平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

戦場のメリークリスマス

2009年06月09日 16時11分16秒 | 映画・ドラマ・アニメ
昨日の夜は、Gyaoで「戦場のメリークリスマス」を見た。
当時、カンヌで大絶賛だった大島渚監督の映画だ。
自分は12歳くらいで、映画には興味も無かった頃だがタイトルだけは、知っていた。ひょうきん族を見ていたので、たけしが出た映画くらいに認識だったのかな。

あらすじは、日本統治下にあるジャワ島レバクセンバタの日本軍俘虜収容所に、朝鮮人軍属カネモトがオランダの男性兵デ・ヨンを犯す事件が発生する。日本語を解する俘虜、英軍中佐ロレンスは、粗暴ながら奇妙な友情で結ばれていくハラ軍曹とその処理に当たらされる。
一方、ハラの上司で所長の陸軍大尉ヨノイは、歴戦の勇士で俘虜の英国陸軍少佐ジャック・セリアズを預かる事になり、その反抗的な態度に悩まされながら、魅せられてゆく。同時にカネモト(朝鮮人軍属)とデ・ヨンの事件処理と俘虜達の情報を巡り、プライドに拘る英軍大佐の俘虜長ヒックスリと衝突する。斯くして様々な思惑を含む収容所内は、それぞれの感情が激しく凌ぎ合い始める。人物背景に東洋と西洋の宗教観、道徳観、組織論の違いを絡める中、各人それぞれに運命から届けられたXmasの贈り物が、終局に待ち受けていた……。

いや~、いい映画です。当時見ても12歳じゃ理解できなかったと思われるが。
当たり前だが、みんな若いね。たけし、坂本龍一、デビッド・ボウイ、内田裕也と、なんとまぁ贅沢なキャストである。
日本文化と西洋文化。それぞれの思想や宗教観。それが戦場の中の捕虜収容所という異常な精神状態の中でぶつかりあう。捕らえている日本軍のほうに狂気が見え、囚われている捕虜達のほうが冷静で理論的だったりする。
たけし演じるハラは、いい味だしているね。坂本龍一は、なんでメイクしてるのかな??彼が演じてメイクすると同じに見える。ラストエンペラーの時も被っちゃう。
邦画らしくない邦画で、20年以上前にこんな映画が作られていることに驚き。
ここから、北野武監督と映画音楽家・坂本龍一が始まったってことでしょうかね。


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