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拉致の解決を願って
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4.24日比谷集会(23)パネルディスカッション 7

2005-04-24 | 国民大集会7(2005/4/24)
『未帰還者家族によるパネルディスカッション 7』

「横田拓也さん(横田めぐみさん弟)のお話」
「寺越昭男さん(寺越昭二さん長男・寺越武志さん従兄弟)のお話」
「横田早紀江さん(横田めぐみさん母)のお話」
「横田滋さん(横田めぐみさん父)のお話」

 
※司会 西岡力氏
時間も押してますので一家族一人づつ、家族の人たちに今声をかけてあげるとすればしたら何を言いたいのか?
と言うことを言っていただきたいと思いますが。
ちょっと先ほど楽屋で打ち合わせありまして、横田拓也さんから一言皆さんに訴えたいことがあると仰ったので、そのことをしてもらってから一家族一言ずつお願いします。

横田拓也さん(横田めぐみさん弟)

誠に勝手を申し上げて申し訳ございません。実はですね、私どもの所に複数のルートからですね。
同じような情報がありまして。私ども家族としてはとても心配、そして懸念をしておりますので。
皆様にお話しを申し上げますと共に、そういう不穏な動きをどうか私たち国民の意思として力を持って阻止していただけますようにと思いまして、勝手ながらお時間いただいた次第でございます。

実は前からこの拉致問題のシンボル的な横田家の切り崩しのために、いろんな画策・工作があったわけであります。
代表的な最近の事例で言うと偽遺骨の問題があったわけであります。
ここに来まして、またと言うことなんですが。
めぐみの子供の、キム・へギョンさんを訪日をさせてはどうか?と言うことがですね。
どうも首相官邸の周辺でですね。
計画・画策されていると言ったような情報を、複数のルートから私共は聞いています。

まぁ父は、親に対してこういう言い方は失礼だと思うんですが。
情の世界で大変優しいといいますか、悪い言葉使うともろい人間でありますから。(笑い声)
孫に会いたいのは父ならずとも親としては当然なんです。
ここをまたですね。
偽遺骨の次に狙って来ている話であります。

私たちは支援室、当時の支援室・小熊室長を経由して日本政府に対して。
へギョンちゃんを、家族分断をする形で訪日要請をして欲しくないと、これまでも訴えております。(拍手 )
私たちが求めているのはめぐみをはじめとする家族帯同・全員の帰国をお願いしてるわけですが。(大きな拍手 「そうだ!」などの声)
優しい父には申し訳ありませんけども、本当にですね、ここは日本政府も安易な妥協をせずにですね。
全員の帰国を強く求めていくような強い姿勢でいっていただきたいと思います。(大きな拍手)
皆さんお願いいたします。(大きな拍手)

※司会 西岡力氏
それでは今度は寺越さんの方からですね。
まぁ、もう天国にいらっしゃてると思いますが、お父さんに一言ということで何かお願いします。
それからずっとご家族ひとりずつ、今北朝鮮で待ってるご家族に一言ずつ訴えてください。

☆寺越昭雄さん(寺越昭二さんの長男・寺越武志さんの従兄弟)

あの、今私たちは本当に特別な感じになってしまったなぁと思ってるんですけども。
他の皆さんのご家族は被害者を取り戻す、そして家族を取り戻す。
それで解決すると思うんですけども。
私たちにとって、解決とは一体なんなのだろうか?
父親は死んでいない。
母親は病死。
そして従兄弟の武志は、42年間経って子供・孫が出来て、北朝鮮に根を張ってもうどうすることも出来ない。
被害者を、私らは家族を帰せと声を大にして言えないんですね。

そんな中で私たちにとっての解決ちゅうのはいったいなんなのか?と。
で、最終的には私たち考えてるんですけど。
武志の安全の保証とか、自由の保障とか、生活の保証とか。
そして外雄叔父さんの家族の保障。
そして私たちにとってはやっぱり金正日の謝罪が一番の解決じゃないか?と思ってるんです。(大きな拍手)
そのことを私は父親、そして母親に報告するまでは、やはり頑張って行きたいと思っています。
よろしくお願いします。(拍手)

横田早紀江さん(横田めぐみさん母)


めぐみの性格は本当に明るくて元気で声が大きくて。
いつも大きすぎるほどの声で家の中で歌を歌っているような明るい子でしたので。
考えられないようなことが起きて、向こうで気が狂いそうな、始めのうちは大変なことだったと思いますけども。
その中で歯を食いしばりながら、結婚してそしてあんなに元気なへギョンちゃんというような考えられないような成長した女の子が出てきて、もうびっくりいたしましたけども。

あのような女の子に恵まれて、そしてこの間の写真のように成長したあのような姿を見ますと、何とか一生懸命に日本に帰れるまで頑張ろう、一生懸命に生きようって。
拓也と哲也がどんなに大きくなっているだろうなって。
お母さんとお父さんずい分歳をとっただろうな、といろんなことを思いながら。
それでも明るく元気で周囲と楽しく、何とか楽しく過ごしていこうと思って過ごしているだろうと、私は信じているんです。
絶対にそんなようなことを信じ続けて、取り返してあげたいと思ってますので、どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

横田滋さん(横田めぐみさんの父)

もし一言声が届くんであれば、「もう少しでへギョンさん連れて日本で会えるから、健康に気をつけて」と声をかけたいです。(拍手)

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