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味いちもんめ

2013-05-12 09:00:59 | ドラマ
まず言いたいのは、世にも奇妙な物語と被らせんじゃねーよってこと。

日曜日に放送でいいじゃんよ…。と思ったのは自分だけではないはず。

見たいものをかぶらせないでほしいよね!全く。


で、内容を見た感想ですけど…。


まずは、ダメ出しからやろうか







以下ネタバレを含みますのでご注意ください。






1.いくらなんでもふざけすぎ
前回のSPはおふざけとシリアスのバランスが取れてたんだけど、
今回はちょっとおふざけが過ぎたんじゃ?と思ったのは自分だけかな。
父親の死を描いてたんだから、もうちょっとシリアスでも良かったんじゃないかなあ。
特に、剛くんが出てきた番宣のくだりは、
良いな~と思う反面、どうなんかなこれと思ったりもしたよ。

2.つめこみすぎ
1でもちょっと触れたけど、父親の死ってのが最大のラストだったからか、
要くん演じる中津川の存在がちょっと都合よく扱われすぎだったかなあと思う。

また、風邪もいつまで引いてんねん!!とも思ったし。
で、つめこみすぎのわりには中だるみもしてたんだよね。
2時間でまとめればよかったのかもしれない。

伊橋がなぜ藤村をやめて花板になりたいと思ったのか、
父親に自分の立派な姿を見せたかったから、というのを、
もっと分かりやすく描いてほしかったかな。


次に良いところ。

やはり、20年分の映像があるっていうのはいい。
再現映像を撮影しなくても、回想場面で昔の映像をちゃんと流せるからね。
約20年たっても、出演者の方々が今も現役で活躍されてるっていうのは
とてもすごい事だと思うし、幸運だとも思います。

今回は、ちょっと回想場面に頼りすぎか?とも思ったけど、
やはり大黒摩季さんのら・ら・らが流れると無条件で泣きそうになりますね
ずるいよね、あれは

ラストのエンドロール(つーのかな、あれは)で、昔の伊橋の映像と、
出演者たちが楽しそうにカチンコをもって並ぶ姿は、すごく良かったな。

特に、父親役を演じた北村総一朗さん、兄貴役を演じた勝村政信さんと
伊橋役を演じた中居くんが笑顔で並んでる姿は、なぜか涙が出たよ。


まあそれだけに、話を盛り上げるために父親を死なせた、
みたいに自分は思えてしまったのが残念だった。

父親が余命半年だと宣告されてから亡くなるまで、おそらく長い時間はあったはず。
もっと伊橋と父親とのシーンが見たかったし、葬式後伊橋が立ち直るまでの姿も
描くべきだったと思う。

あれじゃ割と早く立ち直りましたー感あるでしょ?
父ちゃんが伊橋への手紙を遺してるとか、そういうのあってもよかった。

せめて今回のSPは、父親が初めて伊橋に面と向かって
認める姿が見たかったなと思いますね。


で、中居くんの演技ですが…。

今井雅之さんが言うように、演技に渋さが出てきたのは分かる。
特に、父親の死に会しての演技はとても良かった。(涙がボトボト出れば完璧だったけど)


まあただ、やっぱり普段がいつもの中居くんって感じでね
ヤンキーっぽ過ぎるし。
伊橋って覚醒するまでのおちゃらけ部分が可愛くもあるんだけど、
ちょっとイラッともするんですよね。

そろそろ所帯を持って落ち着くのもいいと思うなあ。

あ、伊橋のことです。
まあ中の人が落ち着くのも賛成ですが…。


続編に関しては、もうちょっと脚本を練ってくれるなら賛成。
ただ、今回のような中途半端な内容ならあまり良いとは思えない。

だって、親方や女将さん、同僚たちを安易に病気にしたり、
亡くならせたりすると思うと嫌だもん。


なので、もし次回があるのなら、貫地谷しほりさん演じる真由美ちゃんと
付き合うなり結婚するなりの流れが見たいかなと思います。

とはいえ、稔持さんや樹木希林さん、内藤剛志さん、柳沢慎吾さん、志村東吾さん、
岡江久美子さん、布施博さん、今井雅之さん、野際陽子さんたちとのこれまでの共演は
中居くんにとっても宝です。
番宣で楽しそうに話してる姿を見て、つくづく良いドラマに関われたんだなと思いますし…。
あ、もちろん山本裕典くんや貫地谷しほりさんとも楽しそうにしてるのも見ていて楽しい。


ナニワ金融道は、社長を演じる緒形拳さんがお亡くなりになってしまったので、続編は難しい。
それだけに、味いちもんめは長く続けばいいなと思っています。


田中りっちゃんや、フックンや、辰巳啄郎さんも出してほしいなと思ったり…(ボソッ)


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