今の憲法を護持しなければならないからダメだ」とかいうふうに言うわけですけれども、しかし皆さん今の憲法を読んでいただければ、第九条を誰がどう解釈しても軍隊を持ってはいけないことになってるんです。

しかし実際には、この国には現役、予備役合わせて30万人の軍隊が厳然として存在をしております。それをもし無くそうとすれば、国民から大変な反発が起きる訳でございます。ちなみに言えば、私もその憲法違反の1人でございます。

ですから問題は「何が必要なのか」「今何をしなければいけないのか」という本質を考えることであって、目先のことに囚われているべきではないというふうに思います。

そしてそれを我々自身が本当に認識することができた時に、この拉致問題というのは絶対にあっという間に解決いたします。

人口1億2千万を超え、37万平方キロの国土と、そして世界第2位の経済力を持ち、優秀な国民を持っているこの国が、自国の国民さえ飢えて殺していくようなあんな体制に負けているはずがありません。

我々は、この1月に発表いたしました(今日もご家族が見えておりますけれども)斉藤裕さん、そして松本京子さんに似た写真、ということで出しまして、残念ながらそれが本人のものではないということがわかりました。関係したマスコミの方、あるいは東京歯科大学の橋本先生等々大変ご迷惑をおかけし、また、ご家族には大変なご負担をおかけしたことを、大変申し訳なく思っておりますが、しかし、その間違いを恐れていったならば、この問題の解決なんかできるはずがありません。

我々はこれからもどんなことがあっても情報を集め、明らかにして全体を動かしてまいります。

そして最後に一言、この問題をやっている間についこの間、(今日もご家族がお見えですけれども)99歳で生島孝子さんのお母さん、生島うらさんが、亡くなりました。私ども、それぞれの役員がご家族と会っているわけでございますけれども、その中で亡くなっていかれた方が、もう何人もおられます。時間の余裕はございません。

ここで、ここにおられる方の前でお誓いをすれば、私も逃げ場がなくなるので申し上げておきたい。

来年の末までに今、我々のリストにもない人まで含めてすべての拉致被害者を救出してみせる

(長い大きな拍手)

これができなければ私もそれなりの責任をとるつもりでおります。

合わせて、ここにおいでの国会議員の皆さんも、これ、一番先頭に立ってやってくださっている方々ですから、その方々にこういうことを言うのは申し訳ありませんが、もしいつまで経っても取り返せないのであれば自らのバッジを外すという覚悟でやっていただきたい。(大きな拍手)

改めて申し上げます。もちろんそれが成功しても私の手柄ではございません、みんなでやったことなんですけれども。私はその時の責任を胸にしてこれからもやって参りたい。調査会一同そのつもりで頑張ります。どうかよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(担当金木犀)


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4.24日比谷集会(10)竹下珠路さん

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
古川了子のお姉さま竹下珠路さん

~櫻井さん司会~

さて会場には、特定失踪者の被害者の方々のご家族がいらしています。どうぞご起立なさって頂きたいと思います。どうぞこのご家族のみなさんに絶大なる拍手と支援をお願いします。
約、60人の方々がおいでくださいました。私達は、心は、常に皆さんと共にあります。

さて昭和48年7月7日、-先ほど荒木さんが言及致しましたけれども-古川了子さんが失踪しました。その了子さんの双子のご姉妹で、にご挨拶をお願いします

竹下珠路さん挨拶
みなさまこんにちは。
今ひとつ訂正させて頂きます。私は11才年上の姉です。

櫻井さん:ごめんなさい。

若く見て頂きありがとうございます。(会場笑い)

竹下珠路でざいます。
私の妹、古川了子はみなさん方の一番左のはしの写真の、あれが古川了子の18歳の時の写真です。(壇上のパネルをさして)失踪する3ヶ月前、高校を卒業する前に、仲良しの友達と遊びに行った時の写真です。一番自然な写真だと思い、一番妹を感じる写真です。

私の妹、古川了子は、昭和48年7月7日土曜日でした。その前日に初めてのボーナスを頂きまして、そのボーナスを手に、母と約束をしていた、「私のお金で浴衣を買いたいから母さん一緒に見てね」と約束をしていた。そして美容院に前の晩に予約をしていた。その二つの楽しみな予定を電話で急にキャンセルして「今どこにいるの」という美容師さんの問いかけに「千葉駅にいる」という声を最後に連絡が全く取れなくなってしまいました。

持って出たと思われるものは、ハンカチと小さな財布しか入らないような、ちいさな、ちいさなバックと、それだけでした。

そして、その後本人の銀行口座から一切お金を引き出された様子はありません。

母は、そして私達家族は、あらゆる、自分たちにできる、可能な限りの探し方をしました。母は占いも頼りにし、テレビにも出して頂き、新聞や、同級生の方々に手紙で消息を尋ねるお願いをしましたが、一切消息は掴めず。20数年たった時に、元工作員の安明進さんが、あるマスメディアの方に母がお願いしていた写真を見て「この女性は見たことがある。915病院で自分が会って話をした、その女性に大変よく似ている。」という証言を頂きました。それが1997年の事でした。

そして、私はその話を伺いまして、すぐ最寄りの警察に行きましたけれど、その当時はまだ「イヤ太平洋岸ではないですよ」それから、「今拉致の被害者と言う方々が出ているのは昭和52年、53年からですから、48年はちょっと早すぎますね。」というお話しで、私自身も、母も「そんなものなのかしら?」「違うのかしら?」と思いながら、ずっと「もしかしたら、いなくなった当時から、本人が何かいけなかったのかもしれない、家族がいけなかったのかもしれない」と言う思いで、なかなかお話しができなかったそのこと(=古川了子さんの拉致の疑い)を、97年に封印するような形になりました。

しかし、次のチャンスがあれば、安明進さんにお目にかかれるものなら、もっとお話しを聞いてみたいというお願いもしていたのですが、それが具体化したのは、平成14年12月でした。

その(原因の)一つには、曽我ひとみさんというそれまで新聞に名前も載っていなかった人達が9.17に時点で急に名前が浮上してきたということです。これは私の妹も、名前が分かっていないだけに、政府も交渉をして、行方を捜して貰えなかったんだと思い、荒木さん、その他の皆さんの「公表しましょう」そして「動きましょう」という、「この状況からして北朝鮮による拉致に疑いがないんだよ」という励ましを頂いて、名前を公表させて頂きました。

昨年には日弁連の人権擁護委員会に提訴もいたしました。そして訴えをいたしました。その結果つい3月に「これは北朝鮮の拉致による可能性が大変強い」ということと「政府はすぐにもこの実態を明らかにして救出に最大務めなければいけない」という報告書を出して頂き、私たちは本当に10件15人という人たちばかりでなく、もっとたくさんの人たちが拉致されているんだという(ことを)日弁連の人権用語委員会の方々も認めて頂いたと言うことを(つい先頃ですが)大変力強く思いました。

私達は、「特定失踪者」という妹に対する呼び方ではなく「拉致の被害者です」と大きく言えると確信を持っております。

今現在、拉致認定されているか、されていないかで、その立場で政府の対応は大きく違っております。

その、ひとつは、北朝鮮との交渉においても拉致認定の方々に関しては、交渉テーブルで、名前がきちんと乗っおりますが、特定失踪者の私達、前にたくさんおられるご家族のその特定失踪者の方々については、認定されたかされないかの壁のところで交渉テーブルに名前の一行も出ていないのです。

拉致の可能性が強いと、いろいろな状況からされている中で、これは、日本政府自身が、救出に向いて動いていないと言うことではないでしょうか?

曽我ひとみさんのお話の中に、日本の要人が向こうの国を尋ねたというニュースが流れたときに、「さぁ、次は私を探しにきてくれたんだろうか」と思って訪問を待っていたという話がありました。

今私の妹は、きっとかの国で、その思いで「いつ自分を捜しに来てくれるのだろうか」と、同じ気持ちを持っているんだと思います。

私たち家族が、そして日本の国が、「古川了子を、拉致された全員の人々を捜しているんだよ」と北朝鮮に出すことによって、所在を要求することによって、本人達の命が一番確保される。そしてそうしないと、もしかしたら、闇から闇に葬られてしまうかもしれない、この大事な命なのです。

先だって今、荒木さんからご紹介がありましたように、古川了子の拉致認定を求める行政訴訟というのを起こさせて頂きました。

これは、古川了子を救出する手段の一つなのです。行政訴訟で拉致認定をしていただいたからといって、本人がすぐ帰ってくるわけではないのです。

政府に拉致被害者として、相手方との交渉、そして救出という行動に写って頂きたい、その一つのプロセスでしかないのです。

拉致認定をされてから、それからも、どんなに大切かはこの家族会の皆さんのお話を聞いても十分私にもわかります。大変道の厳しいこともよく解ります。しかし今本当にに本人を救出しないと。。本当に時間がないのです。(声が震える)

私の母も89才になろうとしています。古川了子本人は今年の1月に、50才になりました。しかし、豊かな日本で50才とかの厳しいと伺っている国での50才とでは同じでしょうか?
32年という妹の不在は本当に長いです。

命は誰も同じだと思います。(ここまで、担当:金木犀)

(ここからぴろんさんのテキスト)

先ほど鳩山先生からお話しがありましたように、何よりも命を救っていただきたい。
一刻も早く命を救っていただきたい。
たくさんの日本人を救っていただきたい。
それには日本国の代表である小泉総理に毅然たる態度といっても、それよりももっと決断をしていただきたいのです。(大きな拍手)

経済制裁も含めあらゆる可能な限りの救出に向けた決断をぜひぜひお願いしたいと思っております。
それには皆さんの支援するお力が何よりの力になると思います。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。(拍手)

竹下珠路さん
※司会 櫻井よしこ氏
ありがとうございました。
皆の心をひとつに合わせてこの問題にぶつかっていくしかありません。
この声は日本だけではありません。
アメリカでも力強く北朝鮮人権法と言うものが出来ました。
そのアメリカの北朝鮮に対する人権法の中に、日本人の拉致被害者・韓国人の拉致被害者の無条件即時の原状回復というものをうたった条文がございます。
これを人権法案に入れるために尽力をしてくださったスザンヌ・ショルティーさんからのメッセージがございます。
島田先生にお願いいたします。(拍手)

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4.24日比谷集会(11)島田洋一氏

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
スザンヌ・ショルティー 米国「北朝鮮自由連合」副委員長のメッセージ
             ~代読 島田洋一氏~



スザンヌ・ショルティーさんはこの2月の東京の国際集会にも来日してくださいまして、今櫻井さんの方から話がありましたように、昨年アメリカで成立した北朝鮮人権法の民間側の立役者であります。それではこの大会に寄せたショルティーさんのメッセージ、翻訳したものを読み上げます。

「ワシントンより東京の集会に寄せて

私は北朝鮮に直ちに経済制裁を発動するよう求める皆様の呼びかけに支持を表明します。(拍手)金正日を相手に拉致問題を解決するに当たり、日本の皆様は忍耐強すぎたのではないか?とさえ私は思っています。(拍手)
愛する我が子やきょうだいが今どのような状態にあるかを知ることも出来ず、苦痛にさいなまれているご家族の心情を平気で逆撫でするような北朝鮮の行為は言語道断であり、世界中の良識ある人々に対する挑戦でもあります。(拍手 「その通り!」の声)

金正日は人の命も尊厳も顧みず、ただ私腹を肥やし贅沢な生活を続けることのみに汲々としている男です。(拍手 「その通り!」の声)このような男に制裁をかけることは余りに当然のことではないでしょうか?(拍手 「そうだ!」の声)今週私たちはワシントンにおいて北朝鮮自由化週間と銘打って活動を繰り広げる予定です。金正日が自国民のみならず、日本人や韓国人に対して行った恐るべき残虐行為の数々を明るみに出し、北朝鮮に住む人々の自由と人権の獲得に向け行動いたします。

例えば火曜日26日は日本人拉致問題の展示を含む北朝鮮ジェノサイド展・大虐殺展の開催式を繰り広げます。増元照明さん・島田洋一さんがワシントンを訪れ、数々のイベントに参加してくださることを大変光栄に思っています。

拉致被害者救出の為に日々休むことなく活動している皆さんに心から敬意を表し、北朝鮮に住む人の人権・自由の為に皆様と隊列を組んで戦えることを大変光栄に思っている旨、ここに述べさせてください。全ての人が故郷に戻れる日まで共に戦いましょう。

北朝鮮自由連合 North Korea Freedom Traditional(ノース コリア フリーダム トラディショナル)代表

スザンヌ・ショルティー」
(拍手)

今ショルティーさんのメッセージにも言及されていましたけれども、明日から増元照明家族会事務局長と私島田洋一とでワシントンに行ってまいります。北朝鮮政策を担当するアメリカの政府各部署の要人等とも意見交換してくる予定ですが。その他例えば28日木曜日正午から、アメリカや韓国の有志と共にですね。

アメリカ中国大使館の前で「脱北者強制送還に抗議する集会・デモ」に参加してまいります。(拍手)
これは北朝鮮だけでなく、中国にも圧力をかけなければ人権をはじめとする北朝鮮問題は解決できないと言う認識の上での行動であります。(拍手)

我々は文明人の端くれですから、石を投げたり卵を投げたりアホなことはいたしません。だいたい卵は食べるもんであって、投げるもんじゃないと。(拍手 「その通り!」の声)これは幼稚園レベルどころか、子供が2~3歳の段階で教え込まなければならないことであります。(拍手 「その通り!」の声)ところが子供たちが見ている前で大人が食べ物を粗末にしてヘラヘラ笑いながら卵を投げつける。当たってぐしゃっと崩れたと言っては歓声をあげる。だから中国の教育は根本的に駄目なんです。(拍手 「そうだ!」の声)

中国政府が捕まえては送還している脱北者の中には拉致被害者に関して重要情報を持つ人、あるいは拉致被害者の家族、あるいは拉致被害者本人まで含まれる可能性があります。

中国政府は陰に陽に金正日政権を支えております。中国政府というのは明らかに拉致問題解決を妨害し続けている存在であります。(拍手 「そうだ!」の声)

この中国大使館前における抗議活動では、まず脱北難民を強制送還し続ける中国には、オリンピックを開催する資格はないということです。(拍手 「その通り!」の声)

アメリカの議会ではすでにそういう法案が有志議員によって作られてもおりますけど、日本でも作っていただいたらいかがでしょうか。(拍手 「その通り!」の声)公開競技として難民狩りを実施するというなら北京が会場として相応しいでしょうけども。(拍手)そして間違いなく中国チームが優勝するでしょうが。(笑い声)常識的に考えて、北京はオリンピック開催資格を持たないと思います。(拍手)

なお中国は日本は国連常任理事国になる資格は無いと言っておりますけども、中国に常任理事国の資格があるのなら、世界のたいていの国には資格があると思います。(拍手 「その通り!」の声)

ショルティーさんもこの2月の東京での集会でも大変力強いスピーチをしてくれたんですけど、日本に来て拉致議連の先生方と活発な意見交換をし、また熱気のこもった集会に自ら参加してですね。自身も多いに勇気付けられたということを言っております。日米の有志が核となってですね。さらに運動を強めていくなら、必ず金正日体制を潰せると。この確信を得たと言っております。

明日からのワシントン訪問を通じて日米の一層の連帯を深めてきたいと思っておりますので、色々バックアップの方をよろしくお願いします。(拍手)




ろぐさんの全訳はこちらで

※司会 櫻井よしこ氏

島田先生ありがとうございました。
島田先生のお話に関連した私の取材による関連したお話をご披露したいと思います。
この前韓国に取材に行ってきましたときに脱北者のカン・チョルさんにお会いしてきました。
カン・チョルさんの仰るにはですね。
金正日政権は盧武鉉政権と何とかうまく提携して韓国を北朝鮮のようにしたいと思っている。
そして、中国のバックアップを得たいと思っている。
だから北朝鮮の政権は親韓国・親中国ではあるけれども、北朝鮮の国民はもっと国際情勢をきちんと見ていると言うんですね。

北朝鮮の国民はどこの国が一番嫌いかといえば、中国が一番嫌いであると。
なぜならば、命からがら国境を越えて中国に逃げていった人々を捕らえては送り返す、捕らえては送り返す。
送り返された人々がどのような辛い目に遭うかということを知っていながら、中国政府は命からがら逃げていった北朝鮮の人々を捕まえては送り返す。
だから、北朝鮮の人民は中国政府が嫌いだと言っておりました。(拍手)
そして彼らが本当に頼りにしているのはアメリカと日本の人権を重んじる人々である。(拍手)
アメリカの北朝鮮人権法のことは口コミで多くの北朝鮮の人々がすでに知ってるそうです。
そして日本人の拉致問題救出の努力も含めて、日本人は非常に悪い国民だというふうに教えられているけれども、実際はそうではないんじゃないか?という事に彼らは気付いてる。

だから皆さん。
北朝鮮のあの圧制の元で今も苦しんでいる2000万の北朝鮮の国民のためにも、私たちは頑張りましょう!
私たち日本人が信じてやって来たことは中国政府がなんと言おうと、韓国政府がなんと言おうと、北朝鮮政府がなんと言おうと、その国に住む良識ある人々には分かっていると信じましょう。(拍手)
だからもっともっと自信を持って、この拉致問題の解決の為に小泉さんに突きつけていきましょう。
勇気を持て!
経済制裁をする勇気を持って欲しいということを、もっともっと言っていきたいと思います。

ここで私たちの趣旨に賛成して集まって来た人がなんと4000人に達したことをご報告いたします。
この会場に立っている方を含めて2500人。
第二会場には1500人の人が詰め掛けてくださいました。
ありがとうございました。

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4.24日比谷集会(12)地村・浜本家メッセージ

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
司会櫻井さん

さて北朝鮮から戻ってきた5人の大人たち。その大人たち、今日本で一生懸命に今失われた時を取り戻そうと頑張っております。地村保志さん・富貴江さんからのメッセージがございます。地村さんのお父様からご紹介をしていただきたいと思います。(拍手)

地村保志さん・富貴恵さんからのメッセージ紹介 
        ~代読 地村保さん)~



皆さん、こんにちは。(拍手)私、福井から参りました地村でございます。(拍手)
皆さんのおかげで、また皆さんの世論で政府が動き拉致された5人が、また家族が帰国できましたことはひとえに皆様のご協力と世論のおかげと思っております。本当にありがとうございました。(拍手)

帰りました息子たち、また孫も大変現在では日本に馴染みまして、進学も出来また就職も出来まして本当に私としてはホッとしているような次第でございますが。まだまだ10人の不明確の人、特定失踪者の人、大勢おります。

私の県でも私以外にも特定失踪者の人が3人もおります。その特定失踪者の解明のため、また10人の不明確の人も、北朝鮮の全面解決まで。

私どものは家へ帰りましたけれども、拉致問題の全面解決に、私はこれは宿命やと思って皆さんと頑張るつもりでございます。(拍手)おかげで帰りました息子たちのメッセージを預かってきましたので、代読させていただきます。国民大集会へのメッセージとして、代弁します。

「本日、小泉総理の決断を求める国民大集会の開催にあたり、ここにお集まりの皆さんをはじめ多くの国民の皆様のご支援により、私たち家族が帰国できましたこと、改めて感謝いたします。
思い起こしますと、昭和53年7月、私たち夫婦は北朝鮮に拉致されて以来、紆余曲折の人生を強いられてきましたが、世論の後押しとして日本政府のご協力により、平成14年10月24年ぶりに夢にも見た祖国へ帰国を果たすことがでいました。

また離れ離れになっていた子供たちも昨年の5月無事再会でき、日本で共に暮らせるようになりました。
これもひとえに皆様のご支援のおかげと心から感謝しております。

帰国後私たち夫婦は多くの国民、地元の皆様のご支援ご協力の下、国の政策に支えられ、いち早く社会復帰が出来、子供たちも日本に順調に慣れ、この4月から就職・進学が決まったことにより将来の生活に道筋が見えてまいりましたので、本年の3月、国に対して永住帰国の意思の決定を伝えたところでございます。(拍手)
今日まで私たち家族にも寄せられた公私に関わる数々のご支援、心温まる激励の品々、署名のご協力に改めて感謝申し上げます。

幸い私たち家族は帰国することが出来、心の安堵を取り戻すことは出来ましたが、反面日朝交渉に進展が見られず、拉致被害者の帰国を待ちわびる10人の不明者や特定失踪者の家族の気持ちを察すると、心が痛みます。

日本政府におかれましては、最善の努力を払われ、交渉に臨んでいただきたいと存じますが、拉致問題の早期解決に向け国民世論が更に盛り上がるように全国の国民に改めてご支援ご協力をお願い申し上げます。

私たち家族も自立する上でまだまだ多難な問題を抱えておりますが、拉致問題を風化させることなく早期解決を実現するため、これまでも出来る限りの協力はしてきたつもりでありますし、今後も努力してまいる覚悟でございます。この場をお借りして皆さんの暖かいご理解・ご支援をお願い申し上げます。

平成17年4月24日
地村保志・地村富貴恵」

以上です。(拍手)
皆さんのおかげで私たち孫まで帰していただいきましたことは、本当に皆さんのおかげと改めて御礼を申し上げます。どうも本日はありがとうございます。

浜本雄幸さん 挨拶


(拍手)
皆さんこんにちは。(「こんにちは」の声) 私、浜本です。浜本富貴恵、地村富貴恵の兄です。
皆さんに大変なご心配をかけ、大変な皆さんご支援を受けて、24年ぶりに帰ってくることが出来ました。
本当にどうもありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

今地村夫妻からもメッセージがございましたが、非常に皆さんに感謝いたしております。日本へ帰って良かった。子供たちもまぁ来月で丸1年になるんですけども、日本語ちょっと心配しておったんですけれども、やはり1年経てば非常に日本語上手になりました。会話も出来るようになりました。非常に喜んでおります。

日本って素晴らしい国だ。これはもうまず、食料の心配が要らない。(笑い声)ね、今日は暖かい。マイナス20度という厳寒の中を生活することを思えば、日本なんて寒いと言うような国ではない。(笑い声)
こんな良い国はない。周囲の皆さんも親切だし思いやりがあって、非常に私たちを温かく見守ってくれる。
こんなありがたい国はない。あぁこれは日本へ帰って来て良かった。毎日が楽しい、と言うことで非常に喜んでおります。

本当にあぁ帰ってよかったなぁ、これも私強硬な意見で「北朝鮮に絶対帰さんぞ!」と非常に強硬な意見を吐き続けて来ておったわけでございましたけども。何を言うか知れない、また北朝鮮へ帰りたいと言うかと思って大分心配しておりましたけどもそれはなくなりましたので。(笑い声)だけどもこれから先はまだまだ問題がございます。どうぞ皆さん温かい目で見守ってやって欲しいとお願いをいたします。(拍手)

ところで拉致問題でございますけども、遺骨の問題で悶着起こしておりますけども、こういうことで悶着をしておる。これは拉致、(舞台横で時間ですの合図 笑い声)帰せと、本人を帰せという一本の方針でやれば問題はないんじゃないかと。原状回復!日本人を帰せ!これ一本でやっていただきたいと思います。(拍手)

※司会 櫻井よしこ氏 
溢れる思い、ありがとうございます。
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4.24日比谷集会(13)蓮池家メッセージ

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
司会櫻井さん
さて蓮池薫さん・祐木子さんからもメッセージを頂いております。
お兄様の蓮池透さんからお願いをいたします。(拍手)

蓮池薫さん・祐木子さんからのメッセージ紹介 
       ~代読 蓮池透さん~



蓮池薫と祐木子の兄の蓮池透でございます。
本日はせっかくのお休みの中、こんなにたくさんの方が足を運んで下さり本当にありがとうございます。(拍手)同じ時間同じ場所でこれだけ多くの皆さんと強い気持ちを共有できると言うことは、きっと我々の熱い思いが政府・小泉総理に届くものと確信しております。(拍手)弟夫婦からメッセージを預かっておりますので、代読させていただきます。ちょっと時間が押してるようなので急ぎます。(笑い声)

「今から1年前の5月22日子供たちが帰国をし、私たち家族は再びひとつになることが出来ました。そして現在色々困難はありますが、子供たちを含め一歩一歩自立に向けて進んでいます。これはひとえに国民の皆様のご支援の賜物と心から感謝しております。本当にありがとうございます。

私たちはこのように家族が揃って前進できるようになりました。しかし一方で他の拉致被害者の皆さんは、まだ帰国出来ないばかりか北朝鮮の不誠実な対応で一向に解決の道すら見えてまいりません。被害者のご家族が高齢になられる中、拉致被害者の皆さんの早期帰国実現のため、私たちは今の自分たちに出来る限りのことは全てやってまいりましたし、これからもやっていくつもりです。

何よりも私たちは拉致被害者のご家族の皆様と、政府の関係機関に私たちが持っている情報を提供いたしましたし、これからも要請に応じて積極的に提供することでその情報に基づいてご家族や政府はこの運動を盛り上げて、北朝鮮に対する強い外交を繰り広げていただきたいと切に望んでおります。

拉致問題を解決し、被害者の皆さんの一日も早い帰国を実現するためには、これからも国民の皆様のご支援とご協力が何より必要と考えています。何卒これからも拉致問題が風化することなどないよう、よろしくお願いいたします。

平成17年4月24日
蓮池薫・祐木子」

どうもありがとうございました。(拍手)

※司会 櫻井よしこ氏
 蓮池さんありがとうございました。
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