いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

製パン王キム・タック 第24話

2011年08月20日 | 製パン王キム・タック
パルボンBでは先生の葬儀がしめやかに行われていた。
営業停止や心無いうわさのせいで弔問客も少ない中、
マジュンが弔問に現れる。
「テジョや、よく来たな」
パルボンの呼びかけを心に聞くマジュン。
出棺の準備をしていると、たくさんの職人たちが製パン服で現れる。
先生の真心は、多くの人々に伝わっていた。

醗酵日誌に挟まれていた、マジュンへの手紙。
タックに残された、掛け軸。
そこにはパルボンからの最後の課題が記されていた。
「この世でもっとも幸福なパン」
別々の場所で、それぞれに師を思いながら
号泣するふたり。

パルボンBへの工作をめぐり、
会長から辞任を求められていたハン室長は、
与えられた1週間の猶予をフルに使い、
理事たちへの根回しを進めていた。
ジングはタックのため、店のために会長のもとで
再び裏の仕事をすることを決める。

政略結婚をすすめるインスクと
激しく言い争うマジュン。
マジュンは、過去、母の落としたブレスレットを手に取った。
スピード違反で拘束されたマジュンを迎えにいったユギョン。
どうしたら幸せになれるのか、と問うマジュンに
自分たちは幸せを望んでよい人間ではない、と答える。
ふたりの目的を再確認したマジュンは、ブレスレットを
ユギョンに手渡した。

タックの母ミスンは、復讐をするため、イルチュンを呼び出す。
ミスンに復讐をやめ、許して欲しいと請うイルチュン。
タックが受けた仕打ちを許せないというミスンは、彼を
残したまま店を出る。
後をつけてきたインスクは、ミスンを追い山の中へ。
そこは14年前、自分が落ちた崖の上だった。
悪縁をここで終わらせようと、インスクを道連れに
死のうとするミスンを、追ってきた会長が止める。
当時ミスンを追い詰めたのは、自分だと告白し、
タックが元気でいることを告げて。
直後、突然倒れるイルチュン。
脳出血による昏睡。激しく後悔するミスン。

もしもの事態を想定し、会長の株券を探すハン室長。
しかし、交通事故の後、不測の事態を予想していた会長は
顧問弁護士を通じ、株券と委任状をタックに残していた。
会長の息子として、コソンに入る決心をしたタックは、
ソウルの会長宅へ単身おもむいた。

(つづく)

このブログは、自分の忘備録として残そうと思っているので、
一応後から読んで思い出せるようにあらすじを書いています。
細かい部分は感想として書いたりして、はぶいている時も
あるのですが、こ、今回は長い!
なんかはぶけるところが少ないというか、
どんどん状況が動いていくターニングポイントの回なのかなー。

毎回カットに怒ったりしてますが、正直編集者はすごい。
物語を破綻させることなく、視聴者の感情をミスリードすることなく
60分を45分に縮めるのは至難のわざっすよ。
(そりゃないだろう!と思うところもあるけど)

会長、倒れちゃったけど、馬鹿じゃなくてよかった。
タックオンマの復讐計画については十分わかってたね。
「愛はないけど守るべき妻と子どもたち」とか言ったのは
前回の奥様の告白に対する答えだね。
奥様が「あなたを失うのが怖いの!」と決死の告白を
したのにこの返答とは冷酷非道だが。
そのかわり、今や愛する男より息子を選んだミスンに
お店に置いてけぼりだもの、自業自得か。

オンマがタックのことわかってよかったなぁ。
あんだけコソンについて謀略をかましていたのに、
タックの動向をつかめていなかったとは、
ドクターユンがダメすぎる。
タックオンマ、復讐の心を反省してたけど、このままだと
タックの居場所もわからない……みたいに言ってて
ほんとに反省しているのか、微妙な気がしました。

マジュンは、マジュンはがんばったけど
やっぱりダメなやつ……。



自分ばっかり傷ついてます、みたいなのやめてよね。
ユギョンもそういうだメンズに同情してはダメー!
いつも耐えてるキム・タックがどんなにいい男か思い出して……。
最初からユギョンはマジュンに惹かれているトコがあるよね。
なぜにタックの真心は通じず、マジュンの傷心に惹かれるのかな。
俗にいう、共依存みたいなものなのかな。

回りだす運命の糸車……みたいな回だったけど、
私は不純に喪服のタックに見ほれてしまいました。



スーツ姿初めて見たからかなー。
パルボン先生のお棺が意外に細っこいのにも驚きました。
先生大きかったんだから、もう少し大きいのでもいいのに。
大将の喪主姿もちょっと不思議だった。
ハルモニの葬儀の時の会長はすごかったけどね。
ミスンやミスンオンマは白いチマチョゴリだったね。
んで、マジュンのお部屋に「アメリカのレストラン」の本があったり、
タックのお部屋に「大好き!パスタ」って本があったり、
もう4、5回見るとくだらないとこまで目が行きますぜ。

あと、ク・マジュン。泣き顔が子役の泣き顔にそっくりです。
泣いちゃうとふたりが重なって見える。
まぁ、まだ子どもみたいなもんだもんね。
はやく、人に与える喜びを知ってほしいですよ。
それが「もっともしあわせなパン」につながる
ヒントなんじゃないかなーと、一視聴者は思うのであった。



悲しむミスンや、みんなのために作ったパン、よかったよね。




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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
マジュン… (しーま)
2016-07-28 21:32:16
先生の気持ちがやっと届いたのかな?
だったらいいのに…

どうしたら幸せになれる?
って、あのね、
自分のことばかり考えることをやめたら
どうしたら、幸せになれるか
きっとわかるようになるよ…

ユギョンが、マジュンに傾いていくの、
わかるような気がします。

タックは、なんだかんだ言って
辛い12年を過ごしてさえ
やっぱり、明るくて、優しくて、まっすぐなところは変わってない。
自分がいなくても、周りに愛され、助けられ、支えられる。
だけど、マジュンは…
マジュンが心を許すことができるのは自分だけ…
そして、恨みつらみを忘れられない自分にとって、タックはまぶしすぎる…
だから、マジュンに傾いてしまうのね…(涙)

ついつい、マジュンについて語ってしまう私も、ユギョンの気持ちわかるーw


タックは、大丈夫だと思えるんですよね。
それはミスンにも言えることで、
愛されて育って来たんだなぁ、としみじみと思います。


そして、マジュンとユギョンは…(涙)
やっぱり共依存なのかもしれません。
もう、大人なんだから、
自分で子供の頃の自分をよく頑張ったね、って言ってあげればいいのに…
そしたら、幸せになれるのに…

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